自由人の発信 おっさんの中国一人旅から国内旅。

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中国での交通マナー

2006-08-22 10:53:33 | 旅行記

誰もが一生懸命前に向かって進んでいる国、そこに限りなく魅力と高揚感を感じる自分。後ろからクラクション鳴らしても誰も振り返りません、歩いている人、自転車の人、リヤカー引きの耕運機?、めいっぱい荷物を積んでいるトラック。思えば道理?そう、ぶつかったほうが悪い(ただ日本ではぶっつけられないように、相手に注意を促したり、自分から避けようとしますが)、悪くないのに避ける必要も無いし、相手に譲ることもない。これが基本です!

よく日本では責任の割合として8:2なんていって、両成敗的な面がありますがこれは外の国では通用しないようです。

道路はまだ交通信号が少ない(あまり必要ない?)為か、信号の解釈が違うのか(赤:車が通るから気を付けなさい、黄:車がまだ通ります、青:右折車が来ますがあなたが優先)、よって何時渡ってもいいのかな?

信号の無いところは人が優先でもありません、車は人にかまわず通行します。そこでは阿吽の呼吸(止まったほうが譲る)、見ていて顔が緩みます。

日本では車もこないのに信号が赤ならじっと待っている様子はある意味不気味な気がしますが、常識とはこんなものかも。

では中国での車通行中の道路横断について、車の方向を見ながら少しずつ前に出ます(運転手を無表情に見ながら)止まってはダメ、車は前方が通れる限り前を通ってくれます。途中止まったら回りは車だらけ、もう車は止まってくれません。

試してみましたが”車だ、危ない!”と止まってしまいました、もう進めません。そこで私の編み出した?方法、中国の渡っている人の下手にサット就いて一緒に渡ります、走ったりしませんから大丈夫です。気分は中国の人になりきって、快感です。

中国では右側通行です(香港は日本と同じ左)、そして車の右折は常時可能ですので考慮すること、信号赤でも右折車は進入して来ます。

杭州ではレンタル自転車を利用しました(5元/1時間、西湖近くに沢山あります)が自転車天国です、勿論積載制限もありません、運搬車の一翼でもあります(長い竹を積めるだけ積んでの通行でわれわれのバスは、しばし歩調を合わされましたが、大きなクラクションにも動じません)、大きな道路の車道の1車線は自転車専用で柵がありますし、それ以外は自転車優先?。

電動自転車で音も無くサット若いシャオチェが通り過ぎていく様は、ある意味日本よりずっと進んでる。でも遅からず車が増えてくるとこの状況も変わってくるのでしょう。

早く変えたほうが良いのは、上海の地下鉄での乗り降りです、ホームでそれなりに並んで?待っているのはいいのですが、電車の扉が開くと下りてくる人お構いなしで乗り込もうとすること、解ります、同じお金を払ってるなら少しでも権利を享受しようとするのは、でも入口で押し合いしても時間の無駄です。

こんな具合ですがこれも今の中国に合ったスタイルかと思います。常識、非常識は所、時で変わるもの、変わらないものそれは人としての誠実さ、これは万国共通では。逆にこれを無くした人を日本で沢山見るにつけ悲しく、悲観的になります。でも人間は素晴らしいはず!次は市場に就いて

P1010236 写真は少し前で12月上海、花園大飯店の近くの朝市の様子

 

 

P1010233 時間厳守(AM9時)で合図と同時に片付けが始まりましたが、その少し前です。

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公共バスそれともモグリ?

2006-08-09 15:49:24 | 旅行記

中国のバスセンターには大型の長距離バスと近距離のマイクロバスが発着しています。公共バスは路線間を往復しているのでセンター発着ではありません。

センターの切符売り場があれば乗車券買うことになりますが、西安駅前のバスセンター?では切符売り場は無いようで、行き先のバスを物色していたら(何故か各方面のバスの呼込みが多くて戸惑います)もう動いていたバスから呼込まれて乗ったというか、乗せられたのか。

とりあえず目的地西安の東30㌔リ山の麓、華清池へ、料金は高速も乗って30㌔以上の距離ですが4元、この手の料金は割安です(華清池から兵馬庸3元、兵馬庸から西安7元合っていますが距離とお金は?)。

