自由人の発信 おっさんの中国一人旅から国内旅。

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

西安観光スポット

2006-11-16 11:50:40 | 旅行記

●今回西安で訪れた観光スポット、華清池、兵馬俑、大慈恩寺(大雁塔)、青龍寺、阿房宮。近場で目に付いた所をチェックしました。

2日間に分け乗り合いバス(どちらかといえばこのバスが目的?)。華清池(70元)ではここが西安事件の舞台だったとは発見でした。蒋介石が寝起きしていた部屋等、それにしても当時延安に居た毛沢東が追い詰められ、総攻撃を受けようとしたところなんて、歴史を正確に中国の人に説明しているのかな?そんな思いで巡っていると、本題の楊貴妃と玄宗の出会いのお風呂場!こんなに大きな浴槽で温度の管理は?湯煙の中の楊貴妃といってるけれど、そんなに湯気が立ってたのかな?温泉が張られていないのでは、容易に想像ができません。周りの壁には有名な長恨歌が全文掲示されていました。すぐ近くでは今も出ている温泉の入浴施設がありましたが、料金聞いて辞め(驚く貴さだったなー?)、入り口のお湯に手を浸しただけ。誰が利用するのかなー?

Nec_0012 蒋介石の寝室、張学良に軟禁されていたとこ。その時歴史は動いた(パクリ)

 

 

 

 

 

 

 

●兵馬俑:入場料90元、この暑い時に駐車場からゲートまで、ゲートから玄関までの長いこと、電動カートに乗ればいいのですが・・・。国中が国有地ですから余裕ですかな、整然とした施設です。兵馬俑そのものは写真で見た通り、日本からのツアーも二組ほど入っていましたが西洋人が意外に多いのには驚きです(結構パックパッカーも)。それにしても素焼きのこうした遺物を晒していて、保存には問題がないのでしょうか?陶磁器とは違うようなのですが。これだけ大きな建物では空調も充分管理できないのでは?訪れる人の為の空調でいいのかな?そんな感覚で見学していました。

Nec_0015 駐車場を降りるとこの光景です。一大観光地!

 

 

    Nec_0021        

この方向はあまりないですね。

 

 

Nec_0022 

上手く保存できるのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

●大雁塔:入場料25元+10元、お寺の名前は大慈恩寺、かの有名な玄奘三蔵法師も住持となり彼がインドより持ち帰った仏典657部を翻訳に取り掛かったお寺、大雁塔はその仏典を収めるために652年立てられた64.5mの塔です。開封の鉄塔と同じレンガを積み上げた建造物ですが規模、内部構造等数段上です。ましてや年代は400年以上遡るとは驚きです。周辺の整備状況等を見ると、開封との差は何なのか興味が湧きますが・・・。

Nec_0051 裏からアプローチしていました。

 

 

 

 

 

Nec_0055

説明があったのですが忘れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

Nec_0053

修復、再建の説明はないので1,350年前に建立?、レンガです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●青龍寺:10元(15元払ったような・・・)大雁塔からバスで10分ほどですが案内なく、入り口もよく分からずに付近をウロウロしてしまいました。名刹、空海が真言密教を慧可和尚に尋ねにいったお寺ですが、今の中国、宗教はまだまだ人々に入り込んではいないようで、名刹といえども誰もおまいりはなく、ひっそりとあるといった感じ(フムー、ちょっと違いますが、4・5組のカップルが例の結婚記念写真でつれられて来ていました、日中で人の居ないところ?)、空海縁の地という事で、彼関係の記念碑、記念堂がありましたが、四半世紀たって忘れられてるようで、なんとなく違和感が・・・。近くのワンタン3元それなりに美味しかったなー。

●阿房宮:バスを乗り換え、4.5元もかけて、小雨降る中をかなり郊外まで尋ねて行ったかの有名な秦の阿房宮でしたが、前にも書いた通りただ塀がめぐらされ、門は閉まっていて。これだから一人旅は好きです。それにしてもここが阿房宮だとすると、秦の街や王宮はどこなのか、近くに漢の長安城跡は地図にありますが?雨は降り止まないし、長安の都の野ッパラでは疲れて、どこに行くか分からないバスでは嫌になって、タクシー奮発40元も!。ともかく西安駅の待合室(夜行軟臥ですので待合室はクーラー、ソファーあり)でやすもーと!

