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女性マーケターから見た日々の出来事

スポーツ!スポーツ!!スポーツ

2007-08-22 20:52:50 | スポーツ
今日は、1日中スポーツの話題で持ちきりだ。
まず、甲子園では高校野球の決勝戦。
この夏の高校野球は、目立つ選手は余り見かけなかったように思うのだが、反面プロ顔負け!と言うプレーや逆転につぐ逆転や延長戦、劇的なホームランなどが数多くあったように思う。
それだけ高校野球のレベルが向上したのかも知れないし、これまでのような「話題優先・規定路線ヒーロー」が生まれにくくなってきているのかも知れない。
と言うのも、今回優勝した佐賀北など開幕前には話題になっていなかったように思うのだ。
そんなチームが優勝すると言うのは、どこか心地よい面白さを感じる。

そして、夜にはサッカーの試合が2試合ある。
A代表は、カメルーンと大分で。
北京オリンピック出場を目指すU-22は、日本サッカーの聖地・国立競技場でベトナムと対戦する(している)。
A代表の対戦相手・カメルーンと言えば、旧中津江村を思い出すサッカーファンも少なくはないだろう。
そして、地元開催と言うこともあり旧中津江村からは500人を越す大応援団を送り込み、カメルーン代表を応援すると言うことだ。
5年前の日韓W杯で、キャンプ地に選ばれたことをキッカケに中津江村とカメルーン(サッカー協会)とは、今でも様々な交流があるのだろう。
当時、様々な自治体がキャンプ地の候補として名乗りをあげ、参加国の多くが日本国内でキャンプを張った。
開催前の短期的なキャンプから開催期間中という長期間のキャンプまであったはずなのだが、今でも旧中津江村のように交流を続けている自治体はどれだけあるのだろう?
中津江村では、当時の村長さんだけではなく村民総てがカメルーンの公用語であるフランス語を勉強し、一生懸命に歓迎したという。
その高いホスピタリティーが、今でも深い交流の原点となっているのではないだろうか?
ただ・・・「大人の事情」があったとは思うのだが、何故A代表の国歌斉唱がタレントの山田優さんなのだろう?
あの調子っぱずれな、国歌斉唱で私などは思わずチャンネルを変えてしまったほどだ。
「国歌斉唱」をする人選だけは、いただけないコトが多い。
U-22のほうは、北京オリンピック出場をかけた試合ということもアリ、秋川雅史さんが歌われるようなのだが・・・。

もう一つ、「朝青龍問題」にも触れておきたい。
と言うのも、問題の本質がズレ始めているように感じるからだ。
元々この問題は「疲労骨折」などを理由に夏巡業参加を断ったのに、母国・モンゴルでサッカーに興じていた。と言うことだったはずだ。
プロスポーツの世界で「骨折」をした選手を、所属するチームなり団体が入院もさせず、そのままにしておくと言うことがあるのだろうか?
その点から考えれば、相撲協会や高砂部屋の対応に疑問を感じる。
そして「「骨折」と言いながら、サッカー(モンゴルと言うのは問題ではない)に興じた」と言うことに対しての制裁だったはずなのに、いつのまにか病名や治療、果ては(力士のサイドビジネスは、問題だとは思うが)朝青龍のモンゴルでのビジネスばかりが話題になってしまっている。
これでは問題のすり替えと言うか、問題の本質を見失っているのではないだろうか?
このような「問題のすり替え」や「本質を見失う」と言うことは、企業においても起きることだ。
何らかのトラブル・問題が発生したときこそ、その「本質」を見極め、問題解決に全力を尽くす必要があるのにも関わらず、枝葉末節のことばかり気にして場当たり的な対処をすることの危険性を、今回の「朝青龍問題」から学ぶ必要があるように思う。



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