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笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

エレ片コントライブ~コントの人7~

2013年01月28日 | ライブ
に、行きました。
今日で
全国ツアーが終了。
福岡では
エレ片のラジオが流れてないのに関わらず
大盛況で終了したそうです。
福岡に行ったひとびとのレポなど見ていたら
みなさまの熱い気持ちに
涙…。

わたしは
東京2日目昼の回に見てきました。
アホな具合に拍車がかかり
シュール感のあるコントは少なめに感じました。
それでも
おもしろい。

ネタばれOK
なタイミング
なので、その感想を書きます。



1.ぽい
巨大な剣が突き刺さった今立さんが
舞台壇上にうつぶせで登場。
そこに
医者の格好をしたやついさんが
そして
片桐さんが。
このコント見て
やっぱり
なーんにも考えなくていい!
と、
肩の力がだるんだるんに抜ける。

・オープニング映像
格好いい。
相変わらず。

2.アイススケート
アイススケート場にナンパされにきた
やちこと、だちこ。
そこにあらかじめ来て滑っていたギリコ。
ギリコいなくなった瞬間に
やちこが
「なんでギリコ誘ったのよー」
「ブスだからナンパされねーじゃねーかよー」
女子の悪い部分が
やついさんの
悪魔のような形相に凝縮されていた。
すっごい笑った。
そして
女子あるある。
あんなに言わないよ!
言わないけど
とっても共感する。
やついさんは見ている。
分析している。
そして
服に相変わらず隙がない。
あの年代のああいう女の子が着る服を
ちゃんと着ている。
信用できる。

・VTR懐かしいゲーム。
トミーとマツのボードゲームですね。
仲良し三人を見ることができて
ホッとするひと時。

3.達人
道場破りに来たハドウ・ケン(今立さん)
と、
師匠片桐さんと弟子のやついさん。
めっちゃ弱くて
言い訳ばっかりの片桐さんを
全面フィーチャー。

・VTR危険日チャレンジガールズジャケ撮り
上田マネージャーがちょこっと出ている。
そしてキケチャレCDをマジマジと見ちゃうね。

4.マルチタレント
駅のホームで電車遅延を待っている片桐さんに
話しかける青年(今立)。
怪しげな事務所に所属し
自信だけは底抜けにある若者を今立さんが
ひょうひょうと。
あといろいろとヤバい自称モデルのやついさんが
不気味で良かった。
ああいうこと、あるんだろうな。
めちゃくちゃなことを言っているようでいて
自称「タレント」のリアルな暗さを感じるコントでした。


・VTRキャンプ1
やついさんがちゃんと運転している。
みんなでキャンプへ。和気あいあいかと思いきや…。

5.パーシストン・エフォンティ
中年のデュオ。
フォークを意識した衣装。
歌ネタ大好きなんです。
歌詞の内容が
アホすぎて最高。
音量が大きすぎてわたしの回は
ちょいと聴きとれないところが。
DVDで確認しようかしら。

・VTRキャンプ2
ついにラジオでおなじみ
片桐さんがキレまくる映像が。

6.論破
ひさびさに集まった同級生三人。
今立さん片桐さんの愚痴を
「つまりこういうことだよね」
と次々に「はい、論破!」と
言い負かすやついさん。
イライラするなー。
正論言うけど
会話にならない
よくいるいる!こういう人!
と思いながら
そのひとが
最後、暴力に訴える。
良いネタ!最高!

・VTRキャンプ3
大雨降ってくる。
散々な幕引き。もっとたっぷり見たい。

7.スパムさま
新年のお参りに来た親子。
いろいろとおかしい和尚のやついさん。
唱えるお経が最高です。
下ネタを
堂々とお経にするなんてね。
罰あたりなくらい
笑いました。
となりの女子二人組から
一切音が聞こえないことに
だいぶ笑ってから気付きました。

・VTR片桐物語 the tale of aneros
片桐さんのアネロス挿入を
格好いい映像とともに。

8.ゲレンデの数だけ抱きしめて
胸キュンもの。
今回は
雪山で遭難し、山小屋で体を温め合う
という
だれが最初に表現に使ったのかしらない
エロ?シーンが。
やだー!
って、歴代胸キュンもののなかでも
だいぶシンプル?な構成のやつきたな。
もっと
やついさんが活躍したらいいのにー。
(やついファン)

エンディング映像

エンディングトーク
この回が最初に売り切れた。
生粋のエレ片ファン。
とやついさんによるサービス精神をいただき
ありがたい気持ちでいっぱいです。
全部の回に
きっとそのときに来たお客さんのためだけの何かが
提供されているに違いない
と思いました。

ライブは
本当にいいね。

下ネタ下ネタ
と言いますけど、
そこばっかりの灰汁がよく見えるだけで
三人の実力や
お客さんへの対峙する姿勢は
また
ラジオとは別個の
腕のある芸人さんとして
甘えのない
良いコントライブだと思います。

8本もコントがあったなんて信じられない。
あっという間に終わって
「あーあ!終わっちゃった!!」
と、切なさと満足感でいっぱいになりました。

どうぞどうぞ長く続きますように。
でも終わったらどうする?
と今日妄想して、
最初からもう一回聴くしかねーな。
いや、終わったらじゃなくて、
今すぐに!
と決意。

ポッドキャストで過去の放送分が聴けなくなるとのこと。
いますぐダウンロードだ!(しているはずだけど、念のためチェックだ!)

エレキコミックのライブがまた4月にあります。
行く。絶対。

エレ片とはどう違うか?
というと、
よりアホらしさや
スピードが加速します。
ふたり体勢ならではです。
また
エレキコミックという芸人さんの
コアな部分がよくわかります。
エレ片、笑ったひとで
まだ一回も行ったことない!
というのであれば
ぜひこちらも!

ではまた。

Exchange Meeting Growup!!!~事務所交流会~前編~

2013年01月16日 | ライブ
エレ片コントの人のあとに
新宿のルミネザ吉本に行ってきました。
出演者をみて
これはっ。
と思いまして…。

MC東京ダイナマイト
パンクブーブー/2700(よしもと)
磁石/ダブルブッキング(ホリプロコム)
エレファントジョン/鬼ヶ島(プロダクション人力舎)
Hi-Hi/どきどきキャンプ(ケイダッシュステージ)
どぶろっく/中村愛(浅井企画)
新宿カウボーイ/トップリード(太田プロダクション)

それぞれの事務所から2組出て
ネタとコーナーを少し。
お目当ては2700とどぶろっく。
ネタ単体でもっとも私が好きな2組…って趣味がもろ分かりですね。

全ネタ感想と、
ライブの感想を申し上げます。

東京ダイナマイトの仕切りで
全組の自己紹介があって~の、
二郎さんの
「ここ10分しかねーんだよ!」
が、いいツッコミになって
おもしろかった。

1 2700
ティリンティリンのネタ。
思ったより弾けてなかったのは
気のせいでしょうか。
自己紹介のときに「旬」がすぎた
と言ってましたが、
そうかなー。
パワープリン
見てますよ。

