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笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

エレ片「コントの人5」の感想

2011年11月23日 | ライブ
3月に行う予定だった
エレキコミック×ラーメンズ片桐仁によるユニット
エレ片のコントライブ「コントの人5」の
振替公演に行ってきました。
全公演終了ということで
感想を書きたいと思います。
ネタばれ付き。
DVDで楽しみたい方は
読まないようにお願いいたします。
あとファン意識が高くて
少々うざいかも。







卑屈の森
 外国の子供風のやついさんと、おしゃれな衣装で出てくる卑屈の森へいざなうトリックスター片桐さん。
 おしゃれ!
 と思ったら、CCDカメラとマイクで会場を巻きこみ、
 ものすごくクダラないオチで
 完全に騙された!
 と心をつかまれました。
 「KKに怒られないか」
 とやついさん。
 「すごいところまできたな」
 片桐さん、格好いい。

オープニング映像

モテボアドックス
 これは!すばらしかった。
 ブレザー学生服の三人組。
 ホワイトボードに女子の写真。そして
 めっちゃかわいい
 かわいい
 ふつう
 にランク分けしてある。
 彼氏ができるとマジックで「×」をする。 
 モテナイ三人組のサークル。
 やつい部長をホワイト、片桐さんをピンク、今立さんをブルーと呼び合い
 鉄の掟を守る三人。
 モテナイあるあるなの?
 面白かったなあ。
 「ひとりでモテたやつには、死を!」
 「今立、死ね!」
 片桐さんの必要以上にセリフに体重乗っている感じとか。
 ブルーの今立さんに彼女ができたのではないかと疑い
 制服のポケットから、ミスドやアフタヌーンティーのポイントカードが出てくる
 というのに、笑いました。
 このふたつ
 たしかに男子学生がひとりではいかないね。
 学生カップルのイメージだよなあ。
 と観察眼にひたすら感心。
 その発想、女の私にはない。

映像:オッパイパン製作過程
 片桐さんの悪い良さ、がこれでもかと炸裂。
 おもしろかった。


虹朗
 これはラジオから発展したネタかも。
 分娩室前のソファに出産を待っている今立さんと
 診察にきたレゲエ夫婦。
 三人のやり取り
 が楽しそうなのと、
 歌。
 ソファに座っているだけで
 話自体の展開が少ないネタながら
 ここまでたっぷり見せることができるのは
 やっぱりキャリアと実力あってこそ
 と感動。
 そしてこれは三月の公演にもあったネタだったのだろうか。
 ちょうど片桐さんちの次男が3月公演の数日前に生まれた。
 これあのときに練習してたんだな。と思うとほっこりする。

映像:スポンジボブにならって感動しながら吉祥寺を散歩
 もちろん過程もすべて面白かったんですけど
 最後のオチは涙出るほど笑いました。
 これよくぞツイッターの呟きにつなげた。
 だってあの青年が写真を撮らなきゃ、絡まれなければ
 そして呟かなければ、さらに、ぼんやりエレ片見てなければ
 最後にそれを見つけなければ、
 こんなに笑うことはなかったわけで
 奇跡。
 そのあとのコントでも、ひとつ笑いが生まれたしね。

帰ってきた出山
 舞台上、同時進行で回想シーンを再現する。
 という手法は
 むずかしい
 と思うんです。
 演劇ではよくやってるやつですけど、
 説明っぽくなるし
 間のとりかたや、演技力が必要で
 うまくやらないと不自然さが生まれる。
 でもね、エレ片は自然なのよねっ。
 技術力。こういうとこよ。
 みてみて皆!
 って言いたくなるのは。

映像:エレ片運動会1
   陸上競技対決。
   まずは50m走。
   放送作家であるゴウヒデキさんが、走らされる。
   ゴウさんファンとしては嬉しい。
   片桐さんがジョイナーみたいに格好つけて、遅い。
   さすが片桐さん。
   エレキのふたりが「Comedian」とクレジットされていたのに
   片桐さんだけ「Actor」になっていたところに
   細かいこだわりを見ました。

ぽよ
 ジャズクラブみたいなオシャレバー。
 舞台にシンセサイザーとマイク。
 「シトラスラベンダー」と紙に手書きで書いた看板。
 きたーー!
 とシトラベ…ちがったトラスベンダーファンの私は喜ぶ。
 ツッコミにマイクを使う今立さん。
 今回は骨太ロックな感じで新たな一面を。
 ほんとにアルバム出してくれんかね。

映像:エレ片運動会2
   走り高跳び。
   やついさんが身軽で格好良く
   そうだ、このひとは動きがキレるひとだったのだ。と再認識。
   あと片桐さんの奇跡の「めがねめがね」と探して、頭に乗っている映像。楽しい。
   
恩返し
 片桐さんと今立さんのあえぎ声から始まる。
 どういう…。
 と思っていたら細川たかし風中年男性に扮したやついさんが
 訪ねてくる。
 今立さんが出てみると
 鶴でございます。恩を返しにきました。
 と、反物を折りに来る。
 内容はベタ。なんだけど、展開がシュールですよね。
 ネタの創作力の高さが分かる。
 エロイ部分で隠されてはいるけどっ。

