開封の駅前バスターミナルから洛陽行き長距離バス約200㌔45元、長距離バスのページで書いていますが4時間かけ、中原から次第に起伏のある内陸の高速へ移り、右手遠くに黄河を望みながら、途中お客を下ろしたり乗せたりで、昼過ぎの洛陽駅前のバスセンターに着きました。
着いた駅前のバスセンターは駅前左、翌日西安に発ったバスセンターが駅の右手にもう一箇所ありますが、どういう区分けなのか判りません。結構競争が激しいので差は無いと思います。
洛陽では仏教伝来での白馬寺と龍門の石仏がありますが、今回は龍門、駅前でザックを預け(4元)、市内地図(1.5元)を買い、昼食の刀削面(2元)を食べ、駅前から龍門行きバス(路線バスは結構な間隔で出ています)、タクシーだと4・50元近くかかるだろ(市内から13キロ)ところ1元です。こういうところが好きです。
龍門の石仏(80元):夏本番でのこの広い場所での見学は旅4日目の疲労もあってつらいものがあったので目当ての仏さんに的を絞って後はこの次(結果貴い見学料でしたが)、全部をみて回るには1日は必要かも。整備が終わって間もないのかじつに気持ちのいい環境でした。
バス停からの多少の距離は、土産物やさん等からのいいクッションになっており、景区は外国からの見学者を考慮した設備でしたし、この時期のためか見学者も程ほどにてゆっくりと、あの仏さんを参観させてもらいました。お馴染みの石仏は想像以上のお顔で、私の好きな天平仏を思わせる様(ガンダーラから?違和感を感じず)、しばし見とれていました(一人旅のいいところで、好きなときに気のすむまで時を過ごせます)。
洛陽の宿は駅からタクシーで15分ほどでしょうか(10元)金城賓館2星?、ホームページの予約フォームが無かったのでご意見フォームを利用して優恵値96元で申し込んでいた所。予想どうり予約は通っていませんでしたが、プリントしたのをみてフロントのシャオチエ(責任者のよう?)の判断でOK、精算は(朝食しなかったので?)70元でした!規模は3星と代わらないのに、水廻りだけがどうも、床にシャワーの水が溜まりましたが、階下からのクレームも無く翌日にはなくなっていましたのでこれはこれ、得した気分。これだけのホテルに1000円程度で泊まれる中国の懐の深さにただただ感心してしまいます。
フロントのシャオチェの権限には日本に無い何かを感じます。場所が近くに王城公園なんてあるので勘違いして、旧市街でもなんでの無い地区の洛陽でした、また来るところかな。次は西安に付いて。
西安郊外、楊貴妃が玄宗皇帝を取りこんだと言われる華清池のお風呂の建物