久しぶりの投稿になりました。
先日7月11,12日で大雪旭岳単独行
2月19日春スキーの後 名残り雪の除雪、3月5日?横着こいて・・、腰をひねったようです。
湿布でもしておこうと、すぐ近くの外科クリニックへ、例によってレントゲン、で先生の所見「椎間板ヘルニアですね、MRIで精密検査した方が・・」「今医療センター係ってるので・・・」「じゃ、わたしの方から・・」
洗面での前かがみも出来ず、ベットでの寝返りも・・(激痛で崩れます!オイオイ!どうなるんだ状態)
医療っセンターでの受診は4月12日、早くならないかとお願いで4月3日で、ただ待つのも でネットの自宅でできるストレッチ見つけ。その効果?受診時は幾分回復、15日MRI、結果今度は脊椎狭窄症!オイオイです。
こんな形でこの先・・・。良くなってるのを実感して、クリニックでの電気リハビリ(10分で?)、自宅ストレッチ、加えて温泉療法(過って利用していた郊外の小金湯温泉)敬老パス使えます(市内)、バス・地下鉄・バスで2時間弱。平日用事あるわけでなく!ミニバス旅(本読みや乗客観察)結構楽しめます。
松の湯の平日はお客も少なく、洗い場でストレッチ(帰りのバスまで1時間半)、週一から二で(気分転換にも)、一番効果あったかも!。
私の松の湯です。
2か月ほどで体調も7、8割回復?、夏の大雪行きを目標に。
5月31日 街中を前田森林公園まで(藤の花鑑賞を兼ね、帰りは敬老パス!)17,000歩。なにせ山はクマだらけ状態。
6月に入って長歩きトレーニング、去年までの三角山は親子ぐまの徘徊(2年前?の取り逃がした親子?)で奥三角までの縦走は控えます(大倉山への山菜取りも一度だけ)。2日、23日で三角山往復2万歩。
7月に入ってとうとう遊歩道の閉鎖、犠牲者が出ないと・・・、今の市長さんでは結論出せない?。
今年の大雪行き、治ったようでも・・、で縦走は控えて、2年前 孫と行った裾合い、裏旭からのワンウエイ。
前回孫のデータ?
裾合いのチングルマに狙いをつけると10日前後、天気の2週間予報、3連休の人出を避けると11,12日、もちろん前泊はテント。問題は往復の足、結果は車 下道3時間半?(富良野の花街道?横目で)。
さあ出発!!
10時過ぎ余裕をもって早めの出発、オッと登山靴置いてけぼり! で家の周り一回りして、江別、岩見沢、三笠から桂沢ダム、三段の滝、富良野。町から北の峰のスキー場 便所・自宅からのお弁当タイム13:07
北美瑛から忠別ダムへショートカット 忠別ダム 複合ダムです。
テント設営 オ!何と蚊の歓迎!持ってきた蚊取り線香2か所炊きで。
一休みして向かいのYH白樺荘の温泉へ行ったのですが、丁度混んでてお湯が足りない??、ソオリーです。少し下って湧駒荘向かいの・・、汗かいてるわけでないので温泉なし!
サイト地で外人さんとすれ違います、「where?」「ベルギー!」「オ!ブラッセル」「オ イエス!」挨拶です。
彼女 今日同じコースを回ったような?。高山植物が素晴らしかったと!
時間できたので テントで本読み(黒岩重吾 聖徳太子)こんな時間が好き。
夕食取り掛かります、パックご飯にレトルトカレー(一緒に温めます)、今回初めて焼酎(父の日のプレゼント)を少し持参、お湯割りです。
完食後で晩酌?
寝る前の便所、彼女便所横のWi-Fi場所でスマホいじってます。一声 私の携帯番号を教えて「困った時に知らせな」(通じたかな~、連絡ないから・・・)、中国を回っていた時も若い女性が一人バックパックしてるのを見かけましたが、実にアクティブ!