2 エレファントジョン
スポーツのネタ。
いつもの感じ。
出番があとのほうだったら
もっとウケてたかもしれません。
相変わらず上手です。

3 新宿カウボーイ
健康診断。
なのかな。
生で見る価値のある漫才だと思います。
かねきよさんの
大きさを
ジタバタを生でみることができて
良かった。
無駄な躍動感がすごい。
出た目は「3」

4 ダブルブッキング
おとしの川さん。
良くできた良いネタだ。
場面がいくつも変わっていくのは
トップリードがKOCでやっていたような感じか?
流行ってんのかな。
にしても、ふたりとも達者。
いちばん引き込まれた。
ここにきて初めてコントだったからか
前の二本が似たようなタイプの漫才、
一人が話しているのにワチャワチャと茶々を入れるタイプの漫才だったから。
そういや
このツッコミが進行役でそれを邪魔をする茶々を入れるタイプの漫才
って多いですね。
流行ってんの?
わたしは
ボケが進行するほうが好みだな
と気付いた。

5 中村愛
フジテレビのスポルトの真似のひと。
からの、ゲスいマジック。
これしか見たことないんですが、
このひと
ほかにネタあるのかな。
女子受けを一切捨てているように感じるが
どうなんだろう。
本人はどう思っているんだろう。

6 どきどきキャンプ
岸さんが似たよなシチュエーションの例えをする漫才。
ほう
新しいスタイルでしょうか。
弾けるかな?どうかな?
好きだなあ、これ!
と思う人はたくさんいるような気がする。
佐藤さんが
若林さんみたい。


コーナー
「俺たちはこうイジれ!」
で、各事務所からひとつ
自分たちのいじり方を提案し
みんなでやってみる。
どぶろっくの江口さんのハゲネタに
Hi-Hiの岩崎さんと
新宿カウボーイのかねきよさんが
絡んでたのが良かったなあ。
東京ダイナマイトの二郎さんが
磁石の永沢さんが提案した
「大丈ブー」(手を×にする)←みんなで「どっちだよ」

鬼ヶ島の野田さんにやらせていて
ちょっと
なにこのスター競演?
と興奮しました。

7 Hi-Hi
素敵!
内容はないけど!
客側の間合いでのみ
笑いを取っていく。
新しいのか
懐かしいのか
分からないけど。
とにかく良い。
会場があたたかくなった。
上田さんは
コーナーのときも
漫才のときも
ずっと客席を確認している。
ダブルブッキングのふたりは
そういや
自己紹介のとき
まったく客席見なかったな。

8 鬼ヶ島
のださまのださま(コックリさんのやつ)
ああ、死んだ死んだ。
面白いですね。
死んだから面白いんじゃなくて
子どもか!
の終わり方なんですよね。
ネタのまとめ方が
子どもが作るような荒くれ方で
すごく良い。
シリアスに感じ取るひとも
多いのかもしれないけど
わたしは
バカでいいなー。
の解釈で鬼ヶ島を愛してます。
まったく違う!
というファンの方々のツッコミも聞こえますが
解釈なんてひとそれぞれでしょうがっ。

9 磁石
ペットショップ。
最高。
磁石はこんなに良かったっけ?
って思います。
生で見たのは
M-1の予選以来なんですけど。
ふたりのやり取りが
すごく自然で
ぴっちりとハマっている気がする。
永沢さんのムカつくしぐさひとつひとつが完成されている。
で、わたしはここのツッコミが好みなんです。
ボケも秀逸で
ツッコミも良くて
すごく好みの漫才です。

10 トップリード
バーのネタ。
思ってたのと違う!
ってやつ。
この長さのコントでこれだけ
さまざまなことが起こって
引き込まれて見る。
もしかしたら
こういうコントは生で見るのが
一番いいのかもしれないなあ
なんて思っていました。
ああでもオンバトでもハネてたんですよね。
それを想うと、うーむ。
新妻さんがお怪我をしていたのですが、
ぜんぜん違和感を感じなかった。
あえてこのネタにしたのかな。

11 どぶろっく
待ってました!
もしかしてだけど。
聴いたことあるものばかりだけど
やっぱり笑った。
そして
会場が沸いていた。
嬉しかったです。
ツッコミがないネタ。
見ている人が自分でツッコむんですよね。
わたしはこのネタは
なんどでも聴ける大喜利だと思っています。
素晴らしかった。
「江口に抱かれたーい!」のあおりが
ついているのは、ライブバージョンだから?
はー笑って手拍子叩けなかった。

12 パンクブーブー
怖い話。
面白いねー。
怖い話と見せかけて
邪魔なやつがめっちゃ入っていて
ぜんぜん怖くない。
導入から漫才に入るときのナチュラルさが
漫才師としての粋を感じました。
格好いい!

最後は告知のコーナーで
終わり。
これ、
前編で、
昨日、後編があるはずだったのですが、
雪で中止となったそうです。
残念でした。
これだけの猛者たちが集まることってないよね!
当日券で入れたことが驚きでございます。

ライブって
直接的に
笑えるからいいなー。
テレビのフィルターを通しては
気付かなかった魅力を感じることができる。
現代はたまたま
テレビに出たほうがお金が儲かる仕組みだから
なんだかテレビのほうが偉い感じになっちゃっているけど
見る側からしたら
笑えるほうが
絶対にいいわけで
そうなると
やっぱりライブのほうが
幸せ度は高い。
絶対、足を運んだほうがいいよな。
こんな面白い人たちがたくさんいるのだし。

ではではー
また金曜日にー。

エレ片コントライブ~コントの人7~を見に行ったという自慢

2013年01月14日 | ライブ


今年で7年目。
TBSラジオで土曜の深夜放送。
土曜JUNKエレ片のコント太郎の出演者
エレキコミックとラーメンズの片桐仁さんが
やっているユニットコントライブです。

わたしはコントの人3から行っていて
気がついたら5年も通っている。

全ネタ感想などは
全国津々浦々を回るため
ちょっと後にするとして、
ネタばれなしで
褒め称えたいと思います。

おもしろかった!!