その駅の混雑、半端じゃありません(雨が降っているので駅前に居た人や、これから乗る人?切符を買う人?ETC)、駅の軒先、構内に入るゲートの並び、入った構内の人人人。軟臥(一等寝台)の切符は別格、何か皆に悪いようで・・・。今回初めてなので近場にしましたが、次回は崋山に行かなくちゃー。

Nec_0056_1 列車の旅の写真再度掲載。エスカーレーターの上のフロアーも人でいっぱい。わくわくしました。

 

Nec_0041_1

西安城壁の補修工事の様子、この状態で積み直してもいくらも持たないと思うのですが。

Nec_0047

永寧門の城壁のクラック、すぐ横の道路との関係と思われます。お金をかけるのであればいろいろ方法はあるのですが・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西安という所

2006-11-06 11:37:11 | 旅行記

都長安(明代以降西安)、今回の最終目的地へは、洛陽駅前からの長距離バス72元400km強です。

バスは例によってセンターを出発した後お客を拾いながら程なく高速へ入ります。周辺は黄土らしくストーンと落ちて谷になっているところの上部を、日本の高速道路と同じように走ります。途中には黄河本流の三門峡ダムや名高い函谷関の近くを通っているのでしょうが、新設された高速ではただ気持ちよく景色が過ぎていくだけ、思いを馳せては巡らせるだけです。黄土高原はヤオトン(横穴住居)をみて実感しました。

バスはやがて西安のある盆地、関内に入ります、日本の盆地を地図で想像していましたが、スケールが違います。やがて西安、広い中国大陸の中で内陸のこの地が何故歴史発祥の都となったのか、実感出来ました。規模は違いますが奈良の都と地勢的には似ているのかも。

城壁やお堀がかっての古都を示すようにまず目に入ってきますが、バスは北側から駅前のターミナル(広場)へ到着、もう時間はPM3時、中国での個人旅行は1日一件で計画したほうがいいようです。

明後日の列車のチケットは明日買うとして、小腹を駅前の刀削面と万頭(7元)で満たし、さてホテルの確認ですが、距離感がわからないので、奮発してタクシーをと、乗り場へ。行く先告げるのですが”勝利飯店?”顔を振って知らんふり(面倒そうなので止めとこう的です)、ふむー、参ったなー!!。

ところが一人旅のいい所、途方にくれていると日本と違い中国の人は必ず寄って来ます(格好からその手の人たちでなく、ほんと親切心です)、その人には通じましたし、タクシーまで話しつけてくれて(運転手さん親切なのでチップ2元コミ10元あげちゃいました、翌日電話くれたらすぐ来るとのことでしたが、太人旅行ではないのでご免なさい!)。

宿は駅前通りを城壁南側の和平門まで行った、すぐ対面です(110元/一泊)。まずまずの位置関係、お値段。近くのKTVの声が何故かよく響いてきましたが、寝付く前にはピタット止んでいました。前のお堀端公園には夕闇迫ると夕涼み(まだまだ酷暑?)がてらの人達が胡弓を一人や、グループでそこかしこに、やはりここは長安かと!

さて明日は華清池から兵馬庸へ、そして杭州までの列車のチケット購入です。

Nec_0004

携帯のデジカメうまく発光しません。よくみると公園での演奏が映っているのですが?

Nec_0007 ホテル前の城壁とお堀、昔のエネルギーのすごさと言うのか・・・。現在の核兵器に姿変えてるだけかも?

Nec_0048

ともかく中国の人たちも暑いようで、永寧門まえの夕涼みの様子、どこかの国の部屋に入ってクーラーより好きです、この光景。無くなったデジカメが欲しい!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする