自由人の発信 おっさんの中国一人旅から国内旅。

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背広のズボンと梅家wu

2007-05-31 15:33:27 | 旅行記

梅家wuについては前の章で書いていましたお茶さんと係わりが持てそうです(良いのかどうかは別に?)。

「中国茶の価格」の章で、落ち着いたお茶の値段をと報告いたしましたが、上海を行くに付いてのお土産にと、またまた訪ねていきました。何しろ30分かからずバス代も3元、バスも30分おきほどで来ますので。今度は1両でなくお土産用で半斤、価格もそれ相当ですから老板も少しは喜ぶかと。もう顔を覚えられたようで、愛想良く迎えられました。”今日は上海の友達へのお土産を買いたいのだが、一番良いお茶を半斤、いくらか?””1斤?00元!””前回おとーさんから、一番良いお茶?0元/一両(?00元/一斤)ということで買ったよ!今度は?00元か?”老板しどろもどろ・・・”?00元なら?00元で良いから半斤お土産に作って”ようは値段は相手と場所と雰囲気で・・・。前のときのおとーさんの立場もあることです。商売は別ですが、今回は良いだろうと(どうも甘いですかね!)。結果、老板”お前に、俺からこれはサービスで”と1両近くをサービスで!2割のおまけで結局それなりのお値段になったようです。こんな商売がしたいのですが、皆が儲かったような気持ちになる!

そのあと日本で言うラーメンを頂き(お昼のあとで、お腹は一杯でしたが・・・)、話していると、写真を撮らせてくれないかといっているよう、どうも日本人を入れて宣伝用のパンフか?。”今日はこんな格好で来ているから、それなら来週の月曜昼過ぎ1時にまた来よう。今度は背広の用意をしたほうがいいだろう””では今度は一緒に食事をしよう!””じゃあ来週月曜1時で””再見!”となりました。

さて上海から帰った翌々日、暑い中、冬物の背広、ワイシャツ、ネクタイ、靴は履いて。おっと自分のデジカメで撮って残してあげれば、あと使いやすかろうと、パソコン、置いてくるCDもと暑い中、背広はハンガーのままで・・・(おやじも迎えに来るぐらい気が利かないものかと思いながら)。”おーい、来たよ!””来了!来了!まあ二階に上がれ”パソコン組みながら、”先に仕事片付けるか””まあ、まあ!ゆっくりして”そのうち例のラーメンが出てきます。伸びないうちに食べて、食べながら太太と老板に北海道の写真を見せたり・・・。そのうちに老板と二人っきり?”皆昼寝しているから!?”じゃあ、と着替えようかと・・、ヤヤ!ズボンがありません。そうですもって来る途中でハンガーの中から滑り落ちたよう、しょうがないので上だけでと思って、写真はと問いかけると、じゃあ屋上に行こうか・・・。梅家wuが一望できます・・・。そうです、前回の話は私の勘違いか、おやじの気まぐれ!!むもーという感じ。

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椅子に掛かってる背広、ワイシャツでした。

お茶屋さんの屋上から見た梅家wu。

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今日はなんだったのか!??、おまけにズボンは落としちゃったし、途中に誰か置いててくれていないかなー・・・。また皆に思われるんだろうなーと思いながらも、捜しながら帰りました。途中にはありませんでした。おかーさんごめんなさい!

おやじ今度訪ねていくから、電話教えろというので、部屋の電話教えました。その夜急に私の電話がかかってきました、”ウェイ!・・・、アイや!ラオバンナ?シェンマシャール?””何か言っています””再見”昨日もです!この後どうなりますか?お楽しみ!

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久しぶりの上海

2007-05-30 22:51:00 | 旅行記

先週の金曜から土曜で上海にいる後輩(といっても去年大学の同窓会総会が初対面)を訪ねて約1年ぶりに上海に行ってきました。贅沢な話ですが、上海に行ってきたと言っても、街に興味があるわけでないので(大体の観光場所は訪れています)、後輩宅を辞去したあとはお茶の問屋街がある駅裏と10年ほど前に仕事で訪れたことがある玉佛寺を予定にしたものです。

後輩については断っていないので割愛します。中国は20年以上になるそうで、こちらで仕事をするには最低でも10年は実績がいるようです。伺えば伺うほど私の仕事は遠のくようで、でもそれが現実でしょう。こちらに来るについて、何かの折にはお世話になるかもしれないと連絡入れていたので、一度は挨拶が礼儀でもあるかと、自分勝手に思ってと、じかに何かヒントはと、ずうずうしいとは思いましたが訪ねたわけです。何かを求めるのであれば自分で戸をたたくしか・・・、奥さんは驚いたかも。これを機会に、北海道の宣伝はしっかりしてきましたし、このお礼は北海道での歓待かと思います。また同窓の方にも連絡していただいて夜は6人ですが会食をもっていただき、遠く上海の地で九州弁での楽しい会食でした。