これしかないんですけど。
アンケートの回収率が低いという噂が
流れていましたけど
それはそうでしょう
だって
それしか書けないもん。
満足!
生で見てよかった!
チケット代、損しなかった。

そんななかからもひねり出して
書こうと思うと…。


長くみていると
パターンを考えたりしはじめるのが
お笑いドスケベ分析系のわたしのくせです。
エレ片には
完成されたパータンのネタがいくつかあるんだけど、
少しずつ軸をずらしてあり、
新ネタだなあ
って、思える。
またこれか。
って思わない。
思っていたのを
超えてくる。

なめていると度肝ぬかれる。

ということはもういい加減知っていますので、
それは思わないんだけど。
始めていく人には
ぜひ
まあまあこれくらいかな?
くらいのハードル低めで行ってほしいです。

つくっているひと(やついさん)の
ネタの引き出しが多いのだろうし
演者3人の個性のえり分けがされている。
だから
ちょっとやそっとのトリオネタに
負けないくらいの
奥行きがあって
やっぱすごいな。

と思うのだけど、
堅苦しく書くのはちょっと違って、
バカ
のすごさが
すごい。
です。

こんなことで
知恵と
時間使って
なんてバカなんだろう!
こんなに笑ってしまって
大丈夫かわたし?
と思うことが
結果、幸せな時間を過ごしたことになる。

幸せな時間。
といえば、
いつも最後のコントは
胸キュンコント。
あれ、
どういう顔で見たらいいのかな?
って、
最初のうちは思っていたんです。
ほかのコントと比べて
笑いの密度は薄く
演じる人の好みが入っている。
女子がキャーキャー言いそうなコントで
硬派(のつもり)お笑いファンとしては
いかがなものかしら?
わたしは三人が好きだし
このコント「あり」だけど
お笑いファンとしての評価は
はたしてどうなのか。
と、よぎる。

でも気がついたんだけど
あのコントみると
心がキュキュとして
人生もしかして素敵なことがあるかもしれないよね
と、思っちゃったりする。うっかりと。
おなかいっぱいの食事の後に
番茶出されたような
ホッとした気分になる。
卑屈やバカや下ネタで
とにかく大笑いしたあとに
甘酸っぱいコントだから。
(甘酸っぱいからスイーツ?とも例えられるが、
 そんなに可愛いもんではない)

そう思ったのは
ライブ終わりに
お友達とお食事していて
エレ片のラジオのことを話していて気がついたのだ。
ラジオのコーナーは
おおむね
悪口や童貞やオナニーや
人への妬み嫉みを
肯定的に笑いに変えているものが多い。
そんななか
「生きてて良かった10個のことがら」というコーナーがあって
(これは前にもこのブログで言及したコーナーなんですが)
リスナーの生きてて良かったなあって思うことを教えてもらう
面白さよりも、
よりドキュメントなコーナーが
ほかとちょっと違って良い。
面白いことを日々切磋琢磨考えている深夜ラジオ名物のハガキ職人と呼ばれるひとたちだけが
選ばれるわけではなくて、
ネタとしてのレベルは低く設定されている。
だから「あんまり」というひともいるよ。
と、交流関係のひろいお笑い好きのお友達が
教えてくれたんです。

そうか。と。
わたし、あのコーナー大好きなんだよな。

ってところからなぜエレ片が好きかってとこまで
考えた。(また?)

それは
わたしのように面白さの才能がなくても
嬉々としてラジオに耳を傾けているひともいる。
で、
同じようにラジオに耳を傾けているひとたちの
日常を感じることができるから。

わたしは
ブスだしデブなので
薄曇りの青春を送りましたよ。
卑屈さや他人への嫉妬も持ち合わせております。
でもね、
35歳なんです。
卑屈魂はずるずる引きずってはおりますが、
生きるってそれだけじゃない。
そんなことに構ってられないくらい
ひとがひとりで生きるって
辛いし大変だし
社会人として日本に生きるイチ大人として
まっとうでありたいと思うんです。
働くって
もうやんなるけど
それでもかじりついて日常を生きているわけです。
それをふと同じようにラジオを聴いている誰かが
「いいことあった」
って、
深夜のあの深い時間、
2時半あたりに聴くと
この先わたしもちょっとした良いことに
めぐりあうかもね。
ってほんの少しだけ
少しだけだけど思えるのです。

コントライブの最後のコントも同じで
甘酸っぱい虚構でも
ちょっといいな
明日から楽しく生きることができそうだ
とポジティブになれるから
こんなおばさんな私でも
エレ片をずっと好きでいられる。
この一面があるからエレ片を信じられる。
きっと
卑屈の一辺倒だったら
こんなに好きにはなってない。

ちょっと熱く書きすぎちゃったか?

まあいいでしょう。
こんなテンションなときもあるよ。

東京公演は明日まで。
全公演当日券が出るそうなので、
東京近郊にいるかたは
ぜひ足を運んでほしいです。
生で見てくださいませ。
地方公演も
これからスタートするみたいです。
お近くの方はぜひ。

写真は、公演グッズ。
「クソクロスワード」というラジオコーナーでやった
クソなクロスワードの答えが書いてある
という粋なデザイン。

よし、仕事場に持って行って自慢しよう(←ちょっとイタイOL)
今まで使っていたのはサブバックに降格だな。
ちなみにこれ↓



My other bag is CHANEL
(わたしこれ以外にシャネルのバック持ってます)

うまいこと…
斉藤さん入ったわー。
ペッ。
では水曜日に。

結婚報告演芸会@浅草東洋館

2012年11月19日 | ライブ
お友達が結婚したのを見に行ってきました。
知らねーよ。
そんな声が聞こえますが、
お友達は
芸人さんと結婚したので
「結婚披露演芸会」を
したのでした。
それも
由緒正しき、浅草の劇場「東洋館」で。

事前に配られた手作りのしおり↓



お友達のかよちゃんが
ツイートした出演者は以下。

[出演〕鯉川のぼる、ナイツ、Wコロン、ロケット団、飛石連休、居島一平、ニッチェ 他 ***

さらに
情報サイト
お笑いナタリーの記事にもなりました。

ナイツ、飛石連休ら祝福、中津川弦の「結婚報告演芸会」

お笑いばかりでなく
お歌のコーナーや
ご両親を壇上にあげての
エンディングや
引き出物として
ふたりの写真の缶バッチやら
盛りだくさんで
終始笑顔にあふれた
素敵な会でした。

結婚式ではたいてい感動する私ですが、
今回もおいおい泣いた。

エンディングは
残っていた芸人さんが舞台に登場して、
ライブの通常のエンディングのような体裁からの
両親壇上にあがる。
ご両親のコメントにうしろの芸人さんが
リアクションするという
シュールな構図で
実に素敵でした。

カヨちゃんのお母さんへの手紙
にも
もちろん泣いたんだけど
わたしの一番は…
カヨちゃんのお母様のコメント。

うちの子はなんでライブばっかり行くのだろう
と思っていたけど
今日わかりました。
楽しいんですね
お笑いって。

言った瞬間に
会場全体の温度が
あがったのを感じた。
これ、今でも全然泣ける。
とくに
うしろにいた芸人さんたちが
みんなフワっと笑ったように思ったのです。

それに
見ている人も
私のようにカヨちゃんとのお笑いファンつながり
芸人さん目当て
さらに
浅草の演芸協会、
地元の方々や
あと浅草の師匠方々といった
笑いを愛するひとが集まっていたからかもしれません。
空間がひとつになったように
感じたのです。

