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10日目;許昌から襄陽 「水は北に向ってる?」

2013-11-24 16:42:46 | 旅行記

10月21日(月) 今日は襄陽へ、91元のバス旅300㌔近くあるでしょう。

5:30起床6:30退房、バスは7:10、朝食は裏通りで希飯・ゆで卵4元。バスセンターへ向かってると包餅(私の命名、親父が移動かまどで焼いていたナン様)、美味しそうなので4元。

バスは大型、定刻出発。今日は月曜、出勤時間、出た途端渋滞。クラクション鳴らしても変わるわけではないのに、皆で鳴らします。

と、停車?そう車掌が自分たちの朝食をお馴染みさんで買います(中国マック!)。運転手さんもムシャムシャ食事しながら。実に自由!

と、押しのけ押しのけ入った所は、ガソリンスタンド!街のど真中、交差点カド。

交差点は団子!抜けれないのに、前にくっ付いて交差点に入るんだから!そこに負けじと、もう一方から入ってきます。皆真剣、そしてクラクション。

待ってられないと、ガソリンスタンド内を通り抜けようとする車、こんな所でも少しの空間に駐車しようとする車。そしてスタンド内は車以外(いや車も)の通行帯になっています。これ毎日やってるのかな~。

こんな所のスタンドに、この時間、給油に寄る?運転手さん、昨日出来なかったの?

そう中国では明日のことは解らない、なのに明日の用意なんかする?誰もしない!だからこれ中国の常識。共産党が作ってきた中国。。

給油終わったバスは、この状態の交差点脇を対向車線に向かって!ジワジワっと押し出していきます。この状態ではとっても横切れないぞ!こらだめだ!と。

ところが、いくらもしないうちに、流れを断ち切ります。同じく隣にいた小型トラック(田舎者?)、バスに付いてこれず(だって相手の車も甘くありません!)、取り残されます。勿論そこで団子!そしてクラクション。

なんでもないように・・・、さあお客はと。と今度はもう一箇所のバスセンター南站に入ります。何せ運転手さんにお任せですから、中国の人達が何も言わないのに・・・。ここまで40分ほど経過、これをまだと言うか、もうと言うか。どうでも良い!です。

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例によって国道を・・・。と2時間ほど走った所の葉県で高速に入ります!オ!お昼に着く?中国中原を驀進(ここらの高速は車もわずか)。と、30分か走ったところ旧県のインターに・・・、エ?もう下りるの。

なんと料金所出たところで、一人降りてユーターン、高速に戻ります。またまた1時間も走らないうち方城のインターで同じく出て入って。

このあたりから丘陵状の中を走ります。やがて南陽の手前で一般道へ。

お昼ごろには南陽バスセンターに、こちらの人たちは中国風タコス?を食べていますが、イマイチ手が出ません。私はクラッカーにお茶でごまかします。

ここ南陽近辺に入ると整備された灌漑水路が目に入ります、周りはいつの間にか畑から水田に。

と沿道で、かなりな規模の水路工事が、それと解るまでに完成しています。そうこれが山峡ダム以来のビッグプロジェクト「南水北調」でしょう(資料は百度URL)。

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ここ中線は長江支流 漢水に既設の丹江口水庫から北京までの水路。秦の長城、隋の大運河、現代の三峡ダムに南水北調。この国は何処に落ち着くか、思考を止めることなく、隣の国の必然だと。

沿道に淮河源流と表示が??

そして予定通り?午後の2時近くに襄陽到着。

襄陽の説明;3年前に襄樊市から襄陽市へ改名、過って市内を流れる漢水を隔てて襄陽、樊城の二城があり三国時代からの要衝地。諸葛亮孔明が隠棲していた隆中や武当山が近くにあり、関羽が曹操支配のここを攻めてる時、孫権に自分の城 荊州を取られ、進退窮まって・・・。またモンゴルと南宋攻防の地、等々歴史や物語の舞台になっています。

町の中心は樊城の方ですが、駅名も今は襄陽。

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駅前通にある客運中心站(写真中央看板上がってる建物)をホテル前から。

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今日の宿、維也納酒店。

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たまには星付きのホテルも泊まれなきゃーと(たまたま一番近くだった)。単人間で219元、銀行カードを使ってみます。

フム?257元?押し金含みかと・・・、渡されたものに朝食券があります。そういえば小姐なんだか言っていたのは、朝食付けるのか?と(そこまで解りません!)、38元の朝食!たまにはイイカ!

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エレベータホールもスゴ!

