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2017山行き2題、アポイ岳と大雪縦走

2017-09-11 15:28:58 | 旅行記

去年の今は1か月後に迫った中国行でハイになっていたのですが、中国行をやめた今、なんだか・・・・。気になる中国です。。共産党はともかく中国の人達は好きです。

6月17日(土)晴れ;アポイ岳、ユネスコ世界ジオパーク

気になってた山、でも自宅から200㌔(高速区間120㌔)、日帰りは帰りの運転に無理があります。

幸い登山口に野営場。

テント泊だと昼食済ませて出発、国道利用で4時間半。

様似を過ぎた所で正面にアポイ岳。

冬島漁港の手前を左、山へ。サイト場は広々、充分な設備(炊事場・トイレ)  

土曜日なのでそれなりの利用者? こちらは3張、遅くにバイクの人。

道路挟んで向かいには温泉施設、アポイ山荘。

テント設営終わってさっそく温泉へ!内風呂は工事中で露天風呂はのみでした。

山荘駐車場からの眺め。  

夕食はビールをソーセージ・玉ねぎ炒めの肴で始め、レトルトカレーご飯。

6月18日(日);天気選んで来てるので今日も快晴。

5時過ぎに起きて朝食はパンにドライ豚汁、テントそのままで登山口へ車で移動。

5:40登山開始。 登山口のビジターセンター  

と、中年?女性が近づいて、「すみません、ご一緒させてくれませんか?」「構いませんよ。」

彼女、なんと鹿児島から、と言ってもこの6月?から占冠でロングスティしているとの事、なかなかの行動派のようです。薩摩オゴジョ!

この標識では!    

5合目手前の森の中に鹿です。

彼女かなりの博識家、いいカメラで途中の高山植物の名前を言いながら、「どうぞ構わないで先に行っててください。」

ここアポイは高度810mの割に高山植物が豊富な所、でも私はみんな高山植物で一括り!!

8:40アポイ岳   

苫小牧方面 えりも岬方面 吉田岳、ピンネシリ 

「私はこの先の吉田岳までですが、どうします?」

「時間もあるし、折角だからその先のピンネシリまで伸ばします」

「じゃー、私はスローペースですので、先行されたら?」

「じゃー、そうします!」

「クマよけの鈴は持って無いの?、私のでよければ持って行いったら。」

吉田岳直下で件の彼女下りてきます、新しいパートナー(若くて馬力ありそ!)とピンネシリへ。。

9:30吉田岳  吉田岳よりアポイ ピンネシリ

下山中に私も一応高山植物を、同じ物もあるかも。           

カンラン石の露頭? 

11:30 5合目の避難小屋、そこそこの人が登って来ています。 

2合目かにあったクマよけ鐘。 

登山口ジオパークビジターセンター内展示場。  

なかなかの展示内容、アポイ岳の成り立ち、希少性が解説されています。

昨日温泉に行ってる間にサイト料徴収に来ていたので、ここでサイト料を納めます。

帰りの温泉は4時間の運転を考慮してパス。テント撤収して帰途につきます。

冬島漁港へ寄り道。 

ここの漁組から毎年末、兄弟知人へ送る日高昆布10㌔を買っています。 事務所開いていたら担当の女の子に挨拶しようかと・・・、残念日曜日!