お笑い見ていて
良かったな。
これって素敵なことだったのよね。
と実感できた瞬間でした。

人が結婚する姿を見に行った
というよりは
笑いは幸せを生む
と、教えてもらったよな
そんなライブだったのだ。
脳裏にガッツリびっちり
こびりついたわ。
カヨちゃんと知り合えて本当に良かった。

平日の夜7時からで
遅くなるけど
と思いつつ、子どもと見に行った。
カヨちゃんの結婚を祝いたい。
という並はずれた社交性を持つうちの娘。
ライブの最大の感想としては、
ニッチェの近藤さんが手を振ってくれた。
うちの子はすっかりニッチェファン。
そして元気に
引き出物である缶バッチを
劇場出た瞬間
イソイソ嬉しそうにつけました。



友達だから言いにくいが
あえて言う。

「誰だ?」感が
ちょうど良すぎるだろ。





第14回東京03単独公演『後手中の後手』追加公演

2012年10月15日 | ライブ
こんばんわ。
ライブに行きました。

6月から始まった東京03の単独ツアーの最終日。
恵比寿ガーデンプレイスで行われた特別追加公演を見てまいりました。
6月に始まった時のちょっとした感想は以下にアップしております↓

第14回東京03単独公演『後手中の後手』に行った自慢

今回は全ネタの感想を書いて
そのあと追加された部分の感想を
書きたいと思います。

コント:後手
いつも居酒屋に集まった角田と飯塚。
角田が忘れてきたストールを豊本が持ってきてくれることになっているが、
そのストールを首に巻いて持ってくる豊本。
というちょっとした「ん?」から始まるコント。
こういうことあるよね。
後から言えばいうほど
不利になる。
大人だから言わないけど、思ったらその時点で負けなんですよね。
でもこれはコントだから
最後まで言っちゃう。
「後手」
をコンセプトしたことが示されているためか
セリフの「後手」多用さに
少々気になりつつも、
とにかく巧い。
演技とかセリフのタイミングとか
展開とかいろいろ。
これが安定の03基準だな。
そのことに
慣れてしまっていいのかしら。
とも思う。

オープニング

コント:余裕
コンビニの商品開発の商談にきた上司角田と部下豊本。
商談先の洋菓子店バティシエの飯塚。
一個のミスで、豊本がテンパってしまいその穴埋めをしようと上司が出しゃばるが
自分もはずかしいミスをし、
それによって部下に余裕がうまれ…。
商談もの
は、多い。
三人だからかな?
描きたい内容が
毎回ちがうので
同じパターンとならないところが
良いですよね。
6月公演のときにこのコントで気になったことがあった。
そのせいでこのコントあんまり好きじゃない。って思った。
部下がテンパって商談先の部屋を散らかすのだ。
それを誰も片づけないし、気にもしない。
見ているこちらは
「あー商談先なのに散らかしてぇ」って思うのに
誰も気にしてないってどういうことだろう。
リアリティわい。
と。
で、今回それが全部クリアされていた。
パティシエ飯塚も散らかしたことを気にしていたし、
部下がちゃんと片づけてた。
どの時点で変わったのか気になる。

VTR:後手ゲームのやつ

コント:隣席
カフェで話す自分の恋愛事情を友人の飯塚に話す角田。
隣のやつが聴き耳立てているんではないか
と、隣の青年(豊本)を問い詰める角田。
あるある。
だよねえ。
こういう痴話をするときは
聞かせてやれ
くらいのテンションで話さないとね。
ところで、
これ展開が素晴らしいと思うんです。
責められた隣の青年豊本は
一回、怒ったように荷物を片づけて
その場を去る。
で、戻ってくる。
そういう形で戻ってくるんだね。
って思いました。

VTR:後手ゲームの説明のやつ

コント:東京の両親
夢破れた青年飯塚が久々に訪れた昔馴染みの定食屋。
頑固なおやじ(角田)と、やさしくてマイペースなおかみさん(豊本)。
東京のお父さんとお母さん
と思っています
という飯塚だが、
おやじとおかみさんは
そうは思っていない。
東京03のコントは心の闇の部分をポップに出す。
本当はそんな感動話あるかいっ。
ってところが発端と推察する。
だから好き。
追加公演については
飯塚さんが暴れまくっていた。
さびしくなりそうで、結局ならないのが
また良いよね。


VTR:東京の思い出
格好いいVTRだと思う。

コント:謙遜
いつもの居酒屋に集まった劇団員の三人。
豊本が映画のオーディションに受かったことを祝うが
謙遜しすぎる豊本にだんだん空気がおかしくなって…。
「謙遜は人を傷つける」
という名言がありました。
「あたしなんて全然ー」って言っているやつね。
共感しまくりですよ。
最後の大逆転も好き。

VTR:後手っちゃん
オープニングコントに入っていたセリフで
それがキャラに。
03の三人の話声に後からアニメーションをつけている。
自然で面白くて、ファンだからなのか、このVTRは特に好き。

コント:この時間
屋上で落ち込んでいるOLトヨミ先輩に告白する後輩角田。
これは、もう最高です。
わたしのナンバー1コント。
女の計算高さを
知ってんなあ。
と思うし、
しゃかりきで、
器の小ささを存分に表現する角田さんの魅力が
最大限に出ていて
素敵でした。
飯塚さんは役割としては少ないけど
すごくおいしいところで登場していて
絶妙
ってこういうことを言うんだと思いました。

VTR:トヨミの歌とともに販促物宣伝

コント:家庭訪問は三つ巴
家庭訪問にきた教師(飯塚)と
訪問先にいた男(角田)と
その家に帰ってきた男(豊本)の話。
ってこう書くと
おっしゃれ~。
追加公演では
角田さんの一人コントが存分に。
でオチを知っている私としては
それでコント大丈夫かな。
とか心配してやんの。
いいのか追加公演だから。

追加公演:ナンセンスな反乱
ナンセンス禁止法を制定した国家警察と
ナンセンス反乱軍の戦い。
おぎやはぎが国家警察に。
ジェントルフォレストジャズバンドが全編音楽を担当。
浜野謙太さんの歌。
弾丸ジャッキー松雪オラキオさんがチョイ役で御出演。
と豪華。
とにかくおぎやはぎの面白さは凄い。
もちろんオーラもあるんだけど
劇場ひっ繰り返したような笑いを取っていた。
とくに小木さん。
格好よかったなあ。
それから
ビッグバンド。
生の音の体感が
圧力とともに体に当たるので
予想以上にいいものを見た気になりました。
内容は軽いけど
音楽と楽しさで
まあ贅沢でした。
「悪ふざけ公演」とかいうエクスキューズを入れているのだけど
これは期待させない保険のような気がします。
この追加部分だけで
お金取れちゃうくらいの価値があります。
見に行ってほんとによかった。

