久しぶりに餃子が食べたくなったので、町中華の北京へ寄った。
斐川町直江の北京
表面はカリッとしているが中はジュワッと軟らかくてジューシー愛好症候群、というのがあるような気がする。
表面はあくまでカリッ
噛みしめると中からジューシーな具がジュワッ。
餃子の旨さはまさにそこのところにあり。
しかし、同じ餃子仲間の水餃子のことをすっかり忘れている。
焼き餃子と水餃子は双子の兄弟である。
それなのに、人は餃子の話をするとき水餃子のほうを無視する。
餃子の店に行って「餃子」を注文すると、何も言わなくとも焼き餃子が出てくる。
「焼き餃子にしますか、水餃子にしますか」とは訊かない。
焼き鳥だって「焼き鳥三本ね」と注文すると、「タレにしますか、塩にしますか」と訊く。
そのぐらい水餃子はみんなに無視されているのだ。
焼き餃子は表面カリッだが、水餃子の表面はモチッである。
水餃子は鍋の中に、白くてきれいな肌の連中が大人しく湯に浸かっている。
お皿に取れば全員風呂上がり。
お肌ツヤツヤ、風景としてはとても平和で、その上色っぽい。
そういえば、お肌ツヤツヤ全員風呂上りの風景にしばらく接していないな。
久しぶりに水餃子に接してみたいと思うのでした。