5日目9月17日(火):台風18号は北海道東で被害を拡大しているようですが、甲府は台風一過の絶好な登山日和。昨夜の様子ではバスは運行中止、ですがこの天気もしかしたらと、一応チェックアウトしてバス停へ。やはり運行中止の張り紙、でバス停で再開を待ちます。
行程は大きく変更して鳳凰三山縦走、白鳳峠から下山して広河原、北岳ピストンに変えます。結果的には今の私の体力にあった行程になったようです。テント背負っての4泊5日の縦走はもう無理でした。
さらに荷物の選別で500g?程を、駅コインロッカーに。(入れ間違いのコイン戻らないのですね!。うっかりキョロキョロで・・・、入れた所にワンコイン、隣の空ボックスに金額入れてキーを抜きます。そう、またも思い込み!、回収時開けると、中に荷がありません。係りの人が来てくれ、説明受け赤面!それにしても日本だな~・・・)
そのうち、登山者らしき人がちらほら寄ってきますが・・・。やがて誰かの声”夜叉神までタクシーで行けるそう、一万弱らしい」と。フム・・・、シェアすると2,500円バスだと1,380円ですが言ってられません。
早速近くのらしき人に・・・、なんと韓国の方、会話は英語、彼乗ります。後二人、彼とそれらしき人に近づきます。なんと彼も韓国、でも完璧日本語、前出の彼との通訳、でも台風でかなり予定狂ってるそうで、彼はパス。今度は若者の二人ずれ、彼らが乗ってきて成立。
自己紹介、韓国の彼、名前はハン、プサン。私はシンジ、と若者の一人北大の学生。。英語、日本語でコミニュケーション。もう一人の若者がかなりの英語力で、大いに盛り上がり。
11:30頃、峠到着9,710円皆さんから2,000円で・・・それくらいは・・・。もうすぐ広河原まで開通とのこと、彼らと別れて私は夜叉神小屋への登山口へ。誰もいない中、気持ち良い木漏れ日を浴びて。。
それなりに荒れた後があります。
13:00夜叉神小屋、昨夜のお寿司で昼食、お茶を飲みきって小屋でペットボトル購入380円?何でもありますが、値段も・・・。
向かいには北岳、間の岳、農鳥岳の稜線。
14:30杖立峠
16:00苺平
16:30南御室小屋。サイト料500円ビール600円、毎晩ビール飲んでるなー・・・。
テントは私も含めて3張?小屋の前に蛇口、少し奥に水源、標高2,400mでこんなに素晴らしい環境。
なんと言っても便所が素晴らしい、洋式でもちろん紙は流せませんが、足踏み蓋付きポット。毎日のお掃除が感じられます、これが普通に行われる日本を誇りに思います。今日の合計5,190円。
6日目9月18日(水):6:30出発。朝の気持ちよいお便所!
広々としたサイト場。内地の森林限界は3,000m?
ハイ松帯なしで急に視界が開けて、後ろに富士山。
北岳の山塊。
行く手方向の千丈岳。
今日の縦走路、薬師?への尾根。
その中で一人の私。
薬師です。
眼下には甲府盆地!なんだか・・・、すぐ近くジャン!千五六百mの感覚ですね。
薬師小屋。
薬師岳。
八ヶ岳。
観音岳。
甲斐駒と千丈。
地蔵岳のオベリスク(この呼び方は後出年配者から)。
赤抜沢ノ頭から。ここで小屋泊まりの先行者に追いつきます、が彼らはここでラーメンの昼食!私はクラッカーで行動食。
中腹に横線はいってる所が御池小屋。
白鳳峠。
白鳳峠からの下山道、峠で追い越された先行者。
白鳳峠への登山道入り口。鳳凰三山のこのコース、危険箇所も無く初心者にはいい縦走路だと思います。こちらからは一気に上げるのでそれなりのアルバイトになります。
この林道を何百メートルか行くと広河原へのつり橋。
水量が増えたようには見えません<山の保水力?でも無いでしょう。
15:00広河原山荘。ここからでは1,600mのピストン、羊蹄山クラス?またお池まで上げる必要も・・・、時間的ににもここです。サイト場は広く、設備(炊事場、便所は新築?)も申し分なし。サイト料500円、ここではビール450円ワンカップ400円。今日は〆て1,450円
7日目9月19日(木):朝のサイト場。ラーメンの朝食で5:55出発。
台風の影響も無いようだし、同じ道も能がないので大樺沢沿いの登山道を。こちらの方がずっと登り易く、さすがと思える整備。
沢を詰めると八本歯コルですが、右に切って肩の小屋経由に。北岳バットレスでしょう。。名前は耳にこびり付いています。
視界が開けると向かいに昨日の鳳凰三山の山並み。この手前から、なんとなく前後する年配の方と一緒します。
北岳も指呼のうち?いやいやです。。
11:00肩の小屋。昨日向かいから見ていると盛んにヘリで荷揚げをしていました。今日でなくて良かった!
写真の彼が短い同行者。イントネーションから「九州の方?」なんと熊本の方、お年は70歳、イヤー若いなーなんて言われてしまいました。百名山をやっているのか、北海道の山も後二つを残すだけのよう。
手足も大きく、威丈夫といった感じ。リベラルな思考で、楽しい会話でした。ここで、彼は昼食、今夜は北岳小屋、明日は間の岳からここ肩の小屋泊まりだとかです。またどこかでお会いしましょうで、私は山頂へ。
11:45山頂。ここも三等三角点(富士山よりも管理されています)、名盤には白根岳と有りますが?
千丈から北岳小屋への縦走路。フム・・・。
さて下っていると、ボッカさんです。いるんですね。。
肩の小屋。
帰りは御池小屋経由、小屋でビールという訳には行かず、アイスクリーム400円?。ビール飲んでいたお泊りさんは京都から、直接被害は無かったようですが、初めての経験だったとか。
16:20下山、山荘でもう一泊手続き、やっぱり缶ビールにワンカップ500円450円400円。〆て1,450円。
8日目9月20日(木):今日もここで一日という手も有るのですが(ケチケチで)、明日の11:11の電車にそのままでは何があるか・・・、ここは甲府に引き上げます。先のテント村?巡視員の集合?こちらで用意したガスを使ってもらおうと譲ります。明日からの監視業務でしょうか?
ところで山荘にガスが売っていました、でも・・・。
今日もバットレスはくっきりと。
バスセンター入口近くにあった甘露水。
南アルプス岩石見本?
平日の甲府行きは12:00始発、時間近くには北沢方面からも入って、バスは一台増発。
ここ駅前から成田行き高速バスがあります。11:15分で14:45分第2ターミナル4,300円ですが、早くて乗り換えなし、ゆっくり本読みながらを選択(田舎もんは渋滞という概念が無い!)。
お昼のお寿司を460円で、またホテルニシコーさんへ、腹ごしらえすんで、隣の温泉へ、またまた貸切湯。夜はもう一度美味しい御飯を食べたくてとんかつ屋さんへ、なぜか目に入ったコロッケ定食でビール1,300円?全工程終了?〆て13,110円。
9日目9月21日(木):さて帰ろうかで一枚。甲府葡萄でお土産。
駅ターミナルに着いてみると、フム・・・、なんと沢山の人が広河原行きの所に!これが普通?
駅に立ち食い蕎麦屋さんなくて、またまた京樽さんで、朝昼のお弁当。
定刻発車、勝沼あたりから高速へ。ヤヤ!向かいの下り線スゴ!エ!これでどうするの状態。都会の人はすごい!
と思いきや、小仏峠越えて、さあ一路成田かと・・・、ナニ、こちらも渋滞?おまけに都心を迂回して成田かと思いきや、なんと新宿の高層ビル街へ、外苑とおって・・・、こんな込んでる所とおってどうするの!もう到着時間でしょ!抜けたと思ったらデズニーランドあたりでまた渋滞。
おまけに空港入口で乗客確認?日本であるのこんな事!着いたのは15:50イヤー・・・間に合った。これ間にあわなんだらどうなるの?
となんだかんだで16:55成田離陸、涼しい北海道に帰還。この日のお金4,184円。
今回費用25,384+77,862=103,246円(予算75,000)台風対応30,000円といった所か。
さて来月は12日から中国行き!何か追いまくられてるような気が・・・。いやいや!今行ける時!そう?マイイカ!!