~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第五、 彼岸に至る道の章
17、十六学生の質問結語
師(ブッダ)は、マガダ国のパーサーナカ霊地にとどまっておられたとき、
以上のことを説かれ、(バーヴァリの)門弟である十六人のバラモンに請われ
問われる度ごとに、質問に対して解答をのべた。
もしもこれらの質問の一つ一つの意義を知り、理法を知り、理法にしたがって
実践したならば、老衰と死との彼岸に達するであろう
これらの教えは彼岸に達せしめるものであるから、それ故にこの法門は
「彼岸に至る道」となづけられている。
1124、アジタと、ティッサ・メッテイヤと、プンナカと、メッタグーと、
ドータカと、ウパシーヴァと、ナンダと、またヘーマカと、
1125、トーディヤとカッパとの両人と、賢者なるジャトゥカンニンと、
バドラーヴダと、ウダヤとポーサーラ・バラモンと、聡明なモーガラージャと、
偉大な仙人であるピンギヤと、―――
1126、これらの人々は行いの完成した仙人である目ざめた人(ブッダ)の
もとにやってきて、みごとな質問を発して、ブッダなる最高の人に近づいた。
~ 感謝・合掌 ~