浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

オムライスその3

2010-10-15 | B級グルメ
オムライス歴訪の旅、最終回は斐川平野の農道沿いにある一軒家レストラン「クルトン」です。

お邪魔したのは午後2時前、昼食タイムから外れてたのでご飯物を食べようと冒険するのは僕一人。

婚期を逃したと思われる御婦人がお二人、婚期を放棄したと思われる御婦人もお二人、それぞれ午後のティータイムを楽しんでいらっしゃいます。



ボケ、徘徊、たれ流し関係者になりたくないアホバカおじさんは、こうした周りの雰囲気に戸惑いながらオムライスを注文。

まずスープとサラダが出てきました。

スプーンはこの店も2本付いています。



人気No1メニュー「とろ~り玉子のオムライス」。

950円  

ソースは3種類から選べるようで、こちらはクリームソースであります。

何故クリームソースか?とのご質問に厳粛にお答えしますと…

「○●と■▲とクリームソースとありますが、どれになさいますか?」

と聞かれたので、記憶が一番正しい最後に聞かれたクリームソースにしたのでした。

○●と■▲は忘れた

ヤバイ、これではボケ、徘徊、たれ流し方面へ流れてしまう。

婚期を逃した、あるいは放棄した御婦人たちの会話が嫌でも耳に入ります。

この会話にどれほど救われたでしょうか。

他愛も無い会話ですが何気なく聞いていると、ボケ、徘徊、たれ流し方面から遠ざかりますねぇ。


さて本題のオムライス、今回のシリーズ3軒目ですが、とろりとした玉子の下には甘いケチャップライスが…

お味のほうは、VerryGoodであります。

スプーンをあやつってホジホジしながら食べていると、ふと、ある思いが。

中途半端な時間帯に、洋食屋の片隅で、身にそぐわないオムライスを一人で食べていると、なんだか人生の片隅でオムライスを食べているような気持ちになる。

このたびの冒険の旅は、はたして成功だったのだろうか。

どうもこのスプーンがいけない。

卵まじりの味付け飯を、スプーンですくって口に持っていくこの行為は何かに似ていないか。

ボケかけた老人の食事に似てはいないか。

徘徊を間近にひかえた方々の食事は、確かこのような形態であったような気がする。

このままスプーンを落とし、レジの前を無言で素通りし、立ち騒ぐ店の方々を振り切って、徘徊の旅に出て行きそうな自分を感じるのでした。
コメント (2)
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