明日の為に早めにシュラフの中へ、遅く入ってきたグループさんの話声が・・・、ムニャムニャ。
12時過ぎ?お便所タイム、さらに4時過ぎも、こちらは周りを起こさないように・・・。夜半にはテント打つ雨音 ムニャムニャ。
山はガスってます、予報は昼頃からにわか雨(午前中勝負)。
朝食はインスタントラーメン(玉ねぎ・ソーセージ入り)
ロープウエイ始発は6時半、テントの中は空にして・・・、オッと 6時過ぎてます。
ザックの中 雨具・薄い防寒ダウン・スパッツ・軽アイゼン・タオル・クマよけ鈴 呼子・ラジオ・ヘッドランプ・ツエルトポンチョ・行動食。
折り返し運行で 姿見駅 気温10.6度。
スパッツに上雨具でGO!7:06
チングルマ 手前は終わって今は奥で。
先行するシニア女性お二人、しばらくして追い越しで一声「リーダーは寄り添って!」、離れると後ろの人は以上に疲れます。「今日はお花畑どんぴしゃりですよ」「そう思って、天気は?」「昼頃から雨予報」「お昼までに戻ろうかと」「ゆっくりで大丈夫!」、足元はウオーキングシューズ⁉、お花畑までつかず離れず。
裾合い過ぎてチングルマ群落に近付くと登山道整備も追いつかない・・・。
どんぴしゃり!
天気が良ければ お二人にこの2019年の写真をお見せして、「またいらっしゃいと!言ってますよ」と、ここまで。
中岳温泉 行きかう人も少なく この天気も最高。。
温泉から登って尾根に上がるのですが、体が温まりません、尾根に入ると風も強くなります。
装備を整えます、下雨具・インナー用に防寒ダウン。
同年輩?の人が下りてきます、昨日は白雲泊まりと「報道で、定員オーバーで足も延ばせないとか!」「報道のおかげでみんな避けたり、テント泊りで定員以内、快適でしたよ」「もう73で今年が最後かと言ったら、何言ってる、80までだよと先輩からハッパ食らいましたよ!」「お互い頑張りましょう!」
風強く ガスの間からお鉢がわずかに。行動食(バターロール・チーズ・はちみつレモン)
裏旭に向かって・・、足が重い、体が温まらないような・・(これ進むと低体温症?)
向いから同年輩の方これを眺めて 待ってるのになかなか上がってきません 呟きます「中にピンクの花あれば・・・」
納得⁈笑了。
裏旭のサイト場、携帯トイレブースが(今までどうしてたのかな~、私ここの経験ありません)
あとOneピッチ、行動食、簡易アイゼン装着で雪渓に。雪渓終わったところで上から10人以上のツアー客、ハングル、「anyonnhaseyo!」「anyonnhaseyo!」エール交換。それにしても昼過ぎ このパーティこの天気の中どこまで⁈(先頭はガイドの様でしたが)。
12:33旭岳山頂、他1名。
下りきった所で(山が荒れるとひんしゅくかいます)外した途端ベテランパーティの前でバランス崩し尻もち!、笑ってごまかします。
14:03姿見の池
14:21帰着
14:30ロープウエイ発車前突然の雨
帰りも同じ道で三笠から高速で帰宅します、時間も3時過ぎてるし運転もあるので温泉はパスします。
富良野から三笠までなかなか元気のいい車列、必死でついて眠気なし、後は自宅近くのインター(出口混雑で20分ほど)
大雪花の旅終了!来年はどのコースに・・・。
習近平への「忖度、阿り、諂い」、誰でもない彼自身が作り上げた状況、身を引かなければ崩壊へと。その先に起こる事を想像し目を背けないで。
従命利君、為之順 (命に従いて君を利する、之を順と為 し) 従命病訓、為之諛 (命に従いて君を病ましむる、之を諛 と為し) 逆命利君、謂之忠 (命に逆らいて君を利する、之を忠と 謂い) 逆命病君、謂之乱 (命に逆らいて君を病ましむる、之を 乱と謂う)
ダイヤモンドオンライン 2024.6.20 8:00 柯 隆:東京財団政策研究所主席研究員 ニュースな本
意味が分かるとドン引きする…中国人が庶民を「ニラ」にたとえる残酷な理由
習政権による民営企業への締め付けが強くなり、中国では経済成長の失速に一層拍車がかかっている。金融市場は国有銀行によって独占されており、担保資産を有さない零細企業は違法な地下銀行に頼らざるを得ない状況で、零細企業の新たな資金調達先や一般家計の手軽な投資先として、ネットファイナンスが注目を集めているという。しかし、ルール整備が追いつかず、詐欺やトラブルも多発しているようで……。※本稿は、柯隆『中国不動産バブル』(文春新書)の一部を抜粋・編集したものです。
「繰り返し収穫できる韮のようにコスパがいい」搾取されるだけの低所得層
この社会では富が下から上へ吸い上げられるスピードが予想以上に速い。中国の消費を牽引し支えてきたのは一握りの富裕層と中間所得層である。低所得層は搾取されるばかりで、なすすべはない。清華大学の歴史学者である秦輝教授は、中国経済にとっての比較優位は低人権の優位であると指摘している。経済開発において人権を無視できるため、あり得ない低賃金を実現でき、中国は世界の工場になれたということだ。
中国では庶民のことを野菜の「韮(にら)」と揶揄することが多い。韮は収穫するとき、根元を残して切って出荷するが、しばらくすると新芽が出てくるので何回も収穫できる。効率がいいという点で、中国の庶民は韮とよく似ているのだ。
習近平政権が誕生したころ、10年前の中国の大都市はネオンが輝き、高級レストラン前には外国製の高級車がずらりと並び、贅沢三昧の食事を楽しむ高級幹部と会社経営者たちで賑わっていた。10人1卓の食事は飲み物込みで安くても数千人民元、高い場合は数万、数十万人民元も珍しくない。当時の為替レートで考えると、数十万人民元は数百万円になるので、日本の接待ではありえない金額だ。中国の会社経営者からすれば、数十万人民元でそれなりのビジネスの商談が決まると考えれば安いものなのだろう。
むろん、庶民はこんな贅沢な生活とは無縁である。中国の農家のエンゲル係数(食費÷消費支出)は依然50%以上である。都市部の住民の平均エンゲル係数も40%以上だ。2023年10月に亡くなった李克強前首相は在任中の記者会見で、中国には月収が1000元前後の人口が6億人存在すると述べたことがある。習政権は共同富裕を提唱し、貧困はすでに撲滅したと豪語しているが、少なくとも世界銀行と国連の基準では、中国の貧困問題はまだ深刻な状況にあると言っていい。
コロナ禍は中国社会に影を落とし、中国人の消費行動も大きく変化している。中小零細企業は相次いで倒産し、大手不動産デベロッパーはデフォルトを起こし、中国経済を牽引するエンジンが失速してしまった。最近の消費者物価指数はマイナス推移となり、内需が大きく落ち込んでいる。経済成長の失速に拍車をかけているのは、習政権による民営企業への締め付けの強化である。
同時に反スパイ法が改正・施行され、外国企業は中国にある工場をほかの新興国へ移転している。これらの動きのいずれもが、失業者を増やすことにつながっている。コロナ後、日本にはインバウンドの外国人観光客が戻ってきているが、中国人観光客については思ったより戻ってきていない。多くの中国人は消費より家計を守る貯蓄性向を高めている。
零細企業の資金調達は身近な人からの借金か地下銀行が主
中国人の投資行動の特殊性について説明しよう。中国の金融市場は国有銀行によって独占されている。民間のプライベートセクターには旺盛な資金需要があるが、よほど強い担保資産を持っていなければ、国有銀行から融資を受けることができない。多くの民営企業は「自己資金」によって起業する。民営企業の自己資金とは、自らの蓄えと、親戚や友人からの借金である。
日本人は一般的に親戚や友人同士の間でお金の貸し借りをしないが、中国では盛んにおこなわれている。そのぶんトラブルも多いが、ビジネスの助けにもなる。とくに民営企業の場合は私的に投資を受け入れることが多い。