映像:エレ片運動会3
   ハードル。
   どの競技でも
   やつい、今立、片桐の順でした。
   ダントツの運動神経のなさを片桐さんが示し
   やついさんが結局格好良かった。
   ゴウさんがおいしかった。

ニャンの転校生
 最後はいつもの学園胸キュンもの。
 恥ずかしい。よい意味で。
 80年代ラブコメ漫画ですものね。
 展開が常軌を逸しているんだけど、
 それでも好きなことやってる
 楽しそうな雰囲気だけで
 すっかり幸せな気分です。

エンディング


楽しい楽しいライブでした。
ひとつひとつのコントに
やりたいことを好きなようにやっている自由さと
エレキコミック、ラーメンズの枠から離れた
ユニットコントとしての
新しい挑戦が
のびのびとした表現につながっています。
また、テーマ自体が実にくだらなく
なーんにも残らない。
下ネタばっかだわあ(笑)

いっぱい笑ったという記憶だけが残る。
コントライブとしては最良だと思います。
でもこれを
技術のない若手がやったら
こんなに楽しくはならなかったと思うんです。
絶対に
押さえておくべきツボを知っている10年選手だからこそ、
ここまでのものになる。
くだらないし、下ネタだし、
ハードルが低いように見せるのは
作っている側の作戦で
そこかしこに
コントを長いことやってきたひとたちの
技が隠れている。
この三人だからこそネタが活きている。
違う人がやっても
いや~な気持ちになって終わったと思う。

エレ片は
すごいんです。

しみじみライブのメモを読み返して思ったので
長々と書いてしまいました。

ほんとにね
ラジオ聴いてないから
とか言わないで
まずはDVD借りてみて。
これは
ツイッターでもささやいた(←出山)
んですけど
キングオブコント
エレ片三人で出て
優勝しても支障のないレベル
と思います。
エレキコミックがコンビで出場する必要性と
ラーメンズのブランド
という問題があるので
実際、難しいとは思いますけど、
このアイディアいい線いっている
と思うんですけどね。
どうでしょう。

東京03第13回単独公演 「図星中の図星」を見に行った

2011年11月22日 | ライブ
全国公演をやるようになって
全ネタ感想を書くことをしなくなりました。
そんでもって
ツアーが終わっている頃には、
ほとんど忘れちゃっているというパターン。

おもにネタを書いている飯塚さんが
ツイッターで「今の全力です」とつぶやいた通り、
毎回持ってくるものがファンとしても新鮮で、
それでいて
東京03としてのブランドを保っている気がしてうれしいです。

様々な細かい笑いのテクニックや
挿入歌をはじめ角田さんのつくるマジ歌は
常に高クオリティを維持しており、
それだけでファンとしては心をわし掴まれたまま今回もっ。

なのですが、
私がいつもひそかに期待していること。
それは
ファンということを
一切、心の中から差し引きまして
冷静沈着かつ冷めたい目で見た時に
「爆発力のあるネタ」
が存在するのか
ってことです。

はっきり言って
必要のない期待なんです。
もうすでに高い水準である
ってことは分かっており
それを裏切られることは
ない
と知っている。
また
そもそもファンなので
滑ろうが
失敗しようが
何しようが
許せる度量が自分にあることを知っている。

それでもあえて
心の中に
たっかいたっかいハードルをこさえてみる。
そして
さすがに
今回は…
だってもう毎回毎回新しさを求めても無理でしょう。
今までがそうだからって、いやいや。
数年前と状況が違うもの。
芸人としてお仕事をたくさんしているし。
無理無理。
という
独り芝居を演じつつ
それでも
超ド級のネタがおりこまれているのかどうか
これが今回はあるのか、ないのか。
考えている。

あれば、このライブは最高。
なくてもそれはそれで、まあいい。

今回はどうだったかというと、

あった。

これはすごい
このネタはやばい。
っていうやつが。
で毎回傾向として
痴話系
なんだけど。
でもそれでも
そこをくみ取るかっ!?
なんてリアルかつ意地悪なのでしょう。

どこまでも感動いたしました。

絶妙な演技力と間合いと、
非日常空間としてのコント手腕がいかんなく発揮されていて、
しびれました。

…褒めすぎたな。
ちょっと…。
年々おしゃれな舞台ぶっているのは
どうかと思いますよ。

と悔し紛れに
言ってみたりする。
でもやっぱすごかった。
3月にまた東京公演がありますけど
見たい
と思っている自分がいます。

それでは。

エレキコミック 第20回発表会 「NaNoNi」に行った

2011年06月15日 | ライブ
そうそう
6月3日は
エレキコミックの単独ライブに行ったのです。
ですが、メモをなくしてしまいました。
どんなネタをやったのか
どんな幕間映像だったのか
ということを
お知らせできないのが残念ですが
DVDが出るからね
そちらをぜひごらんください。
めちゃくちゃ面白いよ。
たっぷり笑って楽しんで
疲れやストレスが
すうとなくなって
気分良かった。
という気持ちだけは覚えています。

「発表会とはよく言ったものでね」
とやついさんが
ラジオでお話になっておりましたが
ほんとに
よく言ったものだ
と思います。
見る側の気持ちとしては
「お笑いのライブだ!」
という気合よりも
よく知っている大好きなひとたちが
創作したものがどんな感じなのか
見に行く
という、いそいそ感が強いのです。