残念ですが写真を撮るのをすっかり忘れていました。

さて翌日、折角のお休みですし、私も上海での用足しがありますので、朝食を頂いたあと近くの地下鉄まで送っていただき、1年ぶりの上海へ。どう考えても少しずうずうしいようですがー。Sさん有難うございました、ぜひ北海道へいらっしてください

さてなれた上海の地下鉄、切符を買おうと並んでいると前の若者2人日本人(留学生?)一人がも一人に”まず、一人で買ってミナ!・・・”そうです、何でも誰でも始めてがあるのです!それにしても進歩したなー、駅名が通じるようになりました”上海火車站”だけですが。

デジカメ失くしたりの上海駅、変わっていません!地下道の様子!ところがドッコイ!お茶の問屋街無くなっているのです。駅の表と裏でこうも落差が、これが中国かと思っていましたが、そんな感傷が聞こえたのか(聞こえるはずがない!予定どうり!!)。一廓全部(100m四方?)更地状態です。アッと言う感じ。あの暑い日のけだるそうな中にも、沢山の人達のあの生活が消えてしまっています。万頭屋の親父、かあさん、何処かでやってるのかなー、でもまたやり直すってのは大変だろうなー。よって、お茶の問屋街も・・・、100軒以上はあったと思います。中国は日々変化しています、それもダイナミックに、感傷に浸るものなんか置いてきぼりか、弾き飛ばされるって言うところ!

お茶は出直しです(ここがあったので後輩の家では違う場所の問屋街を言っていましたが上の空、何でもメモして・・・とこれが出来ません)。そこで気になっていたお寺玉佛寺が駅近くにあるので訪ねて。駅から歩いて20分?10年ほど前に訪れています。街中のお寺ですのでコンパクト、ここには白玉の仏様が祭られています。でもその仏さんを拝むには追加10元ですので、表の仏さんで済ませました。ここで中国での正式な礼拝の手ほどきをして頂いたのを今活用しています。沢山の参拝客?外国の観光客のほうが多いくらい!経緯から気になっていたお寺でした、何だかすっきりしました。

昼時、近くの小吃店の小龍包で小腹を満たし早めですが杭州へ。オットあれほど捜したパジャマがあるかも!通りがかりに内衣店が有ります、何人か入っています(近頃シラーとして入っては一通り見てシラーと出ることが出来ます)。有りました半袖パジャマが一着ぶら下がって、29元と値札も付いています(こんなことが新鮮です)。

地下鉄で上海南駅へ!ヤヤ!!これが駅!ほんと中国の変化というか、吸収力には驚きますがこれはまた!中国にある駅ではありません、いえ日本にもありません。

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チケットは時刻確認して紙に書いて提示します(何種類かでやり取りまで出来ませんので!)約1時間後の14:45発K271列車硬座23元(370円)、杭州東着16:33約2時間の旅。

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それにしても公共料金、特に列車の料金は安いです、特急の指定券ですから。でも4月ごろからかでここ杭州・上海間にはヨーロッパのTGV、日本の在来線利用の新幹線に似た列車CRHも走っています。1時間で結びます、料金は確か2等が60何元、1等で100何元、それも安いです。

列車は井崗山行き、待合室?で待っていると隣のおばさんが話しかけてきます。”どこまで行くのか””杭州だ、おんたは?””井崗山だ””着くのは明日だね””そうだ!これ食べナ”といって何の種か(ひまわりより小さくて、スイカより大きい)をくれましたが、食べ方が下手だなーと言う感じで・・・。こうして旅していると、中国の人達の屈託のなさにほのぼのとした物を感じます。勿論眉をしかめたいような事も有りますが、ここは彼らの縄張りです。みんなで良いも悪いも、仲良く?生活しているのです。

