明後日の17日に、「中部新国際空港」が開業します。
おそらく、東海地域以外に住んでいる方にとっては「はぁ~?」と言う程度のことだと思います。
実は、この「中部新国際空港」(愛称:セントレア)は、「日本初民間経営国際空港」なのです。
今、郵便事業の民営化など世間は「民営化」流行ですが、それを先取ったカタチでの経営となります。
この中部新国際空港の経営の中心となっているのは、トヨタ自動車です。
主な経営陣は、トヨタ自動車出身者です。
もちろん、名古屋の経済界の中心となる企業からも派遣されています。
しかし、どうして官型にしなかったのでしょうか?
この中部新国際空港の構想が発表された時、現在の名古屋空港は拡張・拡充を予定がされ、既に予算組みまでされていました。
実際、1998年には拡張工事をし終えています。
むしろ「どうして、この時期に新しい空港が必要なのか?」「税金の無駄遣いではないか?」という声も多くありました。
それを、無理押ししても新国際空港の必要性の理由がなかったのです。
その時「愛知万博(愛・地球博)」の開催が決まり、アクセスの充実の必要性ということだけがその理由となりました。
この「愛知万博」もトヨタ自動車と言う、企業のバックアップがあって開催にこぎつけることができた、と言われています。
事実、愛知万博のことを「トヨタ博覧会」、中部新国際空港のことを「トヨタ空港」と揶揄する人も少なくありません。
愛知万博のメイン会場は瀬戸市ですが、「日本館」や「トトロの家」等は、豊田市に近い長久手会場となっていると思いました。
中部新国際空港も、豊田市に近くアクセスも充実することになりました。
こうやって見ると、「名古屋が元気」と言ってもトヨタ自動車と言う企業が元気で、その元気な企業に地域の経済界が乗っかっていると言うことがよく分かります。
これを「元気」と言っていいのでしょうか?
もうひとつ、「愛知万博」が終わったあとは一体どうなるのでしょうか?
その後の都市計画が、市民には見えていないのが本当の姿なのです。
現在の名古屋空港は、今後「県営空港」となります。
採算が取れるのか、分かりません。
「税金」で、それを運営することになります。
中部新国際空港の開業は、おめでたいことかも知れませんが、県民にとっては、思わぬ税負担となることになることも忘れたくないですね。
おそらく、東海地域以外に住んでいる方にとっては「はぁ~?」と言う程度のことだと思います。
実は、この「中部新国際空港」(愛称:セントレア)は、「日本初民間経営国際空港」なのです。
今、郵便事業の民営化など世間は「民営化」流行ですが、それを先取ったカタチでの経営となります。
この中部新国際空港の経営の中心となっているのは、トヨタ自動車です。
主な経営陣は、トヨタ自動車出身者です。
もちろん、名古屋の経済界の中心となる企業からも派遣されています。
しかし、どうして官型にしなかったのでしょうか?
この中部新国際空港の構想が発表された時、現在の名古屋空港は拡張・拡充を予定がされ、既に予算組みまでされていました。
実際、1998年には拡張工事をし終えています。
むしろ「どうして、この時期に新しい空港が必要なのか?」「税金の無駄遣いではないか?」という声も多くありました。
それを、無理押ししても新国際空港の必要性の理由がなかったのです。
その時「愛知万博(愛・地球博)」の開催が決まり、アクセスの充実の必要性ということだけがその理由となりました。
この「愛知万博」もトヨタ自動車と言う、企業のバックアップがあって開催にこぎつけることができた、と言われています。
事実、愛知万博のことを「トヨタ博覧会」、中部新国際空港のことを「トヨタ空港」と揶揄する人も少なくありません。
愛知万博のメイン会場は瀬戸市ですが、「日本館」や「トトロの家」等は、豊田市に近い長久手会場となっていると思いました。
中部新国際空港も、豊田市に近くアクセスも充実することになりました。
こうやって見ると、「名古屋が元気」と言ってもトヨタ自動車と言う企業が元気で、その元気な企業に地域の経済界が乗っかっていると言うことがよく分かります。
これを「元気」と言っていいのでしょうか?
もうひとつ、「愛知万博」が終わったあとは一体どうなるのでしょうか?
その後の都市計画が、市民には見えていないのが本当の姿なのです。
現在の名古屋空港は、今後「県営空港」となります。
採算が取れるのか、分かりません。
「税金」で、それを運営することになります。
中部新国際空港の開業は、おめでたいことかも知れませんが、県民にとっては、思わぬ税負担となることになることも忘れたくないですね。