「よく知っている」
というのは
身内感覚のようで
少し違います。
よく知っているのは
細かく正確に言うと
実力
です。
絶対的に面白い。
ということをよく知っている。
だからそこは安心して
「おもしろいのかな?」というハードルがひとつない。
おもしろいのは知っている。
ネタをとちろうが
忘れようが
噛もうが
エレキは面白くなるのが分かっている。
ライブにつきものの
緊張感はお客さんにない。
付け加えるなら
センスの良さ。
これ見よがしでない
根本に流れるセンスは
隠しているようで
ちゃんと感じております。

結局
エレキコミックは舞台上でなにをやってもよくて
お客さんも
エレキのふたりも
それはよく分かっている。
でもそんな関係って
ぐだぐだ
身内になりがちなのに
その匂いすらしないのは
ベテランとしての線引きと
実は
ああ見えて
お笑いに関して
熱い
からだと思っています。
幕間のVTRで
今年もKOCに出場することが
宣言されていましたし、
エレ片としてのユニット「コントの人」が
ラジオリスナー以外でも
しっかり成立する真面目な舞台をつくっていることから
わたしは
そう疑っているんです。

それにしても
20回単独ライブをしている
この芸歴のコント芸人は
それだけ見る価値があります。
これで
KOCで
目立ったら
チケット買えなくなっちゃう?
このままでも
まったく気にならないけど
もっと売れてもいいと思う。
そんなファン心です。

わたしのベストコントは
原宿のやつか
最後の
仲良し女子ふたりぐみ
のやつかしら。
死ぬ
と思ったくらい笑ったのは
幕間VTRのKARAですけど。
これDVDに入るなら購入したいくらいです。
権利とかあるから
どーかしら。

いま
ほかのひとのレポで
7本のコントを確認しましたけど
やっぱり
あっという間でしたわ。
また次も行きたい。

でわまた

爆笑バトルライブin市川 2011

2011年01月31日 | ライブ
千葉でやっているので
市川市文化会館まで行ってまいりました。
出演陣が豪華だったのです。
キングオブコメディ
かもめんたる
U字工事
インスタントジョンソン
ナイツ
東京03
サンドウィッチマン
です。
ね、
絶対行きたくなるでしょう?

始まる前のアナウンスは
ナイツの塙さん。
まちがえまくりアナウンスです。
途中で気づきましたが、
芸人さんの紹介アナウンスは
ひとつ前に舞台を踏んでいた芸人さんだったっぽいです。

ではネタの感想。

 キングオブコメディ
  ショートコント
  迷子
今野さんの顔いじりなコール&レスポンス。
不動の実力。という感じです。

かもめんたる

今日はかもめんたるのことを書きたい。
去年ですか。
このシリーズのライブで
かもめんたる(前劇団イワサキマキオ)を見たとき
持ち時間の15分、しーんとしていたんです。
15分間トークもやりとりもなしに
1本のコントをやったんですけど、
芝居調のコントで
かもめんたるを知っている人が少ないなか
どこで笑っていいのか
というのが最後まで引っ張られていってしまったような感じでした。

それが今回
お客さんとやり取り
ショートコント
短めのネタ2本。
を披露していて、ちょっと感動。
この人気者メンツのなか、
1000人くらいのお客さんで
鍛えられているっ。と嬉しくなりました。
大事なところで噛んでしまったり、
あとでう大さんが
ひとりで場をつながなきゃならないところで
披露しようと思っていた海老蔵モノマネを
だいぶ序盤で相方に触れられてしまったりと
どきどきする場面はあるものの、
最後の2本のコントが
とってもよくて
お客さんに受け入れられている感じがしました。
ちなみに
病院の面会時間

熟年夫婦のケンカ
です。
二本目は年齢層が高いひとにもすごくうけてました。
良かったねぇ。


U字工事。
たぶんこの日いちばんウケていた気がする。
導入は
お客さんとのやり取りから
テレビでやるネタを2本くらい織り交ぜたもので
達者です。
しっかりとしたお話と
すべらない田舎者ネタで
ご高齢のお客さんの心をわしづかみです。
華もあるしかわいい。

インスタントジョンソン。
きゃーですよ。
わたしは。
じゃいさんがひたすらマイペースな笑いをとっていました。
ショートコント
は、
インジョンが一番良かったかな。
最後に2本。
カラオケ接待と
応援団のネタ。
どっちも大好きなネタ。
何度見てもいくら見ても笑っちゃうんだ。

ナイツ。
ブラックで変わらないナイツ。
達者です。
おっさんたちが
大いに笑う。
これでいいのよね。
1978年生まれから入る
流行ったもののネタから
最後は雑学クイズに流れていくやつです。

東京03
ショートコント待ち合わせ。
が、なぜかものすごいウケる。
で2回やっていました。
お見舞いのネタ。
隣の子どもが喜んでいたので
わたしも満足です。

サンドウィッチマン。
登場ひとこと目
「ショートコント待ち合わせっ」
三人いないと成立しないネタを
ふたりでやって
富澤さん「ウケルと聞いたんで」
とのこと。
東京03のお見舞いネタもやったりと
ちょっとたまらないよね。
ふた組のファンとしては。
ハンバーガーショップ
弔辞を
漫才形式で。
お客さんいじりも堂にいったものでした。
こじまさんも見ること出来たし、
今日のわたしのいちばんは
サンドウィッチマンです。
何がどこが
ってうまくいえないんですけど、
会場の空気がすべてふたりに操られているようだったよ。
格好良かった。

