今年は東京オリンピックの年、オリンピックイヤーであります。
世界中から多くの人が極東の日本に押しかけてくる。
そんな外国からの訪問者たちに、日本という国はどのように映るのだろうか。
あくまでも個人的な見解、以下箇条書きにて順不同で書いてみる。
1 時間に正確。電車や飛行機、船など公共路線の生真面目さは世界一。
2 新聞が各家庭に間違えずに毎日届けられる。
3 家庭の水道水がそのまま飲める。
4 コンビニなどでどんな安い物を買ってもお礼を言ってくれる。
5 川に動物や人間の死体が流れてこない。
6 空腹で倒れている人がいない。
7 ゴミ回収がちゃんと決められた日にあって、街にゴミが散乱していない。
8 公園のトイレが常にキチンと掃除されていて、多くは水洗式でトイレットペーパーまでついている。
9 市場で蛇を売っていない。
10 自動販売機が至る所にある。
11 路上などでタダでティッシュペーパーを配っている。
12 真夜中に若い娘が住宅街を一人で歩いている。
13 夜更けの盛り場を酔ったサラリーマンが、ガードマンもつけずにフラフラ歩いている。
14 家族になりすまし、電話で家族を騙してその日のうちに大金を銀行口座に振り込ませる詐欺が成立している。
15 まだ使えるテレビや冷蔵庫などの高価な製品がゴミとして毎日家庭から排出される。
16 店の人に何か注文するとき「すみません」が多用される。
いろんな国の言葉に直訳すれば、日本人は常に「謝りながら」注文していることになる。
どんなことがあっても絶対に謝ることをしない外国人には理解できないことだろう。
エリートビジネスマンが日本の空港に着いて最初に驚くのは、イミグレーションの役人が拳銃をつけていないこと。
小銃を持った警備員がいないこと。
空港からホテルのある街までのリムジンバスに人々は行儀よく整然として乗車する。
バスの中は汚れておらず、静かで空調も心地よく極めて快適である。
ホテルではチップを払わなくていい。
ホテルの部屋にはキチンと洗面、バス用品などが置いてあり、窓ガラスにヒビひとつない。
まるで夢のような国だ、といたるところで感心する。
日本は今や底なしに狂った国になっているのかもしれない。
などと思ったりするのでした。