前回の黄山でもそうでしたが、様子からして個人経営の様子、何せ商売熱心です。センターを出ても盛んにお客さんを拾いまくりますし、また道端のお客さんが彼らのお客さんだと何故わかるのか、運転手と車掌の連携にしても雇われているのでないことはハッキリしています。街を抜けるまでこの状態(街の中をお客を捜して回っているような気がしましたが)、馴染みのお客さん見つけようものなら荷物つかんで載せてしまいました、その間乗客は当たり前然、”この人そこに座るからあなた後ろへ行って”だれも文句なんていいません、彼女のほうが年配です。こうして地域の交通需要をカバーしているそのバイタリティーには確かな今の中国の力を私は感じましたが。

華清池より兵馬庸、そして西安への帰路での事、乗客の中学生か高校1年か先生を交えて7,8人でしたが料金が来たときより高いのか、車掌さんと揉め始めました。車掌さんも掲示している料金表を指し示し一歩も引きません、途中で降りていきましたが子供たちも黙っていません”忘れないぞ!このバスにはもう乗らないぞ!このおんぼろバスめ!”(推定)皆バスを叩きながら抗議して降りていきました。中国の人たちは些細なことでもしっかりと自己主張します。対する車掌さんも立派でした。

ただし前回の黄山では行きは4元でしたが、何故か帰りは値切って15元か取られました。後から乗ってくる地元の人たちはそんな貴いバスに乗ってくる感覚でなかったし、1元も渡してないお客も居たのは何だったのか(払える人はそれなりに負担するのがここの常識なのかと一人納得しましたが)。

それにしてもよく携帯電話で運転中に喋る運転手さんでした!そう事故さえ起こさなければ”何にも問題ない”(事故は起こるまで起こらない、フムフム)。

中国は私たちから見れば常識外のことが沢山あるのかもしれませんが、それは私たちの常識から見ただけです。私たちの常識とは何か?中国と係るようになってそう考えるようになりました。いずれにしても、すぐ隣の国中国です、お隣と仲良くしないで毎日が楽しく過ごせるとは思いませんが、またお隣の嫌がることに思いやらなくて、我が家の常識ばかりを言っていても、仲良くやれるはずもないかと。

町内会も、世界もある意味同じ道理で見ていくとハッキリしてくるような気がしてなりませんが。Nec_0050 次は中国での交通マナーについて

車が横断歩道で止まっているのではありません、車道と歩道が一緒でもありません。

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中国の公共汽車(バス)

2006-08-03 10:43:05 | 旅行記

 

町の中の移動はバス(公共汽車)を利用しています(上海は地元の人でもバスを乗りこなすのは大変だそうですし、地下鉄の利用である程度はカバーできますのでまだ利用はしていません)。

基本的には料金は1路線1元(洛陽)から1.5元(杭州、空調車は2元)、乗るときにボックスに入れて、後は目的地で降車。

停留所はみな一応止まりますしアナウンスも流れますが、中国語が堪能でなければ乗る時、何番目で下りるか確認してから乗ったほうが良いようです、停留所には路線名と停留所名、下に矢印で方向(中国は右側通行、進行方向を間違えました)、乗客に聞いて?もみな忙しいので、勿論運転手さんは無視します。路線はその街の地図に記載されています(私は街につくとまず地図を買います、だいたい3元から5元でしょうか、上海は10元)。

洛陽では駅前から龍門の石仏まで20㌔近くある感覚ですが1元、ものすごく得した気分。その石仏の帰路、到着したバスから運転手も用足しかで降車、待っていた私達は当然乗車ですが、乗り込む人たち料金箱に1元入れてないような?。運転手さん乗車と同時に乗ってる人たちとなにやらもめ始めました、”なんで乗ってるんだ!おれは皆がお金入れてるところ見てないぞ!皆降りろ!”(雰囲気から推定)”ナニ言ってるんだ!乗れるから乗ってるんじゃないか、お金はちゃんと入れたぞ!見てないのはお前の問題で、俺らは関係ないじゃないか!知るもんか、速くバス出せ!”(私はニヤニヤ)”クソ!”それから運ちゃんの運転の荒いこと、でも皆あたりまえのように・・・。中国はいいなー!好きだなー。

