明日から、「シルバーウィーク」。
有給休暇などを使わなくても、連続5日間のお休みとなる。
来週の木・金と休みを入れれば、9連休という方もいらっしゃるかもしれない。
ゴールデンウィークやお盆休みなどよりも、遠出をされる方が多いという、報道もあるようだ。
となると、気になるのは「交通渋滞」だろう。
明日19日よりも20日のほうが、渋滞するのでは?という予測もあると聞く。
今回だけではないが、連休が続くと遠出をされる方が、多くなる。
しかも、クルマで家族揃って出かける、という方は多いのではないだろうか。
そんな楽しい遠出のはずが、突然のアクシデントに見舞われ、残念な遠出となる可能性が最近増えているらしい。
突然のアクシデントというのは、交通渋滞ではなく「ガソリンスタンドが見つからず、ガス欠」というアクシデントだ。
先日朝日新聞に「『高速道GS空白』83ヵ所 100㎞以上給油できず」という、見出しの記事があった。
朝日新聞:高速道GS空白83ヵ所 100㎞以上給油できず
「ガソリンスタンドの経営難」だけが、ガソリンスタンドの減少ではない、ということらしい。
確かに、国道や県道のような一般道にあるガソリンスタンドは、利用者そのものが減ることで経営が厳しくなる、ということになる。
もちろん経営者の高齢化や、価格競争に耐えきれず辞められる場合も多いだろう。
しかし、高速道路のSAなどでのガソリンスタンドとなると、別の理由があるようだ。
意外に思われるかもしれないが、ハイブリッド車などの普及があるという。
ご存じのように、ハイブリッド車は燃費が良い。
「燃費が良い=給油回数が少ない」ということになる。
そのため、小さなガソリンスタンドしか持っていないSAなどは、辞めてしまうケースがあるようだ。
実際、高速バスを使って帰省する時、休憩するPAに置いてあるNEXCO西日本のフリーペーパーを見ていると、ルートマップに「ガソリンスタンド閉鎖」の案内を見かけるコトがある。
閉鎖しないまでも、営業時間の短縮なども見かける。
今回のシルバーウィークを逃すと、次回のシルバーウィークは2026年。
せっかくの連休、事故なく楽しい連休を過ごすためにも、遠出の準備だけはしっかりて、楽しいシルバーウィークにしてください。
ご参考までに、高速道路のGSマップ(北海道~中日本版)
(西日本版)
いずれもPDFファイルで見るコトができます。