追加公演だけは
アフタートークあるというのも
嬉しいです。
地方公演はあるみたいだけど
東京公演は基本的にないのです。

というわけで
今日はこのへんで。
次回は5月だそうですよ。
また未来に楽しみが増えました。

エレキコミック第21回発表会「有様」

2012年07月16日 | ライブ


ライブに行ってきました。
絶対に面白い。
って知っていながら
ちょっとだけ半信半疑になるのは
前回の面白さをさっぱりおぼえていないから。
結果、面白いので
半信半疑をザザッと一掃して
終わる。
すごいライブでした。
感想を書きます。

なんで書くのかというと、
思い出に。
見に行った人は意見が違ってたりしたら相容れないし
見てない人にとっては何のこっちゃ分からないし
これからDVDで見る予定の人はネタばれになったりで
結局
こういうライブレポは
「なんで書いてんだろ」
とよく思うので、
一応、自分に言い訳しました。

ということで
ネタばれ感想。




・アリ様
オープニングコント。
アリの格好したやついさんが
突然登場。
一気にアホらしさが全開で
ライブを見ている自分
という客観性からくる自意識や緊張が
ぶっ飛ぶ。
自分の設定を語るところから始まる。
そこで
客入れも兼ねている(のか?)ところが
21回もライブやっている芸人の余裕が出ていた。
野球アリで昆虫甲子園に出るのだ。


~オープニング映像~
曽我部恵一さんのオープニング曲とともに
今回もハイセンス。
アリ・モチーフで。
「エレキコミックが8本のコントをします」
と字で出たのも
新鮮。

・願い
廃園寸前の動物園のバカ園長の前に
神様が現れて助けてくれようとするが、
園長がホントにバカで
どうにもならない。
という筋なんだけど、
設定だけ聞くとありきたり?
筋書き重視で進みそうな感じがしますが、
面白さは
ほぼ会話部分にある。
テンポとアホらしさの回転数があがっていく。
エレキコミックすごいなー。
って思えるコントだった。

~マリオの9面に行けるか検証~
最初の幕間映像は、
裏技でファミコンの「スーパーマリオブラザーズ」
で9面に行こうとするやつ。
今立さんちでエレキコミック二人が
きゃっきゃと楽しい。

・やっつんドラッグ
やっつんクリーニングのドラッグ版。
エレキコミックらしさ。
看板コント。
とは、こういうものなのかもしれない。
でもドラッグだけに
クリーニングと比べて
違法感出してくる。
たぶんショーレースには出せない。

~グッズCM映像~
毎度のことながら
時間のない中
CMのパロディを
しっかりつくるエレキの映像。
CMを見ないわたしは
ひとつふたつ知らないものがありましたが
なにしろ
エレキのなりきり違和感で
笑います。

・ロウリュ
サウナで
水蒸気を起こして
それをタオルで風を起こして
お客さんに浴びせる
のが
ロウリュ。
エレ片のポッドキャストで
かなり昔にやついさんが話していたことが
元ネタと思う。
アメトーークのサウナ芸人でもやっていたね。
それが
ひどいことになっている。
くだらなすぎて
すっごく楽しかった。

~エレキコミックマネージャー上田さんのラップ映像~
カラオケでKREVAの曲だったら
日本で1位を取れる
と豪語。
ラジオでUEVAと命名された上田さん。
どうやら事前に
カラオケのランキングシステムで
参加人数の少ない曲を選んできたとのナレーション。
KREVAさんの「ため息はCO2」は
全国で9人しか…。
あまりの歌いように
やついさん泣く。
ラジオでは「死ぬかと思った」と言っていた瞬間の映像でした。
そして
歌の最後には
上田さん泣いている。
なんで?
そして
結果は
9位。
どうしよう。
こんなに笑っちゃったら…。
と思ったら、次のネタは。

・ヤリー
歌ネタきた。
そして、上田さんのラップのあとで大丈夫?
と思いましたら、
わたし、このネタがこのライブの1番になりました。
歌ネタはエレ片でも好きですが、
今回もすばらしかったです。
ヤリーパコパコさんのライブ。
大きなリボンをあしらった衣装ですが、
いつものキーボードと
今回はエレキギターも。
MCはアフィリエイトのことしか言わない。
そしてステラマーケティングについて
恐ろしい形相で暴言を吐く。など。
ただ最後の歌が
とてもとても思春期の女の子は歌えない
突き抜けた下ネタで
涙を流して
大笑いしてしまった。
UEVAのラップでも笑いすぎて泣いたけど。
ここでも。
今から思えば幸せの分泌液が脳みそから放出中でした。

~タロット占い フォーチュンやつい~
タロットをめくる映像に
エレキのふたりがアテレコしているのだけど
即興コントのような楽しさ。
そんでもって上手いねえ。

・スイカ割り
やっつんだっつんのスイカ割り。
夏だね。
というか、
あのふたりはどうしていつも仲良くしてるんだろう。
結局殴り合って
ひとりがひどい目に合うのに。

~サンリオ・ピューロランドに「てんけてんけ」を伝授・前編~
やついさん考案の
「てんけてんけ」という踊りを
ランドにいるキャラクターおよそ80体に
教えてまわる。
何体に伝授できるか?
という
どうしてそういうことになったの?
と、ポカンなロケ。
でもすっごく面白かった。
てんけてんけをやると
キャラクターたちが
ちょっとやってくれる様とかのいちいちが。

・全開俳優
全力?
全開?
検索で見つからなかった。
前々回の単独で
全力俳優として
「猿かに合戦」について
独自の解釈を交えて
役になりきっていたベテラン俳優やついさん。
今度は
児童劇「浦島太郎」の亀をいじめる・こどもA役。
やっぱり、やついさんはすごい。
こういうこともできちゃうんだよ。
って、このコントを見ると思う。
こどもAだけではなく、
すべてに状況と登場人物を短時間に
たったひとりで
演じきるんですが
こんな落語みたいなこと
簡単にやってのけます?
と、世に問いたいよ。
たぶん返りはないだろうけど。

~サンリオ・ピューロランドに「てんけてんけ」を伝授・後編~
なぜかちょっと感動があるんだ。
なぜだ。
面白くて
意味がないのに感動する。
ふたりの人柄だろうか。

・いみしん
幼馴染ヤチコの部屋に
恋の相談にくるススム。
安定のあだち充感。
相変わらずやついさんの演じる女子は
カワイイ。
正確にいうと
最初「ひいぃ」って思うんだけど
「あれ?かわいく見えて来た」と思う。
最後ススムは
ちょっと格好良くなるんだと思ったら
笑いをとりに行った。
感動。
オチも
ちゃんとバカバカしくて
良かった。


