自由人の発信 おっさんの中国一人旅から国内旅。

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9・6北海道地震と中国コラム近況

2018-09-14 14:07:43 | おっさんの中国一人旅終了?に伴って、もっと日本を旅します。

今回は私でなく甥っ子の旅紀行です。

先月東京の甥から9月4日から7日で北海道に行くので泊めてほしいと電話、もちろん歓迎歓迎!。

ところが9月に入ると台風21号が・・・、4日には超ド級で関西上陸、今もって関空は機能不全(今日14日からご用達のピーチさん正常運行?、鬼っこで第2ターミナルが幸い?)。

羽田は何とか圏外、彼は午前中かに道内入りしていました。久しぶりに来た孫も交えて歓迎会。

台風は夜間北海道の西海上を予報どうり抜けてる?夜間我が家は強風の為揺れます(屋根でも剥がれなければ・・・)。

一夜明けて台風一過の快晴!ところが強風の為JRは倒木?等の為運休(近頃何かあれば早めの運休?)、彼の用もたせません。

今日はゆっくりと滝野霊園(過っての職場)に面白い物?があるので案内がてら温泉をとスケジュールします。

札幌南丘陵に位置する真駒内滝野霊園、近年SNSを通してホットなスポット?海外から個人旅行の観光客が訪れるようになっています。

霊園さんの写真拝借ですが、不都合なら連絡を。。

先ずは頭大仏!

そう世界的建築家安藤忠雄設計です。

ラベンダーの季節の様子、バックは恵庭岳、麓には支笏湖。

完成時の様子。

そしてなぜかモアイが33、いや34体が・・・。

そしてストーンへジ!、深く考えないで・・・。

園内は昨夜の台風の影響で多くの倒木、来園者の為に支障ないようにすでに片付いています。

さて昼食、セイコーマート簾舞店併設?“鬼そば”、札幌には珍しいあっさり味のストレート麺。美味美味!

近くの小金湯温泉松の湯さんへ、美人の湯です。

時が時?なのでお客は少なく贅沢なひと時!(北海道での最高のおもてなしは独り占め?)。

向かいに“札幌市アイヌ文化交流センター ピリカコタン”

展示物は少し寂しいのですが、屋外にはアイヌ民家チセ他もあり一見の価値あり、ここはほんとに貸切で。

買い物もあるそうなので市内に帰ります。

今夜も酒だ!そして少し遅めの就寝。

 

揺れています!家が揺れています!左右に20㎝(感覚)程度?揺れています!ベットから立ったまま、この後どうなる・・・、30秒?収まります。

部屋は何事もなく、ドア開けて皆の確認!2階の2人は無事、階下のカミさんも無事。勿論停電!そう今では有名なブラックアウト。孫のスマホで足もと照明(こんな使い方・・・)。

懐電で被害状況確認、なぜか皿一枚割れていません、水屋は以前に柱にバックアンカー取っていましたが、それにしてもあれだけ揺れたのに・・・。水道問題なし、ガス漏れなし。

唯一の痕跡?(たてかけた雑誌と集めていたプルトップが・・・)。

 時間は3時過ぎ、階下で寝ていたカミさんも二階で(揺れ戻しで家がつぶれた時の為)、取敢えず寝ることに。。

この状態ですが寝てしまいます(この次にはベットの脇に身を伏せることに・・・)。

 

9月6日(木)快晴;たいした揺れ戻しもなく明るくなります。

先ず水の確保、風呂水槽に3/2まで、鍋や空きのペットボトルで飲料用。

山の道具から携帯ラジオ、ヘッドランプ2、灯油ランプ、アイスキャンドル用ろうそくで当座は問題なし。

ラジオからはブラックアウトの状況が入ってきます。

JR全線不通、信号機アウト、バス地下鉄も運休。

  

千歳空港も閉鎖、甥は明日午後の便です。フェリーは平常運航、最悪飛べなければフェリー(小樽~新潟)です。

車で送る時の為にガソリンをとスタンドに行きますが停電の為にアウト(メーターは半分)、小樽までの高速OK。後は出たとこ勝負かと。。

なぜか北海道地元のセコマは営業していますが、すでに食料関係は空?

でも信号機が機能しない状態で遠距離運転は避けたいものですが・・・。

甥っ子も目的どころではありません!目的が目的、次回お待ちしますです。

 

今日は甥のお別れPT、明るいうちに始めます。ヘッドランプは働きます!

これはこれで・・・。

空港も夕方かに電気復旧?飛行機は飛び始めたようです(関空は復旧のめど立たず?)。

我が家も残念?10時頃に電気も復旧します。ライフライン完全復旧!

 

9月7日(金)快晴;電気はまだ完全復旧していません(信号機復旧しないとバスは動きません)、よって空港へは私の車で、午後3時かの便。

ガソリンスタンドは長蛇の列、時間ないのでパス、ともかく早め10時頃に出発、すぐに高速、渋滞していないので燃費運転で。

途中輪厚のPAのスタンドへ入りますが、ここも長蛇。1時間半の時間設定で並びます。

45分かで、一台2000円13リッタですがこれで余裕で帰れます。

空港は営業車、自家用で渋滞していましたが無事任務完了、帰りも高速で(普段よりも混んでない?)。

でも空港カウンターはご覧の状態だったそうです。

甥っ子の便は定刻運行、無事帰宅のメッセージ確認。

今回の北海道地震被害は集中的、山容崩壊、液状化。専門家ではありませんが、土木屋として感じます、原因の無い結果は無い!(憶測での発言は控えます、が想定外は技術屋の言ってはいけない言葉)。

それにしてもお粗末な北電さんです(他の電力会社も五十歩百歩?)、この会社に原発を任していいのか?原発容認派として考えさせられます。

先日気になっていた滝野霊園に行って来ましたが被害は無しと言ってもいい?(墓の被災が4万基以上のうち5,6基かで)。大仏もモアイもストーンヘンジも地震があった?。

痕跡はあります(モアイ2体10㎝かのずれ、石柱一本途中折れ、石塔九輪落下、地元の人は確かに揺れたと)。20メートルの盛り土斜面も何事もなく。

そして百万人近い観光客のキャンセル、観光と言う芸者産業の現実!もっと足の着いた産業を!!

されにしても発信力の無い首長2人を抱えてる北海道・札幌でした。

 

さて追伸で近頃の中国コラム。少し長いのですが後半に核心が。。

ダイヤモンドオンライン 2018年8月29日(水)?加藤嘉一抜粋

 習政権で思想統制はますます強くなっている

「中国の特色ある社会主義は新時代に突入した。思想を統一させること、力量を団結させることを宣伝思想工作の中心部分に据えなければならない」

 8月21~22日、北京で開催された『全国宣伝思想工作会議』に出席し重要談話を発表した習近平総書記がこう主張した。共産党の宣伝工作(プロパガンダ)に従事する中央・地方機関、官製メディア、国有企業、大学、金融機関、軍隊といった組織の関係者が全国から集結した。司会は中央政治局常務委員で宣伝工作を統括する王滬寧・中央書記処書紀(序列5位)が務めた。

宣伝工作の重視と徹底は、2012年秋から2013年春にかけての発足以来、習近平政権・体制を象徴する要素であり続けてきた。共産党一党支配、マルクス主義、中国の特色ある社会主義といったイデオロギーの正統性が徹底的にプロパガンダされ、一方で世論や言論への統制は日増しに強化され、それに伴い言論・報道・出版・研究・教育・結社・集会といった分野における自由は侵蝕されてきた。

「党政軍民学、東南西北中、党が一切を領導するのだ」

昨秋の第19回党大会にて党規約に盛り込まれた一文である。“文化大革命”時代を彷彿とさせるこの掛け声の下、習近平率いる共産党指導部は全国各地、全民族、官民を問わず、すべての中国人が、共産党が宣伝する思想やイデオロギーに従い、それに沿って行動することを呼びかけ、それに従わない人間・組織には容赦ない処罰を与える方針をあらわにしている。

そんな現状が一層浮き彫りとなったのが今回の会議だと言えるが、上からの統制や抑圧に晒されている“現場”は枚挙に暇がない。筆者の周りで起こっている3つの実例を挙げることで、現状の深刻さを具体的に掘り起こしていきたい。

「トランプ」の文字は使うな、貿易戦争報道は厳格な「上意下達」

現在、中国共産党指導部を最も困惑させている案件のひとつが米中貿易戦争であり、習近平陣営は対米関係の現状や行方を、共産党の安定や権威をも脅かす可能性のあるリスクだと見ているというのが筆者の見立てである。

「“特朗普”(筆者:中国語で“トランプ”を指す)の三文字を使ってはいけないという指令を中央宣伝部から受けた。中米貿易戦争が悪化しているなかで、それでもトランプ大統領本人を刺激するべきではないとのことであるが、この三文字に触れずにどうやって報道しろというのか。全く理解できない」

8月下旬、中国中央電視台(CCTV)で米中貿易戦争の取材や報道に直接関わる外報記者が筆者にこう漏らした。この記者によれば、7月末、米国と欧州が貿易協議で合意に至った際にも、宣伝部から報道規制を命じる指示が来たとのこと。同記者はため息をつきながら次のように続けた。

「中国が米国との貿易協議で決裂してしまった状況下で、米欧協議がまとまったことを正面から報じるのは具合が悪いと言われた。ニュースそのものは報じたが、上からは“米欧間にもさまざまな問題があり、前途多難”という論調で報じるように指示された。現場で取材する身としては全く不自由・不愉快であるし、正直何もできないという絶望感に苛まれる日々である」

 この記者の上司は同局の報道方針の策定などにも関わる幹部候補であるが、もうすぐワンランク上のポジションへの昇格が見込まれる状況であるにもかかわらず、「上に行けば毎日無味乾燥な会議や報告書の作成、そして“習近平思想”の学習にほぼ全ての時間や労力を取られてしまう。前向きな企画や取材など、できる状況ではない」ようで、「昇格を放棄、退社することも考えている」という。

筆者は日頃から中国のメディア関係者とやり取りをする機会があるが、官製メディアだけでなく、例えばテンセントが運営する「騰迅網」や香港フェニックスグループが運営する「鳳凰網」といった“市場化メディア”ですら、中央宣伝部や中央インターネット安全・情報化委員会弁公室といった“お上”からの厳格な指令と監視の下で運営されており、「特にヘッドラインに関しては、もはやお上が直接決定して、私たちがそれを垂れ流すだけという状況に陥っている。そのほとんどは習近平本人の動向に関するニュースである」(鳳凰網デスク)とのことである。

ちなみに、筆者が本稿本部分を執筆している2018年8月25日14時10分(米国東部時間)の時点で、上記の「騰迅網」と「鳳凰網」のヘッドラインはいずれも「習近平の宣伝思想工作“12345”」に設定されている。当局による明確な“思想統一”を裏付けるものであると言えよう。今後、このような状況が緩和される兆候は少なくとも筆者からはまったくうかがえない。

外国人にまで「習思想」を宣伝、積極的に参加しなければ罰金も

今年6月末のある日の夕方、筆者は北京首都国際空港ターミナル3にいた。速達で宅配便を送るためにこの建物の中にあるEMSを利用しようとしたところ、受付の位置に習近平のガバナンスに関する談話をまとめた著書の英語版を宣伝する英文ポスターが掲げられ、大量のチラシが積まれていた。国際便のほとんどはターミナル3発着であり、多くの外国人客が利用することからこのような措置が取られていたものと察したが、なんとも言えない違和感を覚えたため、受付スタッフに「なぜここにこんなものが掲げられ、積まれているのですか?」と聞いてみると、先方は首をかしげながら次のように返答してきた。