1年も経っていない上海でした。

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恵明茶を求めて

2007-05-22 00:36:08 | 旅行記

一昨日、昨日と2日をかけて、ここ浙江省南部の景寧の近く恵明寺へ、恵明茶の畑とお茶を求めて旅してきました。

試験が終わった後、列車は杭州始発14:49温州行き新空調普快です。チケットを買うのも戸惑うこともなく!時間にして30分もかからず買えたのですが、やはりいました、横入り2人に、入らないで並んでる人に頼む人。前の地元の青年ですが、入られても文句言わないんです。この時は相手が年寄りだったし地元の人が言わないので私も”やはり”といった気でした。が、次に私の前に入ってきた者には”ダメだ!”と言いました(私も進歩したでしょう)。お前が先に行けばいいじゃないか的に言っていましたが、結局入れてやりました(当日券のようですし、私は翌日です)。あとは窓口近くなって何だか切羽詰ったおばさんがその優しい若者に買ってくれと頼んで(当然・・・)、結局目当てのチケットがないようで、若者も”どうしようもないぞ”と、駅員は”ハイ!次!フム!麗水!一枚、44元”私は次が控えているのですぐその場を離れましたが、おばさんどうしたか・・・。自身も入るからか(こんな言い方よくありませんね!)、入る人に皆、意外に寛大です(年寄りが居ると言ってくれるんですが)。

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箱は6人掛バケツのおばさんと同じところ(麗水の手前)で下りた無口ですが人のよさそうなおじさん、5歳くらいの女の子?と2つほどの男の子を連れたオかーさん、赤ん坊を抱えたオかーさん、22,3の女の子です。おばさんは世話好き、女の子は結構、年寄り慣れして、積極的。赤ん坊のオかーさんは赤ん坊で幸せな感じ、2人の子を連れたオかーさん、一生懸命。2等はある意味中国の一面かも、好きです。子供に日本ののど飴あげたら美味しそうに・・・。私は何だか得体の知れない優しそうなおじさんかな?”麗水だが、この次?””次は私たち、あんたは次、その次があんたか、アハハハ!”。いい人達です!乗務員が検収に来たんですが、おじさんいたずらして、使い済みの切符を出して検収済ませ、皆で笑いました(切符の裏にチェック入れるんで表を見ないの知ってたみたい)。

さて麗水に着いたのが少し遅れて8時過ぎでしたか、勿論今回もホテル予約なし。まずは駅前の一番目立つ旅館へ、呼び込みのおばさん達を無視して。120元ですのでOK、朝食つき(押金として200元)。部屋は小奇麗で値段とつりあって満足!

2007_05210031 朝の様子。

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隣(ほんと隣です)の看板見ると賓館、安いので10元から30元、標準間で40元から60元

。上手く住み分けてるんでしょうね。翌日の食事には14・5人は出てきましたので、まんざら特別高いのではなかったようでした。それにしても朝のバイキング中国の人はよく食べます(日本の誰かもよく食べますが)。

朝の麗水駅と駅前市場といったところ。

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そして駅前道り!

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ホテルで聞いて西バスセンターへバスで移動、麗水の町をついでに見物できました。この街も歴史は古そうですが、同じように猛烈な勢いで!駅前の道路もそうですが郊外の開発区の工場群やアパート郡。今度の沿線に義鳥と言うところがあります、例の100円ショップの品物供給地で有名。影響しあうんでしょうね、悪いことでは決してないと思います。だって良くなろうとしてるんです。

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思った通りこの街を中心に長距離バス網がここも出来ています。20分も待たず8:20分にはバスの旅。写真にも書きましたが浙江省のバスセンターの服務員は教育がなされています(これに愛想が出来ればなー・・・、中国でなに言ってるんでしょうです。)。だからでしょうかスタイル、面貌もよろしい!

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バスはやがて山を登り、とうとうトンネルで山越えしてshe族自治区へ入りました。彼らは過って焼畑で暮らしていたとの事、なるほど山の中です。でも緑が一杯で山の豊かさを感じましたし水が綺麗になりました(ゴミもなくなったよう、出す人もいないのか)。

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ダムにあったインクライン?

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やがて山を下ると突然高速道路の工事現場が対岸に(オオ!!、少し乱暴でないかなー、大雨来れば足元さらわれるぞ、出来ても維持が大変だぞー)、そう地方の中心都市ではこうして道路網をともかく呼び込もうと、上から下まで、他所と競争です。どこかでありませんが陳情で頼むと言うより、もう自分たちで手をつけていくと言った感じです(その点用地の心配はないし、河川の管理も仲間内です、みんな仲間で・・・。早いはずです。

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目的地景寧の街まで80キロ1時間半ほどですか10時少し前に着きました。