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バスローブまで!100元でこの違い!これが豊かさ、富裕という事。。一流ホテルでも紙は流してはいけません、常識の問題。

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窓からはバスセンターが見えます。

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ここでは襄陽城と米公祠です。隆中や武当山、特に武当山はパワースポットとして是非にと勧められていたのですが、世界遺産やそのまま観光地は・・・、へそが曲がってるだけ!

駅前から襄陽城へは1路で。昼食食べていないのでと、駅前の米線チェーン店へ。菜単見ると良い値段(日頃が安すぎ?)、手羽先8元のを頼むと、米線は?と。いらないと言って、出てきたのは手羽先2本!駅前にこういう所もあり?それとも・・・。

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市内、川近くの再開発?これってどんどん国が豊かに、強力になっていく事?世界から尊敬されることではなく、世界に恐れられると言うこと?その過程がここにもある様な・・・。ここまで来ると悲しくなってしまいます。

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漢水を渡って襄陽城へ。雨の降りそうな煙霧です。PM2.5ではありません。

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東門?です。綺麗に整備されていますが・・・。私が見たかった襄陽城では・・・。

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前面はお堀です。

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ここではこの敷石くらいか。

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東門から北に伸びてる城壁。表はいいのですが・・・。

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城内側の様子。これを上まで上げて復元する意味もないと思いますが、少々がっかり。

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お堀に出来た公園への出入口。

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城内の住宅街を北門の方へ。観光客も居なくて、少々けだるさが。

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学校は何処も同じで元気そのもの。

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漢水沿いの城壁に到達、北門の楼閣が見えます。

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これが旧来の城壁?、版築です。良い状態で残っています、説明が欲しい所です。

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手前の出入口から出るとこの様子。

 

表側(漢水に面した)北門。

 

漢水から樊城市街を望みます。

城内側。

  

中心、鼓楼が望めますが、観光地はパス。

 

城壁見学はここらで切り上げ、米公祠へ。漢水の向こう岸、とても歩く距離でないとタクシーを探しますが、居ないし、やって来ない。。ママよ、と城壁に沿って歩きます。

この橋わたって!

と川の中に何やら?オオ!遠泳の人がこちら岸に。。チャンと救命具引いています。中国の川もここでは泳げるほどに、まだ汚染されていません。だから?北京まで持って行く?

北西角から西面城壁、お堀。確かにクビライも攻めあぐねたお城の規模。

 

と、ここでは、中華圏人達必須の結婚記念写真撮影!とこでもこの時が花!二組さん居ます。

大きな川に長い橋、ここまで来ればもう歩きです。。と、先ほど泳いでいた人?横を通っていきます。

  

対岸近くから襄陽城を、近くの川の中には水泳中の人達、漢水遠泳クラブと言った所でしょう。。

米公祠とは北宋三大書家の一人米芾の生家?勿論半票12.5元。

  

襄陽の名家?その模型。

   

展示館に展示されていた作品。私は音痴!ハンコの多いのを参考にと。

            

中庭の一つ。と続けて碑林に広大な園林。学問も出自から?

   

ここまで来てたったこれだけ見てといった所ですが、知りたい事、見たい物は今ではネットやテレビの世界遺産でもっと詳しく、詳細に知る事ができます。勿論現物の迫力には及ばないでしょう。

それより私はその場の空気が吸えればいい、と言った感覚。

さて時間も5時半過ぎ、バス停捜して帰ります。

ホテルのすぐ横で食事、火鍋です!美味しくてこれだけの物完食してしまいました、もちろん碑酒から〆の小椀米飯まで45元。

今日も歩き回っていい気もち。

ホテルのテレビCCTV(中国中央テレビ)でのニュース、日本の靖国参拝を丁寧に詳細に、そして安全保障会議を(日本以上に)。まるで日本が中国を相手に戦争準備しているかのように。

中国共産党は作為的に、国内に向け利用しています。13億人近い人たちに向け。。

「けしからん!」じゃなく、そんな切羽詰まった国(理性の通じない人?)にどう対処すればいいかです。

靖国参拝した国会議員の人は、その意味を、その行動を、隣国の人達はどう伝えられているのか知っているのでしょうか。相手の国の事で私には関心がない?。

参拝しているお顔や、インタビューを訊く限りそこには個々人のポリシーを私は感じることができないのですが!「英霊?」フェレーズで誤魔化してるとしか・・・。

誘われたから行く、行った方が良さそうだから行く、こういう人が私達の代表として選ばれている、日本は・・・。

でもまだ今は、中国の人々にとっての関心事は生活!、自分たちと同じような私に対して何の反応もありません。日本人と分かってもただの好奇心だけです。

明日は切り上げて、次の鐘祥へ7:40 鐘祥で出会った「過っての研修生?」で。

今日使ったお金;4+4+5+219+38+8+1+12.5+1+45=337.5

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