とっても充実した内容。
ただ
前にも行ったかもしれませんけど
わたしには
ちっとポップすぎるかな。
テレビのスターだったら
これでもいいんだろうけど。

一緒に行った
娘5歳に
どれが良かった?ときいたら
「うーん、やっぱ東京03の歌」
と言ってました。
格好良かったって。
あそー

ではまた~

第11回東京03単独公演「正論、異論、口論。」感想

2010年12月21日 | ライブ
先週末で
全公演終了ということでしたので、
一か月以上も前のことを
思い出しながら
ライブの感想を書こうと思います。

ほぼ、覚えてないんですけど…。
メモ見ながら
一生懸命記憶の糸を辿ります。
このまま行くと
1年後は
行ったことさえ忘れている可能性あるもんね。

DVDで楽しむ予定の方は
ぜひ
そちらを見てから
お読みください。
先にネタがバレルと
素晴らしさが
薄れる。
と断言いたしましょう。
だから見ちゃだめです。
もう見たひとと
一生見ないひと用です(←ひどい。見て!東京03最高ですよ)。





では。

1融通
 深夜いつものコンビニへ。
 ジャンプを買いに。
 でもバイトがいつもの兄ちゃんじゃなくて
 新しいバイトの融通が利かないために
 ジャンプを売ってもらえない。
 日常から非日常へグッと引き込まれる。
 オチで一気に非日常。

オープングは
YMOからのインスパイア。
今回も最高格好いいです。 

2お礼させて下さい
 でた。
 またこの子だ。
 本音言っちゃう角田さんだ。
 サラリーマンコントです。
 お世話になった先輩と後輩に
 契約が取れたのでお礼をしたいというが
 今日中にさっさと終わらせようとする。
 最低っぷりがいいです。
 本音がちょいちょい漏れている。そんなひといますよね。
 角田さんはそういう人を演じさせたら
 輝きまくる。
 ポイントは、爪が甘いこと。

3そういうひと
 そういうひととは
 引くほど初対面でこけちゃうひと。
 のことですけど、このコントでは。
 男の本音目線で
 しごく東京03らしいです。
 これが逆にこけているのが男性で
 見ているのが女性だった場合、
 引くほどこけてたら
 絶対笑わないよね。
 笑えないし。というか、笑っているひとを軽蔑するわ。
 だからこの発想は生まれない。
 切り口が悪いひと。
 そこが独特で魅力的です。
 どーでもいいけどトヨミちゃんの動きがツボです。
 ひとことで言うなら
 おっさんくさい。

4課長の趣味
 課長の多彩な趣味につきあわされる部下ふたり。
 課長特性のキーマカレーを食べに行って、
 お土産に木彫りの動物人形を持たされる展開に。
 今回は、ずいぶん頑張っていたよ。
 部下ふたりは。
 ぎりぎりまで本音を言わなかったもんね。
 ジャンケンでバレちゃって。
 負けたほうが持って帰ることにしちゃったから。
 凡ミスだけど、ありそうな自然なミスです。
 持って帰るのも嫌
 嫌々持って帰られるのも嫌
 三人が平等に嫌だから
 部下ふたりにそれぞれ木彫りのプレゼントをする。
 という課長の理屈が、美しかったです。

5入居日
 わたしのベストワン。
 同棲をはじめるカップルに
 彼氏の友達が手伝いにくる。
 いきなり彼氏の友達に告白する彼女。
 この後の展開は
 本当に素晴らしいの一言です。
 身も蓋もない。
 こんなにさらりと自然に
 地獄のようなシチュエーションになるなんて。
 と、大興奮です。
 入居日に告白するかね。
 ここまでのネタ構造は旅館のコントと一緒ですが、
 焦点がずれていることによって
 ぐんと
 このネタをつくった人の腹黒さが出ている。
 いちばん悪くない人が
 いちばんにっちもさっちも行かなくなる。
 最高。

6ゴンとのお別れ
 ペットの霊園ね。
 わたしも経験ありますけど、
 この何とも言えない
 何とも感。
 それを描きたくてこのコントはできたんだろうな。
 私だって芸人ならば
 あれをコントにしているよ。
 ゴンまみれになった角田さんの
 いい匂いがしていた。

7それぞれの災難
 バイト終わりで
 しつこく他のふたりを誘う角田。
 とバイト仲間のつれない感じを
 最後まで会話劇で見せるコント。
 これ、何が楽しいのかと考えると
 三人のわちゃわちゃ感だ。
 このコント以外は
 全部、展開が軸になっているんだけど、
 このコントだけは会話で、
 三人の関係性や特長がイキイキするように
 セリフが考えられている。
 だから好きだし、笑ったのは覚えているけど
 ほぼ忘れている。
 という言い訳。
 スイマセン。
 メモを見ると
 「笹塚のドスケベ、携帯なくす、ドストライク
  コンバット」
 とあります。
 あーはいはい。思い出してきた。
 