ながながと書きましたが
結局ひとことでいうと
意味がなくて
とっても面白かった。
笑うためだけに
その空間にいる
という事実に感動した。
エンドロールの歌が
少し切なく、
このライブが終わってしまうんだな
と思ったら
切なくなって泣いてしまいそうでした。

理屈がない。
ということが
エレキコミックの最も好きなところです。
理論が
前面にでていないことが格好いい。
誰でもひょいときて
ひょいと帰れる。
「長年、エレキコミックのファンやってます。
 おおお~」
っていうのが
あんまり意味をなさない。
なぜなら、最新の単独が最も面白いやつだから。
前回と比べても意味がなくて
ひとつひとつの単独ライブが「作品」とかではなく
全力の現在地だけがそこに存在している。
だから次回も笑うためだけに
見に行こうと思える。

お友達三人で見に行ったんですが、
見終わったあとの充実感にひたりつつ
おしゃべりして
至福の時間でした。
おススメして喜んでもらえて良かったわ。

エレ片のライブでもそうですが、
誘って
ちょっとずつ気に入ってもらえる人を増やしている。
草の根運動です。

勧めておいて
「面白くないとか言われたらどうしよう」
という気持ちがあったんですが
杞憂とはこのことでした。
ですから、自信のない皆様もぜひ周りに勧めてみよう。

見に行く前に
こんな記事書いておりますが、
ホント見に行ってよかった。


エレキコミック第21回単独ライブ「有様」に先駆けて

では
長くなっちゃった!

おやすみ!

第14回東京03単独公演『後手中の後手』に行った自慢

2012年06月25日 | ライブ
東京03の単独公演に行ってきました。
ネタの感想を書かなくては。
と思っていたけど、
全国ツアーがあるので
毎回、ネタばれしないように
書いてなかったんだった。
ホッ!
(ホッ?)

というわけで、
面白かったよ。
ということだけ書きます。

評判がすこぶる良い。
ので、不安でしたが、
ちゃんと面白くて安心しました。
ただ
今回が特に最高。
とは、実は思っていません。
毎回、同じくらいのクオリティで
前回とほぼ同様の面白さだ。
と思いました。

コンセプトに寄りがちなのも
ここ、何回も続いているので、
ずっとこのまま行くのかも
と思っております。

気になることはあるにせよ、
ここは、全国ツアーがうまくいくように
良いことを書いておこうと思います。

何がすごいかというと。

今までのと
同じパターンがないように作られていること。
構造自体が今までやったことあるコントと同じ
というのに、やっているほうが気づいていて
職業や展開に変化を持たせるように工夫がされている。


そして、
セットが同じで
内容が違う。

という新しいパターンを持ってきたこと。
「会社」「居酒屋」「部屋」など
似たような場所でのコントを
同じ単独ライブに入れる場合、
セットを
見た目の印象が違うように
変えていたと記憶しております。
でも今回、
セット同じ
座る席だけ違う
内容は全く違う
というコントがあった。

ここに
東京03の自信を感じた。

実は、そこかしこに
芸人としてのメンタル的な自信を
今回感じて、
完成度においてはかなり高いと
ずっと思ってきましたが、
まだまだ成長中だったのね
と気付きました。

お客さんの雰囲気も、
どこか少し変わったような。
年齢層や客層が、広がっているような気配を会場全体から感じました。

少なからず
テレビへの露出が増えたことが
影響しているんだな。
広範囲に向かって発信するメディアの影響力は
底知れない。
発信源は
もともとずっと良質だったから
あとは届けさえすれば良かったのだ。
そこが
芸人として売れるには
実は一番難しいのだけど、
もしかしたら、
その壁を東京03は超えつつあるのではないかしら。
と思ったんです。

ファンとしては
…まあ嬉しいかな?
自分のNo1だから
別にこのまま続いてくれれば
それでいいのです。
みんなのNo1にならなくても。

チケット買えなくなったら
行かなくなるかもしれない。
だって
壁越えちゃうかもしれないんだもん。
と、一瞬思ったことは、内緒です。

いま、見るべき芸人さんですよ。
だからこれから全国ツアーがはじまりますが
お近くのかたは
ぜひ足をお運びください。






東京03第13回単独公演「図星中の図星」

2012年03月26日 | ライブ
ライブに行ってきました。
昨年11月にこのツアーのスタートである
東京公演に行ってきました。
そして
ツアーの最後
凱旋公演としてまた東京に戻ってきました。
前回のツアーで
この最後の凱旋公演が
すごく面白そうだったので
チケットぎりぎりに取ってみました。
そんなわけで、すみっこの席。
でも見るの二回目だし、いっか。

では、11月にはできなかった。全ネタばれ感想。
の前に
総合的に前回の公演と違った点どこだろう。
と考えてみた。
オチのセリフがちょっとずつ違っていた。
あと流れがすっきり感じた。
セリフをそぎ落としている印象を受けました。
よりスリムで軽く格好いいことになっていた。
また
最後だからなのか
一個一個の遊び部分が長くなっていた。
それでも次に展開するセリフがするっと出てくるので
その細かい技術にも舌を巻いた。


では全ネタ感想。



・1人足りない
オープニングコント。
会社の休憩室で
とりとめのない会話をする同僚豊本さんと角田さん。
そこへ
合コンにひとり足りないので
どっちかきてくれないかの誘いをする飯塚さん。
行きたくないけど~
そこまで言うなら~
の絶妙な間合い。
こういうひとにイラっとする東京03視点。
大好きです。
板付きは
飯塚さんより
豊本さんのときのほうが好き。
飯塚さんは
ほんの一瞬顔に動揺が見えるのだ。
てファン過ぎるコメントを書いておく。

・フォロー
上司豊本さんと部下角田さん飯塚さん(同期)で
仕事の打ち上げ。
飯塚さんを褒めるつもりが
角田さんがフォローしすぎるために
上司の飯塚さんに対する説教がはじまる。
社会人あるある。
なのかなー。
角田さんの大げささが
光るようになっていた。
前回見たときよりも。

・山の上の別荘
親の別荘に友人夫婦を招いてバーベキュー。
火をつけようとする飯塚さん。
と友達角田さんとその妻トヨミ。
夫婦は道中、ケンカしてきている。
「気い使うわあああ」
飯塚さんの立ち位置と設定それから
リアルなセリフに
心うたれた。
このコントがあるおかげで
このライブは
見るだけの価値がある。
と前回も思ったし、
今回も痛感した。
カップル感の小競り合いと
女性がキレたときの態度に対する
観察眼が鋭い。
そしてエレ片と同様
女装する豊本さんのきている服
所作ともに
リアルそのもの。
すごいから。
ぜひDVDになったら見てほしい。
わたしの最近のコントではベスト1です。