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さてここからが問題、恵明寺までの足探し。バスセンターの前の客待ちタクシーに聞いてみましたら往復150元とか(片道3・40分の所です、観光客慣れしてるようですし、畑見るだけには高すぎると思いバスを捜しに街に入って行きました。すぐに恵明寺茶専売所の看板気に入り最初のチェック、そこでバス停聞くとこの先にあるんじゃないかとの事。地元の人やバスに聞いての結論、バスは行っていないようです。おばさんに言われました”私は普通語しゃべれないから解からない”と。馴染んできたのかなー、変な嬉しさ? を見物して、他所のお茶屋を覗いて、やはり一番店構えと値段をはっきり言ったところの最初のお店で最高級品を50g、250g入りの一般高級品を買って、格別少数民族を体験することもなく、帰途につきました。地方になればなるほど皆さん一生懸命です、が、やはり問題は外からいかににお金を引っ張るかでしょう。

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私なりの、未知の地へのちょっとした冒険といった感じでした。

さて、早めに切り上げたので麗水には2時ごろ戻ってきました。長距離バスセンターから杭州までバスが出ていました(高速はここまで来ています)が、料金が120元(確認していませんがそんな記憶です)かでしたので、調べていた列車16:02分をトライすべく麗水駅へ、ダメだったらまた戻れば・・、ここが一人旅でいいとこ。やはり”没有”、でも少し変わりました、困った顔で離れないで居ると、なにやら・・・、立ち席で発券してくれました(無座と表示)。ともかくこれで帰れます。

待合室で待ちながら時刻表を追っていると、なんとハルピン行きです。そして検索にない、私の列車の45分後に杭州行きの列車(来たときの列車の行き違い列車?)があるでは、おまけになぜか杭州では10分遅れで着くのです。快速より普通のほうが早い?値段も立ち席のほうが高い?よほど換えてもらいにと思いましたが、マ!どうせ駅か列車の中での30分だからと諦めて乗ったのが運掴みだとは!!。ハルピンまでだとまだこんなところでは誰も乗らないのでした!よって席は無人状態、乗ってる人も皆立ち席です!

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これは特別別稿で、こんな乗務員さんも中国には、いるんです。私たち立ち席の者が座っていても、汚さないようにと言っては、すぐに片付けたり、カーテン使った後にはすぐに来てはもとどうり、正規の客が来たときには迎えられるようにと!怒りもせずに。ほんと初めてです、こんな中国の人は!!一番快適で気持ちよかった。それにしてもこんな人には協力してあげなくちゃー、皆も気を使ったら!でも杭州の手前では、その立ち席の人で車両はほぼ満杯、おまけに荷物は沢山あるのです。この後どうなるのかなー、これが毎日なのかなー、この乗務員さんこれからどうなるのかなー。

まだ中国では座席の区間管理はやっていないようですし、乗務員には発券業務がないようです。思いがけない旅が出来るものです。杭州東駅に20:34到着、初めての駅でもう9時、うろうろしてしまい、部屋には11時ごろになってしまいました。

冒険もなんでもない物にすることが大切、何かあったときは大変です!

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同学們に告ぐ!

2007-05-21 20:40:27 | 旅行記

次の主題に移る前に!

先週の土曜に小試験がありました。内容はかなりな物になり始めたと感じましたが、ことは、それに出席してきたのはクラスの半数です。もちろん授業然り、遅刻も何の意識もありませんから開始時刻の観念欠如!とうとう先生の一人は怒ってクラスのドアを閉めてしまいました

語学留学ですから当然語学以外はありません、遊びに来たのであればそれはそれで仕方がないのでですが。今の学生はこれで通っているのでしょうか・・・、かっての自分の学生時代でも、もちろん真面目なほうではありませんでしたが、学生としての最低限の勉強だけはしたと思います。もちろんクラブ活動、恋愛、バイト、夜遊びと。見ているとせこい感じがしてなりません!これがジジイのお節介なのか!

相手(先生)が誠意を持って応対しているのには、誠意を持って応えるということは、年齢でなく基本的なエチケットと思いますが。

しかし一概に決めてかかるのもよくないのか、先日よくサボる同級にあってビックリしました。ほんとに!お腹を壊して、もう三日も四日も何も食べていないと。ふっくらとした顔もげっそり、医者にはと聞くと言葉がわからないので行っていない。薬は国から持ってきた散薬を飲んでるとの返事。

あすも食べれないなら、医者に行け!、食べたくなったら朝はお粥だから、少しだけ口に入れろと。

土曜は授業があったので状況を担任の先生に話して、彼を医者に連れて行き栄養補給しないことにはと託しましたが。単なる食あたりでなくウイルス性のものではと、そうなら自宅療養では取り返しがつかなくなると思うのです。

彼は人気者ですので友達は沢山います。会ってた時も彼の部屋では友達がパソコンしていました。ほんとに解かりません、今の若者の行動様式が!!かといって一番遠い私が騒ぐのも変だし・・・(でも結局”義を見て施ざるは勇なきなり”か)。今のところ中国の水が合ってるのか(毎日ここのお湯でお茶を飲んでます)、でも事あれば・・・、なにいざとなれば日本語で意思は通じるものです。

若者よ、もっと今を大切に!