私、
東京03はやっぱりすごい
と思います。
表現者として。
何を表現したいのか
はっきり提示している。
ファンなのに、てめぇ。
とお思いでしょうが、
これを考えた人は
性格が悪い
と思います。
決して、優しいいい人ではない。
でもそれを包み隠さない。
もちろん日常で
それをおおっぴらに出すことはしないでしょうけど、
少しでもいいひとに見られたい
っていう気持ちがあったすれば、
こんなコントは書かないと思います。
格好つけたコントはひとつもなく
むしろ
「今、格好つけたでしょ」
って血祭りに上げる。
その方向性で
ネタ作りをして
ブラックでなく
さらりと笑えるように仕上げることは
なかなか出来ることではないと思うんです。
入居日のコントを見ると
あんなドラマチックなのに
あんなテレビドラマは見たことない。
って感動します。

好きだわ東京03。
というか
これをつくったひと。
想像するに飯塚さん。
でもいいの。
それは知らなくても。
笑えればそれで。

それではまた。

M-1グランプリ2010 準決勝 ネタ感想

2010年12月13日 | ライブ
寒いですね。
昨日につづいてネタの感想をしたいと思います。
個人的見解です。
ただ話したいだけのうざいやつ。
という気持ちで
お読みください。
出番順で24組一気にどうぞ。

・ナイツ
 スポーツの言い間違い。
 ヤホー漫才のパターンを
 再構成しなおしたような
 新しいスタイル。
 「どうせあのパターンでしょ」
 というのをしっかり裏切る。頭脳派漫才でした。

・アーリアン
 おかんファイターというゲーム。
 おかんと長男のあるあるネタを
 ゲームに置き換えた。
 考え方、オモシロいし
 オーソドックスベースでテンポも良い。

・ハライチ
 刑事になりたかったというネタ。
 ノリつっこみ上手くなっているなぁ。
 振り方もタイミングがしっかりして
 ふたりの腕があがってます。 

・千鳥
 殿様と家来。
 千鳥の漫才、大好きです。
 M-1の4分枠仕様と考えると違うところにいる気がするけど
 見ることができて幸せ。

・ピース
 発音のネタ。
 何年越しのネタなんだろうか。
 少なくとも3年前のルミネで見ました。
 そしてそれがピースを見た最初かもしれません。
 今ここでまた見た。同じクオリティで。
 …何の意味もない発言失礼しました。

・チーモンチョーチュー
 刑事ドラマ。
 いいネタだなぁ。3文字漫才から一歩出た。
 ような気がしたのですが、
 途中、ハプニングあり。
 おしいなぁ。

・スリムクラブ
 あたし、今年いちばんの注目。
 どこまでテレビ媒体でハマるかなぁ。
 あの怖いくらいの間が素晴らしいんだけど。
 合格後のコメントとして
 「M-1のセキュリティ甘いですね」
 最高。

・パンクブーブー
 兄ちゃんの万引き。
 今年はこのパターン押しです。
 素晴らしかったですよ。
 受からなかったのが不思議なくらい。

・笑い飯
 格好いい、すばらしい。
 のひと言。
 本番はどうなるかな。
 このサンタウルスのネタがハマって
 さらにもう一本あれば
 決まっちゃう?
 そこは問屋が…
 と、期待していることも私は隠しませんよ。

・マヂカルラブリー
 7つの玉。
 ポップになっているやんけ。
 尖がったところがいい感じに磨かれて
 まあるくなってきたではないか。
 これは、近いうちにどうにかなるかもしれません。
 苦手からファンになる日も近いか。やばいぞ。

・笑撃戦隊
 キャバ嬢になりたい。
 上手ですよ。
 ただこのパターンで上手であっても
 いばらの道な気がします。
 どっか突破点がほしいです。
 すばらしかったけどね。

・我が家
 結婚したい矢田部さんをツッコムネタ。
 今日は、我が家をほめましょう。
 三人体制で、
 ここまで「漫才」になっているのを
 M-1を3年前から予選見ていますが、
 見たことなかった。
 すごくちゃんとした
 漫才で
 感心しました。
 三人だから、にぎやかし?
 と思っていたけど、
 決勝いっても戦えるくらい良かった。

・プリマ旦那
 禿げてきているのを悲観するネタ。
 このテーマで、
 死ぬみたいな感じにしちゃっている
 という点で、新しさを感じましたが。
 なにせ、暗い。
 悪くないけど。

・ジャルジャル
 コンビニ店員の漫才をここまで進化させるか。
 ってくらいの面白さ。
 ひょっとして漫才の最終形かもしれません。
 だって漫才の裏側を前面に見せている。
 おいなりさんの、皮を裏にしてご飯入れているやつあるじゃないですか。
 あれ、みたいな。
 ハマれば、最終決戦に行くくらいのネタ。

・磁石
 女の子に声をかけるネタ。
 去年までの飛び道具的パターンよりも
 ネタベースがオーソドックスになった分
 ツッコミのうまさが際立ちました。
 上手い。年々良くなる。
 ただネタのパンチ力は弱かった?
 いやいや、それでも素晴らしかったよ。
 そしてウケてた。

・囲碁将棋
 隣の女子大生のネタ。
 去年までは
 怖いまま終わっていたのが、
 オチ寸前でもう一回面白さを出すことに成功していた。
 技巧的であり、技術もある。
 ここも決勝行っても良かったくらい
 ウケていた。

・タイムマシーン3号
 米VSパン。
 このネタ、あちこちで見る中で
 この日がベスト。
 と思えました。
 加速度的に受けてました。
 会場の雰囲気がマックスになっていたので
 ここで私は一番笑いました。

・POISONGIRL BAND
 英語を教えてもらうネタ。
 ポイズンらしい。ずっと聴いてられる良いネタ。
 そう。
 でもいつも4分じゃ足りないの。

・ウーマンラッシュアワー
 バイトリーダー。
 このネタ好きなんですけど、
 この会場の音響設備なのか
 わたしの耳の調子が悪いのか
 半分くらい何を言っているのか分からなかったんです。
 すごく速かった。
 3分くらい頑張って聞いてたけど
 あとの1分、あきらめた。
 おしい。

・モンスターエンジン
 どんどん愚痴るネタ。
 たまってんなぁ。
 黒さがたまりません。
 基本のしゃべくり。ネタというより。
 しゃべりに終始。
 キャラを期待しすぎている自分がいました。

・カナリア
 輪唱。
 カナリアは完成してるんだよね。
 伸びしろ。これ以上あるのかな。
 本番に期待。

・東京ダイナマイト
 クレーム処理。
 いつものペース。格好いい。
 漫才師のオーラが半端ないです。
 ただ、耳の調子が悪かったのか
 イマイチ分からないところが。
 これ、ネタの感想でもなんでもないんですけど。

・ゆったり感
 あいうえおでプロポーズ。
 ゆったり感の得意ネタ。
 ネタの入りが良かったよね。

・銀シャリ
 ABCの歌。
 ゆったり感と
 ルールに則ってボケるという点において共通するものの
 銀シャリは
 ルールよりもしゃべくりに重心がある。
 そこが評価されたのかな。
 とにかく良かったですよ。

というわけで
全ネタ感想でした。
しばしば失礼な表現がありますが、
ご容赦ください。

あーだこーだ。
やっぱり芸人さんには迷惑なものです。
実際に見に行っていないひとは
このような偏った意見を読んで
あたかも私の見解が正解であるかのような
気分になっちゃうかも
ですけど、
ホントに嘘八百書いている可能性だってあります。
し、
他の人のコメントが真逆だったりするかもしれません。
なにが言いたいか
というと、
真に受けるな。
ということです。
戯言です戯言。でへへ。

長くなりました。
それでは
また明日。
 

第11回東京03単独公演「正論、異論、口論。」に行ったという話

2010年11月21日 | ライブ
楽しみにしていた単独ライブに行きました。
チケット代
まったく無駄に感じない。
むしろお得感さえ感じる
すばらしいライブでした。

地方公演もあるので
ネタばれは
しませんが、
良かったあ
ってことだけ
言おう
って思って。

これだけ楽しそうに
しかも
実験的ではないものをやっていて
見ているほうがなんの不安も感じない
面白いものをつくるのは
いったいどういう構造になっているのだろう。
と今考えてます。

かといって、
惰性もちっとも感じず
この時点で出しきれるものを見せていると思います。
毎回しっかりと
向上しているようにも感じますし。
前回のものが
わたしとしては
ベスト
なんだからね。
と思って、
見に行っています。
好み
の目線ではなくて
今回は
前回を踏まえて
どうしたか。
ということを
意地悪くも見ております。
長期観察の目線なので。

前にも書いたかもしれませんが、
そんな私も
「はいはい、このパターンね」
とはあまり思わない。
舞台設定や
それぞれのキャラが似通っていても
最初の印象は展開によって
がらりと変化する。

笑ったし、
やっぱりすごい。
と再認識です。

ファンだから
好きだから
ってだけで片付けたくないのよね。

けっして
ファンのために
つくっているようには
感じないから。
かといって
サービスがないわけでもないけど。
ちゃんと
面白いと思える
自分たちが表現したものを
ちゃんと形にする
ってことが
ファンサービスと言えばサービスになっている
のかもしれません。
甘えと媚のない関係っす。

甘えと媚がない
といえば
ツアーグッズです。
Tシャツ買っちゃった。
ラメラメです。

着用していても
東京03ファンって
パット見気付かないでございましょう。
おほほほほ。

第三回浅草演芸祭②

2010年09月06日 | ライブ
需要がないけど
供給のほうはどんどん行きます。
昨日の続き。

後半。
休憩のあと。

・磁石
ほんとに失礼な話ですけど。
知名度。
ってこういうイベントでは大事だな。
と。
最初ざわざわする。
知らないひとだと。
知っているとみんなスッと話を聞くんだ。
毎年
M-1準決勝まで行っており
それなりに実績も実力もあると思うんですけど、
今日は
それほどハマらず
くすくすが続いていた感じです。
うーん。
今年もどうかな?
何がいちばん笑い飯と違うか(なぜ比べる)
というと
言葉の分かりやすさです。
磁石は
万人に理解される言葉使いではない。
同世代でないと
「ん?」
っていう瞬間が何度もある。
それでいいなら
全然問題ないけど。
M-1でウケているけどもう一歩
という芸人さんは割とそういうひとが多いなと感じた次第です。
エレファントジョンは
そこを思いきって変更したわけですし。
実際、
笑い飯はものすごく分かりやすい言葉を使う。
それが今日分かった。