・救世主
子どもへのプレゼントを壊された上司角田さんと
壊した部下豊本さん。
通りかかってそれを直しにかかる飯塚さん。
世の中
うまくいかないことだらけね。
意地悪なオチをしっているから
切ない気分で見ていたが
後半遊びの部分が。
セットを破壊しまくっていた飯塚さんに
狂気を感じた。
闇が濃いねえこの人は。

・友人の友人
同僚どおしの飯塚さんと角田さんが飲み屋で
飯塚さんの学生時代の友達豊本さんを待っている。
前回飲み会で三人で飲み
豊本さんと意気投合したと
角田さん。
仲良しエピソードを話すものの
豊本さんが登場すると
ふたりは初対面のように緊張。
ここまで見ると
このあとどう展開するか
読めない。
東京03のコントは
そっちに行くの?というものが多くて
期待を裏切らない。
想定外の展開が出てくるのだ。
そして
三人じゃないと
このコントはできない。

・だれ?
これも豊本さん女装コント。
苦しい恋をしているモトコは
だれかと話をしたくて
たまたま昔、告白されたことのある角田を部屋へ呼び出す。
今は「ふっきれてる」「応援している」という角田だが
詮索したい気持ちがあふれ出ている。
モトコの魔性ぶり

好きな相手に格好つけたいけど
けっきょくしつこくしてしまうダメな人間性など
そこかしこに
人間の嫌ああな部分をちりばめ
それでも軽く笑えてしまう。
東京03の真骨頂。と思う。
めずらしく飯塚さんがセリフの少ない
格好いい役。

・ラブホテルの攻防
ラブホテルの従業員三人の控室での会話。
それぞれの過去の話とかが
前回見たときはくどくどしていたが
すっきりしていた印象。

10分の休憩のあと。

・「脇役たちの大冒険」
と題した
東京おまけ公演。

客席のライトがついているところから
黒い蝶ネクタイのおぎやはぎが登場。
「つなぎです」と言いながら
ふたりのトークで
おぎやはぎの空気になる。
ラジオでのネタを盛り込みつつ、
客席がうけているところをみると
みんなJUNK聴いているわね。
そこへ
ジェントル久保田さんが登場。
ひとり舞台に残され
トークののち
幕が開くと
ビッグバンド(ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド)が登場。
久保田さんが指揮棒を振るい
袖から浜野謙太さんがオールバックのタキシードで登場し
1曲歌って踊り
おぎやはぎ、東京03、浜野さんによる
宇宙海賊のスペースワイルダーの
音楽劇がスタート。
楽器をつかった効果音や
バンドとの絡みもありつつ
展開の場面で浜野さんがシャウトする
どこかなつかしいブギのような曲調で(ま日本語ジャズだからね)
とにかく格好良すぎて
圧倒された。
そして
東京03はもちろん素晴らしいのだけど。
おぎやはぎのコントをしている姿をひさびさに見た。
何をやっても
面白い。
独特の間と空気で
すべてを包んでしまう。
当たり前のことを当たり前のトーンで言う矢作さんのセリフ回し
ノリツッコミを大げさかつ独特にやってのける小木さん。
すごかった。
そして浜野さんと飯塚さんのやり取りは
ひさびさにお腹が痛くなるほど笑った。
浜野さんは、芸人にはない個性的なテンションと間合いを持ち、
信じられない角度から来るアドリブの返しを
飯塚さんが
拾って軌道修正する様がたまらなかった。

この特別公演だけど
1時間やっていた。
でも
あっ
という間。
豪華だし格好いい。
格好いいほうに行かないでよ。
とずっと思っていたけど
ここまでやられたら
ちょっと黙っておこうと思う。
突き抜けちゃったからね。

6月からまた公演が始まる(早い!)ので
ぜひご興味ありましたら
行ってみてくださいませ。


エレキコミックトークライブ「僕らの飲み会 vol.29」

2012年02月24日 | ライブ
行きたかったライブに行けました。
新宿ロフトプラスワン。
緊張でドキドキしながら。
ひさびさに行ったので西口に出てしまったりして。
歌舞伎町は東口だった~
と椎名林檎を口ずさみながら。
開演時間少し過ぎて、地下のライブ会場へ。
ぎっちり女性で埋まってました。
いや男性も結構いたけど。印象ね。
ひとりできている仕事をしている女性が多い印象。
後ろの方の座りやすそうな席はほとんど埋まっていて、
最前列に一席見つけて
勇気を出して座る。
お隣の人にシステムの質問をしつつ。

開演の1時間後(この1時間は飲食タイム?)に
いよいよ始まりました。

29回もやっているのですね。
二か月に一回開催されていて、
前半1時間はエレキコミックのフリートーク
後半はゲストをまじえてのトークです。
ゲストはX-GUNのおふたり。

感想は
とっても楽しかった。
まあ好きだから。
っていうのはありますが、
エレキコミックふたりの
頭の回転の速さ
やついさんの知識量
すごかった。
そして
世の中ななめに見ている具合が
エグくて
素晴らしい。
読モを長年見てきた話
女は家元がなぜ好きなのか
対談本は売れない
は、もう。
緩い自然な感じで話がはじまるのに
いつのまにか飲み込まれるように話に集中してしまう。
で、
気がついたけど会場のお客さんたちが
やついさんに入れ込んでいる感がビシバシ伝わった。
分かるよ分かる。

なぜこのライブに来たかったかというと
私は
TBSラジオで土曜の深夜にやっている
JUNKサタデー エレ片のコント太郎
のリスナーで(わりとヘビーな)
この番組におけるエレキコミックの役割を
よくよく分析すると
「屋台骨」
であると結論したからです。
やついさんが爆弾をしかけ
今立さんがそれを処理する
という関係の間に
ラーメンズ片桐さんというフリーで動くゲリラがいるのが
エレ片だと。
やついさんと今立さんは
職人なんですが
片桐さんの時には自分で置いた地雷を自分で踏むような
自由な気風が
この番組を魅力的にしている。
でも屋台骨を一回見ておきたい。
片桐さんを抜いた状態でのトークがいかがなものか
見に行きたい
と思ったんです。
理屈っぽくてスイマセン。
(例えが一貫してなくて分かりづらい?)