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中国の社会基盤整備

2007-05-17 23:39:47 | 旅行記

街の容:中国の都市部では戸建住宅は原則有りません、古い町並み(胡同、弄)と呼ばれる横丁も平屋の長屋です。かってのお金持ちや貴族のお屋敷も保存されてるところ以外では、近、現代の社会主義の下で共同住宅として使われていたり、使われています。そして、中国という大陸での歴史的理由からと(かっては住民は城壁によって囲い込まれた中で生活していた)、現在の社会主義としての体制からか、今も地域ごとの社区というコミニュティを基本に形成しています(内部で徐々に変わって来ているのかどうかは確認していません)。社区では基本的に共同住宅(アパート、今はマンション)で成り立ち、周りは塀等で区分され、入り口には守衛さん的な人がいますし、一定の商店や市場が設けられているようです。よって都市部の人口密度は想像以上に高いのではないかと思います。

かっての街の中心部(城壁で囲まれていたりしていたところ等)では既に再開発の下、近代都市としての様相に、さらに盛んに再開発が行われたり、行われようとしています。こうしたまだ開発がなされていない所は、道も、何枚か写真で掲載しましたが両手を広げたくらいの幅のところが多いのですが、その中でもまた共同住宅として枝分かれしていますので、確かに衛生面等で再開発せざるを得ないのでしょう。が既存の住民との補償問題等は難しい物があるようで、ここ杭州の街中でも近代的再開発の終わったすぐ隣が残っていたり、表は出来たがその裏はまだ残っているといったところも見受けられます。土地は国有、新しい使用者は租借という形で所有します。その間に開発業者が介在するのでしょうから、簡単にお金で地上げというわけにもいかず、出来たあとは投機対称にもなりえます。さらに見込み生産的な面もあるようで・・・、北京や重慶では報道の対象になっています。【結論】中国の都市は徹底的に重層形成である。

電線の地中化:電線の地中化はほぼ100%、大体において歩道部に埋設されています、いつでも対応できるように埋設箇所の上はブロックで、はがれる様になっているようです。ですから地方の道路で車が少ないと余計にすっきりしすぎる感じを受けるようです。その点は日本はどうしようもなく遅れているようです、基本的な街づくりで失敗した結果でしょう。

下水道:ここ杭州では分流式を採用しているようですが、イマイチ処理系統がわかりません。中国は広大な平地に大都市がありますが、広大な平地であればあるほど、ましてや大河の沖積地帯では自然流下の勾配に限界を生じると思いますが(地下水位は1メートルそこそこでは)、かといって圧送の為のポンプ場が見当たりません、地下にもぐらせているのか・・・。街の形態からいって、小区画での処理が可能ですし経済的ですから規模を小さくして処理しているか。マンホールの蓋から見て近年盛んに行われているようですが、日本と違って変な縦割り、縄張りがありませんから、再開発時の道路整備で幹線は配置されてるようです。日本では道路で工事が果てしなく、どこかで行われているような光景が中国では見られません(開削工事や押し管工事、シールド工事をいまだに見たことありません)。ただどういう計画の下での規模かはわかりませんが。わかれば意外にコロンブスの卵だったりして!

表題に関係有りませんが、先日、小学校の行進訓練を拝見しました。私は小学校や中学ではやった記憶がありますが、”右エー、ナラエ!””全体ー、マエエーススメ!”。報道されていますが、君が代が歌えるかどうかも評価に、なんて騒いでいますが、学校の行事は国旗掲揚と同時に国歌斉唱が当たり前でした、強制といった意識もなく・・・・。特別な意味を持たせなければなんということもないのでしょうが、ちょっと変わった人がそれを自分のために利用するような・・・、いつの時代にもこの手の人はいます。話を元に戻すと、その小学生の行進を指導しているのは軍人(退役軍人?)さんのようでした。これも見たまま、そして隣の国です。偏見で見るのでなく、現実として捉えたいと思いましたが。

中国は日本とは違います、違って当たり前でしょう。それを理解できる日本、日本の人が増えることを・・・・。

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