・エレキコミック
こちらのコンビも、
やっぱり
ざわざわざ・・・。
と思ったら
勢い!
KOC準決勝でも披露した
お年玉おじさん。
力技で
こちらに考える隙を与えない。
マイク音声が完全に割れてましたけど。
巻き込まれて巻き込まれて
笑っていたら
あ!
という間に終わった感じです。
ライブでものすごく届いてくるコントで
これは
行けんじゃないの?
と期待を抱いてしまいますが、
テレビ画面を通してお茶の間にどう届くか。
KOC楽しみ。

・北陽
合コン中のトイレでの女子の会話。
北陽のコント
好きなんです。
なんか変で
個性的だから。
今回も
虻ちゃんが面白い。
テレビスターってのは
ウケるもんだね。
無名だったら…ちょっと難しいのかな。
このコントでは
と思うが。
だって
オチずに暗転。

・トータルテンボス
避難訓練のやつを途中までと
うーん
思いだせない。
も一個のネタを。
しのびねぇな
かまわんよ
が逆で
最後、内モモ攻撃で終わったのは覚えてるんだが。
あえて、
構成重視をやめて
やり取りだけに重点を置いているのが分かりました。
戦略的。いつでもトータルテンボスは。

・梅垣義明
今日のいちばん。
もっとも会場を沸かせた梅ちゃんのシャンソン。
はじめて生で見た。
すごい!
とにかく迫力が。
ギンギラドレスに派手なかつら。
ドラッグクイーンそのものですよ。
芸は実にくだらないですけど。
客あおりと歌の素晴らしさ。
これは、とにかく見てほしい。
シャンソン3曲ね。
ガンガン客席に入ってくるし、
悲鳴とも歓声ともつかない笑い声が
終始鳴りやまない。
思いだしただけでも興奮します。
この会場にモロハマった感じもして
行って良かったなぁ。
としみじみ。

・今いくよ・くるよ
いくよくるよ。
生で見ることができて良かった。
演芸の漫才って
ほんとこんな感じよ。
内容はどうでもいいの。
それですごいのは
漫才中一度もだれない
ってことだ。
ベテランである
ってのはこういうことだ。
病気以来おやせになって
声も小さめだけど、
愛されるコンビであることは
私が物心ついたときから
ちっとも変わらない。
途中で感動してしまって
あたし
何の脈略もなくウルル
となっておりました。

最後、
みんな舞台に出てきて
サインボール投げて
エンディング。
トータルテンボスが司会ですので、
すでに
書き終わったサインボールが
全部箱に入っているので、
みなさん前にきてボールを取って
投げてください。
というのに
「とくにそこらへん」
とエレキ、磁石がボーと立っているあたりを注意される。
やる気を出せと。
やついさん
藤田さんを投げようとする。
哲夫さんボールを取って戻す。
配られたボールを回収しようとする。
書いてて
あれ
営業妨害か。

こういうところで
ちゃんとできるのがいいよねぇ。
って自慢したくて。

最後に
後ろに座っていた方がボールを取ってらして
「だれのですか?」
と臆面もなく聴いたら
トータルテンボス
とのこと
はい!
と渡されて
いただいてしまいました。
ラッキー。です。
ありがとうございました。

ボールばかり見ていて
やついさんに注目するの忘れちゃった。

では長くなりましたが、
このへんで!




第3回浅草演芸祭①

2010年09月05日 | ライブ
第1部へ行ってまいりました。
エレキコミック目当てで。
第1回には東京03も出ていて、
出演者が基本的に豪華なので
行きたかったんです。
吉本が浅草進出にあたり、
浅草の芸人さんと吉本で
何か
浅草を盛り上げるものをやろう
と偉い人が言ったとか言わなかったとか。

会場は
出演者のわりには
老若男女。
どちらかというと
年配の女性が多いという感じでした。
私のお隣に座った方も
ひとりでいらしたうちの母と同じくらいの年齢のご婦人でした。

出演者。出番順で。
トータルテンポスが司会です。

1 葵と楓(三味線小学生姉妹)
2 ロザン
3 はんにゃ
4 笑い飯
5 パンクブーブー
6 〈スペシャルユニットコント〉
  カートヤング、レイザーラモンRG、石田武、杉林功、犬の心池谷、野原よしひで
7 磁石
8 エレキコミック
9 北陽
10 トータルテンボス
11 梅垣義明
12 今いくよ・くるよ

豪華!
4500円。お得!
ん?まあまあお得!

感想的レポ。
サムライ姿の野原よしひでさんかと思いますが
前説で
わかしたあと、
どん帳があがり、
忍者っぽい格好した
女の子ふたりが。

・葵と楓
三味線をひきながら
スタンドマイクで歌う。
歌メインで
ちょいちょい引いてません。
11歳と9歳です。
青春時代、ミヨちゃん、カナダからの手紙。
選曲渋い。
というか、バックについている作詞作曲の先生の曲なんですね。
カナダからの手紙は
先生とのデュエットということで
録音の先生の声が入ってシュール。
花屋敷歌劇団(同じくらいの年齢の少女10人)がバックダンサーとして
出ていました。
前に座っている女性二人(30代くらい)が爆笑してました。
気持は分かるが、失礼だわ。
一生懸命やってるでしょうがぁ。ぷんぷん。