原材料の仕入れや従業員のボーナス支給などで大量の現金が必要になった場合は、往々にして地下銀行からお金を調達せざるを得ない。むろん中国では、地下銀行は違法な存在だが、中小零細企業の資金需要に国有銀行が応えないため、地下銀行は必要不可欠な存在となっている。
中国で、地下銀行がもっとも発達しているのは、民営の小規模製造業が多い浙江省や福建省などの沿海地域である。一般的に地下銀行は地域を跨いで大きく成長する可能性が低い。貸し倒れのリスクを管理するため、地域密着型でなければならないからだ。地域密着型で商売をすると、お金を借りに来るのはたいてい顔見知りの中小企業の経営者になる。お金を借りる経営者も、期日通りに返済しないと地域での名声に傷がつくので、よほどのことがなければ貸し倒れが起きない。
タイやインドなどの新興国でもマイクロファイナンスが盛んであるが、中国ほど小規模製造業が成長していない。例えばスリランカでは、農業関連のマイクロファイナンスが盛んに行われている。主に穀物の種の仕入れ、化学肥料と農薬を購入するために、農民はマイクロファイナンスを利用して資金を調達する。
中国では一部の民営企業がキャッシュフロー管理に成功した。吉利やBYDなどの自動車メーカー、アリババやテンセントなどのビッグテック企業、滴滴出行(配車アプリ)、新東方(進学塾)などは目覚ましい成長を成し遂げた。これらの民営企業が成功した背景には、厳格なキャッシュフロー管理に加え、国有企業との競争を避けてニッチなビジネスに専念したこと、巨大な国内マーケットに立脚していることなどがある。
収益性と安全性がネックとなりくすぶる中国の投資需要
中国人のお金の貸し借りについて、近年大きな変化がみられる。従来は地域密着型がほとんどだったが、2000年代に入ると、インターネットを介して資金の融通が行われるようになった。P2Pと呼ばれるネットファイナンスである。P2Pは2010年代以降に急成長を成し遂げた。その背景には、旺盛な資金需要、投資意欲の強い個人、中央銀行の金融引き締め政策、インターネットの普及などがある。
問題は借り手の資格審査がきちんと行われていないため、詐欺などのトラブルも多発していることだ。借り手の資質に加えて、P2Pサービスを提供するプラットフォーマー企業の資質も問われはじめている。もともと中国では金融市場が開放されておらず、金融サービス業への参入は厳しく規制されている。しかし、インターネットというものの特殊性と借り手企業の旺盛な資金需要に加え、一般家計の投資意欲も強いため、P2Pを中心としてネットファイナンスは急成長した。それに対する監督とルール化が追いつかず、トラブルが多発するようになった。
コロナ禍を経て、中国では貯蓄性向が高まり、投資需要が盛んになっている。しかし、安心して投資できる金融商品が少ないため、中国人の巨額の貯蓄はマグマのようにうねりながら右往左往している。国有銀行を介する金融仲介は非効率であるため、中国における資金配分は極端に効率が悪い。家計の投資行動は、収益性、安全性と流動性のバランスを取りながら、ポートフォリオを最適化すると思われる。
日本人は安全性と流動性を大事にする傾向が強いように思われるが、中国人は収益を最大化しようとする傾向が強い。収益性を大事にしすぎるあまり、リスク管理が粗末になる傾向がある。証券投資がその例だが、不動産投資も同じである。不動産バブルの崩壊は、不動産投資を行っている家庭にとっては悪夢となるだろう。
なぜ中国人はリスク管理を粗末にしてまで利益を最大化しようとするのか。中国人が欲張りだからといわれると、そうかもしれないが、これまでの成功体験が背景にあるのかもしれない。この30年間、中国は奇跡的な経済成長を成し遂げ大成功した。そのため中国人は、将来に対して無意識のうちに楽観的になっている。成長するのが当たり前であり、成長が鈍化するのは一時的なことに過ぎないと思っているのだ。将来を見通すバランス感覚に著しく欠けているといえよう。
書影『中国不動産バブル』(文春新書)『中国不動産バブル』(文春新書)柯隆 著