そんなわけで
ずっとふたりが
トークしているところを見たかった。
そして見ることができて納得した。
プロだなあ。
家元のはなしも
千利休のバッシングに変わるんですが
すごく自然だし分かりやすい。

頭がいい。
思いだすのは、
1月末に伊集院さんのポッドキャストで
急きょゲストで出演した回。
いつの間にか巻き込まれるように聴いてしまった犬の話。
ぜひ1月31日の「犬を飼った話」
聴いてほしいです。

後半は
X-GUN兄さん。
この二人も
上手いなあ。
聴きやすい。
西尾さんがはじめたい派遣業も
すばらしい構成力で
みんなが
「ほう!」
てなる瞬間が気持ち良かった。
最後に、説教コントをしてくださったんですが
本意気でやってくれたのを
間近でみて
感動
です。
なにがって?
一瞬も間違いのない間と空気をふたりが作り出してたこと。
笑うしかない。
それでもって
オチまで
ばっちり決まる。
実力のある芸人さんだ
と体感いたしました。

2時間半強ですか。
緊張して
酔っ払って笑って
疲れました。
また行きたい。ご縁がありましたら。
次はもっとリラックスして行きたい。
緊張しすぎたのか
お腹が痛くなって、
歌舞伎町のバーガー屋でトイレを借りるというね…。







エレキコミック バカフィルムギグ 東京公演

2011年12月23日 | ライブ
昨夜
チーマーが闊歩していると
かつて言われた渋谷まで
こわごわとライブに行ってまいりました。

エレキコミックの映像ライブです。
単独ライブ(発表会)を20回を行っているなかで
幕間の映像がたくさんあるので、
見せようではないかという主旨です。
幕間映像とは、なんたるか。
パンフ(なんと売っていたので買えました)
にとっても良い文章が載っていたので書き写します。

「発表会ではコントだけでなく、映像作品も多数誕生する。
 そのクオリティは、時に彼らのコントを凌ぐほどの爆笑を生む。
 観客の笑い声をBGMに、やついと今立は舞台袖で衣装に着替え、
 小道具を確認し、次のネタに備える。ロケもの、企画物、コント、ドキュメンタリー、etc……
 映像作品はこの11年で100本を超え、発表会以外のライブの為に作られたものを含めると
 150本に及ぶ」

今回は日本全国6か所の全国ツアー。
東京が千秋楽でした。
唯一の宣伝媒体といわれる
ツイッターの情報によると
東京は
またほかの場所とは違った内容
とのこと。

どうやら東京の客層を考えて
単独公演に足を運んでいる人が見ていないものを
選んでていたように思います。

地方のとはどこが違うか
わかりませんが、
東京のラインナップは以下。

・映像コント:不動産屋
・ドキュメンタリー?:KARAを踊れるようになろう
・幕間映像:カラオケで盛り上がれる合いの手(新作あり)
・販促CMのダイジェスト:似ているシリーズ(CMのパロディ)
・新作ロケ映像:愛知五色園
・新作?:グーグルマップにやついさんが
・ダイジェスト:ひどいシリーズ
・ロケ映像(未公開映像):大阪 須磨寺
・新作ロケ:愛知 田縣神社
・コント:やっつんクリーニング

全体的に寺神社が多い…。
けど、内容は本気でくだらなく
罰当たり。です。
ああちがった。
最後は
ち○こを祭っている神社なので
最初から
罰当たりではなかった。
子宝、安産、子孫繁栄です。
映像が流れている間、
エレキコミックのふたりは舞台の上下に分かれて
立ったまま解説をしながら
一緒にお客さんと見ていくスタイルです。
ふたりが楽しんでいて
映像そのものの面白さもさることながら
ふたりの人柄と、楽しませる姿勢が伝わる演出でした。
地方では
単独を見たことないお客さん向けに
また違う仕掛けをしたのだろうな
と思いました。
ふざけて高尾山に登って
奇跡の結末を迎える
ふざけ登山とか
きっと始めてみるお客さんの度肝を抜いたに違いない
と推察します。

このライブは
仙台、北海道、大阪、名古屋、福岡と全国6都市を回るツアーで
エレキコミックふたりを含めて4人で各都市の公民館などに乗り込む
といった
手作り感満載のツアーでした。
どうやら仙台からのお客さんの声にこたえて
はじめた
と聞き及んだんですが、
お笑いライブの在り方
って何かしら
と少し考えました。

イベント会社主催のものでもなく
劇場があるので来て下さい
でも、
単独公演をするので地方にも行きます
でもなく
届けられなかった映像を
届けるために
全国行脚。
あなたの街まで、参ります。Z。
です。

届けられるだけのネタのストックがあり
それを集めてライブにしようと企画する自信もある。
守りに入らないエレキコミックは格好いい。
お客さんを大事にしつつも
内輪な空気に絶対しないところが
ファンに媚を売らないプロとして素敵だ。
初めて見た人にも
長く見てきた人にも
必ず配慮する。
またチケット代以上のものを提供しよう
とするサービス精神も感じる。
あんなにふざけていて
くだらないのに
きちんとしている
と思う。

長くいばらで包まれた芸人の道を歩んでくると
こうなるのかな。
と思う。
かなり前の若い2人が出てた最初の映像を見ても
笑いのスタイルはまったく変わらなかった。
ただ、若いあのときの彼らにここまでのお客さんに対する配慮があったかな
と妄想する。
わたしはいまのエレキコミックが好き。
ウ○コチ○コ満載でクダラナイのに
きちんとしていて
もとから今までもこれからも面白いエレキコミックが。

いま人気の若手芸人さんを
見ていると
実力もあって面白くて
ちっとも嫌いじゃないけど
ファンにならないのは
何かがひとつ足りていないからだ。
いつも
まだ、いいか。
と思う。
見続けることに意義がある
のはお笑いウォッチャーとして心がけていることですが、
ファンとしての一歩を踏み出すのは
まだ早い。
と。
ずるいのかな。
と最近熱いファン談義を見て思ったりもしました。

エレキコミックの培ったものの大きさを感じながら
わたしは
こわいこわい
と渋谷を後にしたのでした。

ながながと
ファン話をすいません。

おまけ。

開演五分前に
走りこんだら
物販をやっていて
夏の単独で買えなかった
20回記念パンフが売っていた。
帰りは混むだろうと
近付くと
売り子はオクマンさんだった。
彼はエレキコミックの後輩で、ラジオではお馴染みのひとだ。
そんでもって前から「素敵」と思っていたので、
購入ついでに握手をしてもらおうと意を決して
言った。
しかし口から出たのは
自分が予想しているよりも2オクターブぐらい高い声だった。
「アクシュシテクダイ」
完全に裏返った。
緊張しすぎて。
オクマンさんは気さくに「僕でよかったら」とおっしゃってくださったが。
その恥ずかしさたるや。
でももとの声に戻すと
「こいつ裏返った」と思われる
と変な自意識がはたらき
パニックになった私は
その2オクターブくらい甲高い
目玉のおやじみたいな声の高さのままで
「ファンデス、アリガトウゴザイマシタ」
と吐息のような
声の圧力で言ったのでした。
恥ずかしさで死ぬかと思いました。
あーバカだなあ。
それで
ライブの終わりにやついさんから告知があり、
パンフレットを買ってくれた人には握手をします
とのこと。
いやいやいや冗談じゃありません。
オクマンさんであれだけ裏返ったら
声どころじゃ済みません。
可愛い女子もグループで来ているなか
おばさんが無理でしょ
はずいでしょ

勇気も出せず帰ってきてしまいましたとさ。
おしまい。

そうだ。
みなさま
メリークリスマス!