・ロザン
一部熱狂的ファンが。
きゃあきゃあ。
私完全にこういうの冷めますけど。
と思いつつ、
長い尺ではじめてロザンの漫才を見ましたけど、
ふつうに巧いな。
ボケがいちいち軽いけど、
人柄で持っていくな。
ということを思えば漫才師として
真っ当なんだわ。
ロザンは真っ当です。

・はんにゃ
司会のトータルテンボスが
アンガールズ
と間違えて最初お知らせいただいていたので
あれ?
と思いました。
はんにゃは
何をしてもウケる。
もうウケる雰囲気でも笑いがおこる。
これが
今を輝く売れっ子のオーラか。
ふわぁ。
と思いました。

・笑い飯
わたしは、
このふたりが出てきた瞬間
「かっこういい!」
と叫んでました。
まあ、素敵でしたわ。
才能を持った芸人オーラがすごくて。
ネタは
ラーメン屋で割り込みするやつ

ガムの妖精。
ずっと見ていたい。
年配の方々が私の周り結構笑っていました。
くせがあるようでいて
理解されやすい
ってのは
すごいことだな。と改めて。
あたしファンだわ。このコンビの。と確認した。

・パンクブーブー
このひとたちも。
やっぱ
すごいよ。
ここまで
まったくタイプの違う漫才だ。
ネタは
殴り合いのケンカをした話

カップルの別れ際。
構成を研究しつくしたタイプの
構成重視漫才なんだけど、
言葉遊びとキャラでそれを覆ってる。
このひとたちの漫才が今後どう変わっていくのか楽しみ。

・〈スペシャルユニットコント〉
  カートヤング、レイザーラモンRG、石田武、杉林功、犬の心池谷、野原よしひで
誰が誰だか。
往年のチャンバラコントは
おもしろい。
とにかく。
ベタって
一番だな。
と思います。
会場の笑い声のなかにいると。
RGは新喜劇で培ったものなか
とにかくチャンとしてました。

休憩がございまして。

と思ったら
ずいぶん書いていることに
気がついたので
この続きは明日。

う!
それにしても今日はつかれた!

では!

汐留博覧会2010 エンタの神様リターンズ1回目

2010年08月16日 | ライブ
レポートというより
備忘録。

今日、汐留に上記のものを見に行ってまいりました。
すぐに買ったわけではないのに
整理番号2番という
驚異の売れ行き。

でも当日券でほぼ満員でした。
年齢は
老若男女バラバラ。
それでも営業用というより
ちゃんとネタ見せ。
よかったです。

今日は人力舎の回で、
だいたい40分ほどの
お笑いステージが
3回やってます。
価格は1000円。
前売りを買うと手数料がかかるので
当日券で十分座れる感じでした。

さて。
今日の出演者。

MC:ドランクドラゴン鈴木
ビートルホーク
リトレイン
イシクラノオノ
エレファントジョン
鬼ヶ島
ラバーガール
キングオブコメディ

鈴木拓さんのMCは
思ったよりちゃんとした…
というよりは
キンコメのおふたりと一緒に出てきていて
だいぶ
助けられていた印象。
3人で司会。
って感じです。
5分くらいのネタをそれぞれされていました。
どれも楽しかったです。
タイトル調べてないのですが、
なんとなくな内容と感想。

〈ビートルホーク〉
ルームシェアでお互い食べてしまったものの言い訳合戦のネタ。
分かりやすいようにする工夫を感じられた。

〈リトレイン〉
海の家のバイト。
今日の収穫のひとつ。
超おもしろい。
引き込まれ、意表をつかれた。
このネタが優秀なのか
このコンビがすごいのか。
これから見極めたいです。

〈イシクラノオノ〉
学校閉鎖なのに毎日登校するイシクラ君のネタ。
イシクラノオノを見るときはいつもこのネタだ。
近くでよ~く見ると
不思議な雰囲気のふたりだ。

〈エレファントジョン〉
今日の収穫その2。
結婚したいという加藤さんの話を邪魔する森枝さん。
変わった!
エレジョン!!
びっくりしました。
テンポがかなり速くなり、
森枝さんの雰囲気が見た目もボケの方向も
今までとまったく違う。
システム的には
今までもある漫才の王道スタイルながらも
エレファントジョンの特長を捨てていない。
面白くなっています。
ずっと雰囲気のいい楽しい漫才。
これで二人の個性を感じることができます。
感動した。

〈鬼ケ島〉
14歳の妊娠。
ちびっこ用?
温かい雰囲気が漂っていた。
何度見ても、このコントを嫌いになれないのは
野田くんのせいです。
味のある役者さんになりそうです。いるだけで存在感ある。

〈ラバーガール〉
電気屋さん。テレビをさがすやつ。
大水さんが生で見ると
ずいぶん縦に長い
と思いました。
背の高いふたりだ。

〈キングオブコメディ〉
迷子。
子どもにずいぶん受けてました。
高橋さんも今野さんも
スターオーラがすごい。
輝いていたわぁ。

あっという間の40分。
終わっちゃった。
かなりお得感があります。
2回目以降も
面白かったとききました。

今後も
芸人事務所別のライブが催されているので
おススメです。
お台場でも
レッカー&レッドシアターのライブがあるらしいです。
お得に見ることができて
いいな。
いきたいな。