「よく分かりません。何が書いてあるのか私には読めません。とにかくポスターを掲げ、できる限り多くの来客者、特に外国人に配るように上からは指示されています。そうしないと、場合によっては罰金を課せられてしまいます」

皮肉にも映る光景であったが、筆者が観察する限り、実際に北京や上海といった大都市だけでなく、内陸部の都市や地方の農村などを含め、街のいたるところに習近平の写真や言葉(筆者は習近平の銅像は目にしたことがない)、“習近平思想”を宣伝する紅断幕などが掲げられている。上記のEMS受付スタッフと同様、一種の“恐怖政治”を感じながら、なりふり構わず習近平を宣伝しなければ自らの“政治生命”にヒビが入ってしまうと怯えている、あるいはそんな現状を前に“習近平”を利用して上に媚を売り、体制内における昇格を目論んでいる関係者がゴマンといるのであろう。

そんな現状を象徴するのが3つ目のエピソードである。

私の手元に【2018年度北京市社会科学基金項目課題指南】という一部の資料がある。北京を拠点とする大学やシンクタンク研究者への助成金申請を促すプロジェクトである。習近平思想、改革開放40周年、冬季五輪、首都都市ガバナンス、北京市全体的都市計画など計7つのパート、226の研究課題が示されているが、うち33に「習近平」の3文字が含まれている。「習近平総書記新時代観研究」、「習近平総書記国家安全観研究」、「習近平総書記体育思想研究」といったものである。本プロジェクトの運営に関わるスタッフによれば、「“習近平”の三文字が入っている研究課題は人気がある」とのこと。同資料によれば、申請者に課された条件として、「社会主義制度と中国共産党領導を擁護する」ことが義務付けられている。

“習近平研究”をめぐるインフラ建設も整ってきている。2017年12月、党中央は「習近平新時代中国特色社会主義思想研究中心(院)」の設立を10の機関に批准した。中央党校、教育部、国防大学、中国社会科学院、北京市、上海市、広東省、北京大学、清華大学、中国人民大学である。その後、全国各地の政府機関、大学、シンクタンク、メディアなどから“習近平思想”研究の拠点となる研究中心・研究院の設立を渇望し、申請するブームが起こっている。

筆者が想像するに、これらの研究機関によって研究・発表される“習近平思想”に大した差は見いだせないだろう。すべての研究や論文はそれを肯定するものであろうし、結論ありきになることは疑いない。結局は、本稿が論じてきたように、習近平への権力集中、そして個人崇拝が蔓延る現状に着目し、それを利用することで富や名声を得ようという御用学者が量産される局面は目に見えている。

そのような状況に嫌気が差し、最近になって中国社会科学院を退職した若手研究者(政治学専攻)はその理由を次のように語った。

「学者として胸を張れる仕事など何一つしていないし、できない状況だった。自分の頭で考えることも自分の考えを述べることもはばかられた。まともな国際交流や学術研究も許されなかった。“習近平思想”、“一帯一路”、すべての研究は上が決めた枠組みや方針を裏付け、正当化するための作業に過ぎない。あそこでは学者としてのアイデンティティを保てない。だから辞めたのだ」

隣の国です、強国と言ってはばからない国です、用心深く見守りましょう!

こうした中国共産党、共青団含めた構成員一億8千万と寄生者含めた5億以外に九億の中国の人がいる事、彼らはしたたかに、真摯に日々生活しています。逃げられないし、他に行くところもない。

彼らがこのプロパガンダの犠牲にならないように関心を持ち続ける事。

その中国共産党ががなぜか日本に今秋波、安倍政権も合わせて点数稼ぎ?経済界もぞろぞろ付いていく。

戦略の上(とてもとても・・・)なら結構なことですが、目先の利益追う事が無いように祈ります。。

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