浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「ブッダのことば」より。

2016-08-11 00:51:25 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

※ お写真はモーセの御足を慕っての恩師「長尾弘」先生の旅で
   エジプトからシナイ半島を渡りヨルダンに入ってモーセの終焉の地
   「ネボ山」に建立されているモーセの教会を見学して後、
   カイロ国際空港へバスで移動していた時、バスの車窓より
   ご覧のようなアラビア語がをこの旅に同行されていた学びの
   友のお方のカメラに写りました。
   「何かが出現する」との意味だそうです。
         (不思議写真の一枚です)


       ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


             第一 蛇の章  
         
             十二、 聖者

207、  親しみ慣れることから恐れが生じ、
         家の生活から汚れた塵が生ずる。
         親しみ慣れることもなく家の生活もないならば、
         これが実に聖者のさとりである。

208、  すでに生じた(煩悩の芽を)断ち切って、
         新たに植えることなく、
         現に生ずる(煩悩)を長ぜしめることがないならば、
         この独り歩む人を(聖者)と名付ける。
         かの大仙人は平安の境地を見たのである。

209、  平安の境地、(煩悩の起こる)基礎を考究して、
         そのためを弁え知って、それを愛執する心を長ぜしめないないならば、
         かれは、実に生を滅ぼしつくした終極を見る聖者であり、
         妄想をすてて(迷える者の)部類に赴かない。


           ~ 感謝・合掌 ~



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