8月3日・4日 大雪山黒岳~旭岳縦走。

大学WV仲間が5年前に10代目の還暦到達を区切りに九州久住で集合。それを機会にメーリングで結ばれます。

2年後3年前北海道PWをニセコ・羊諦山で実施、その時ぜひ次回大雪を案内したいと、去年計画しましたが、3月の熊本地震、多くの関係者がいます。で、中止。

そして今回の2017北海道PW、エリアはニセコ・大雪で。私達含めて4夫婦がニセコに集結。

でも、年齢、体力、日程とそれぞれです(ある意味それでいいかと)。

結果、是非見ていただきたかった大雪黒岳石室周辺のお花畑は、私達(カミさんもOB)二人の十何年ぶりかの縦走となります。

ニセコのコンドミニアムでのウエルカムPTの翌日3組は大雪へ(一組は前日百名山羊締クリア、日程の関係で離脱)、二組は旭岳温泉、私達は層雲峡。

天気はどんぴしゃり!層雲峡のロウプウエイ乗り場   

ロウプウエイとリフト乗り継いで黒岳7合目から登山開始、2時過ぎ。今回は石室泊まりです。

9合目?樹林帯切れ?最初のお花畑  

4時には黒岳、大雪(カムイミンタラ)の眺望!これを見てほしかった!!  

石室までの高山植物。     

黒岳直下の石室。 

石室近辺の高山植物。      

今年は一週間から10日ほど花のシーズンが早い?チングルマがおひげさんになっています。

去年は星の観察会に感動したので、カミさんにもサプライズと思っていましたが、先生、今年は不在!いろいろある???。残念!

小屋は十四、五人?余裕の人数。

8月4日快晴!

目覚めると少し明るくなっています、4時少し。カミさんを誘って、すぐ脇の桂月岳へ。

4:17 御来光です  カムイミンタラにも。 

桂月岳より黒岳石室の様子。 途中のコマクサ。 

朝食はインスタントラーメン。6時出発。  

雲の平、チングルマは終わった所から今盛りまで。雪渓が溶けた順番に咲いて来るので一月近く楽しめます。 

     

ここからしばらくお鉢を左にしての縦走路。 

北鎮肩、北海道第二の北鎮岳。無理せずパス。。  

中岳より北鎮を。 平尾根真ん中あたりわずかに?旭岳。 

お鉢の全貌と向かいの北海岳、そして白雲岳。 

途中で行き会ったパーティー?、決まっています! 

いよいよ旭岳が、 裏旭の雪渓を登ります。 

11:10登った所でガスの中、黒岳が見えるのですが・・・  

旭岳からこちらのグループに電話、なんと15分ほど前に下山した所。私達はここで行動食のパンを。

15分ほどで切り上げ下山していると間もなく、もう一組のお二人が登ってくるところ!お互いの健闘をたたえて交差します(それぞれのペースで楽しむ)。

この旭岳の下山ルートは火山礫で滑りやすい?なぜか私ばかりがシリモチ!その度に彼女のアドバイス?

「アキレスが伸びてるよ!」「膝で吸収した方が・・・」「後傾になってるよ!」と、とうとう6合目かで突いた手のひらの皮剥けます(小休止、すぐにバンドエイトで、かなり自分にも・・・)。

さらに滑った所、極めつけが「だいぶ足に来てるんじゃ・・・」で、恥ずかしながらカンシャク!「ウルサイ!黙れ!」

下山後友達に会うまで・・・(友達にはこんな恥ずかしい所見せれないので・・・)。

13:30姿見の池  高山植物は終わっています!残念!残念!。

みなさん!それはそれは素晴らしいお花畑なんですが・・・。

14時のロープウエイで旭岳温泉へ。

2017旭岳縦走終わります。

今夜は旭岳温泉白樺荘に皆して泊まります(男子露天風呂脇青大将発見!逃走)。

大雪は素晴らしい!是非一度歩いてみてください!でも石室は・・・。

 

彼女は2002年天人峡からツムラウシ、温泉への山行き以来の大雪でした。

天人峡羽衣の滝 ヒサゴ沼へのお花畑   ヒサゴ沼 トムラウシからの展望 

残されてる時間は日々過ぎて行きます。で、来月10月は近江大津京から明日香藤原京まで歩く?壬申の乱を締めくくります(何の意味もありません、やはり中国一人旅の不確実性の緊張感には・・・)。

2004年に孫と3人で黒岳石室テント泊、北鎮ピストンしていました。    大雪は素晴らしい!何度でも言います。

コメント (1)
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