自分のためとはいえ、やはり気が重い病院での検査。
知人らにちょっと深刻な病気が発覚している。
糖尿とか前立腺といった成人病が、いよいよ身近なものになってきた。
今年あたりはそろそろヤバイと覚悟していざ病院へ。
予約してあるので、一番目だった。
松江市立病院
もうさっさと悪いところを見つけてもらって切るなり焼くなりしてくれぇ。
などと、まな板の上の鯉みたいな気分になっている。
閉所恐怖症の人は嫌だろうな。
身体や頭をある程度拘束されて、大きな穴の中に頭から入っていく。
これはMRIではなくCT検査用
あれえええ、という気分だったがワリと平気だったまな板の上の鯉、改めオジサン。
それにしても、あの中に入っていると沢山の森の小人が出てきて、太鼓を叩いたりカネを叩いたりして遊んでいるとしか思えない派手な騒々しさだ。
おめーらいったい何してんだ、そんなことで脳の何かがどうしてわかるんだ。
と疑問に思うのだが、MRI検査とは電磁場からでる磁気を利用し体内の水素原子からの情報をもとに、コンピューター処理して身体の中の構造を画像化する検査だそうだ。
つまり大変な仕事してんだ、と納得した。
医学が進歩して、胃カメラなどもやがてカプセルのようなものを飲むと、それが食堂から胃方面に勝手に移動していき、撮影データそのほかを送ってくる。
というとても簡単なものになる、という話を聞いたことがある。
検査の結果をパソコン画面に並んでいる画像を見ながら説明を聞くと、「気になるところはあるけどガンではないようです」
神のような医師のお言葉。
継続して定期的に診察しましょう、ということで何とか無罪放免となった。
これで医療費8420円は高いか、安いか❓
それはともかく前日の夜から絶食だったので腹ペコだ。
8Fの食堂にて和風モーニング
穏やかな宍道湖を望みながら、あ~やれやれ一安心、ということに落ち着くのでした。