中国のバスの運ちゃんは性別、地域を問わず気が荒いですし、平気で乗客を怒っています。空いてる後ろから乗ろうものなら、大声一発、乗りなおすまで動きません、本人ニヤニヤ、しかし動かないので皆に言われて、乗りなおし、でもニヤニヤ、何事もなかったように出発!。

当然運ちゃんおつりなんかかまってくれません、1.5元のときは5角無ければ2元入れるよりしょうがありません。西安では距離によって料金を設けていましたが、その時は車掌(キカン気のようなシャオチェ)さんがいます。ともかく乗客は皆乗っけます、それから料金徴収、ちゃんとまだ払っていない人わかるんです。子供が紛れようとしてもダメ!”お前さんの子供だろう、払わないか!(推定)”ニヤと笑って終わり。

でも仲間でない変なおっさんには結構気使っていました。”阿房宮?何にも無いよ、そんな所に行くのか!””私阿房宮いくある”(このおっさんナニ考えてんのだろう、マ!イイか、本人が言うんだから)”おじさん、ここで降りて乗り換えナ””オ!謝謝!”、阿房宮は塀ばかりで何もありませんでした、雨は降ってくるし(あのシャオチェ、この事言ってたのか・・・・)。言葉がわからないといろんなことがありますが、それも旅。

バスには普通の中国があります、お年よりも元気です。若い人には当然のように”席代わって”といってるようで、代わる人も当然のようなスタイルだし。杭州では座っていた大学生は当然のようにお年寄りが乗ってくるといわれる前に代っていました。こういうことは社会全体が当然のこととして認知することであって、学校で道徳の時間を作って誰かが教えることとは違うような気がしました、やはり家庭や社会そのものかな・・・。そう、言う人も当然、受ける人も当然、ここに尽きるのでは。でも中国でも一人っ子政策の結果なのか、上海では地下鉄で子供がわれ先に席取りをしていました。いずこも所詮人類、遅かれ早かれの違いだけ!次は中距離(私営)バスについて。Nec_0039

西安城壁上7月7日PM7:20 上がるには40元、誰もいないはず。

 

 

 

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中国長距離バスの旅

2006-08-01 10:19:45 | 旅行記

今の中国では長距離は列車(飛行機は除いて)、中近距離はバスと大まかには棲み分けているようです。よって日本のように通勤電車の概念が無いようです(ただし上海では地下鉄や高架鉄道が既に組み込まれています)。市内は縦横に公共汽車(バス)が走っていますが、これは別の章で。

町の中心地や入口、駅前にはバスセンターがありますのでそこで切符の購入、バスでは乗るとき問題なく直近の切符が買えました、勿論座席指定です。今回は 開封-洛陽約200㎞45元、洛陽-西安425㎞72元の旅でした。

道路は整備が行き届いています、もち、高速道路を走ります、が、時間はあまり予定しないほうがいいようです。切符には出発の時間は入っていますが到着予定は記されていません。センターを出発したバスはさらに高速に入るまでの途中でお客を拾います(連絡所様のところは服務員がいるので携帯か何かで連絡とっているのか、しかしなんの表示も無いところからもお客は乗り込んできます)、ある意味おおらかで、こだわらない人達です。だれもそれで文句なんか言いません、日常なのでしょう。車掌もちゃんと切符は切っているようです(見ていませんが何処から何処までなのかなー)。

さて高速に入ります、日本と同じ方式(以前台湾では本線上に料金所があってブレーキがかかっていましたが)ですが走行中の車同士のご挨拶は少し控えてもいいのではと、そう、追い越すときは必ずクラクションで横の車にお知らせして追い越します。長距離貨物の車(多くはトレーラ形式で)は60~70㌔くらいで目いっぱいに積んで、時に追い越し車線を走っていますがその挨拶に動じることはないようです。運転手さんを見ても不愉快そうでもありません、無関心です。

また突然バスが路側によって停車します、なぜかお客さんが手お挙げたり、行き先を書いた紙を提示して待っていますし、また乗客が何か言たり、車掌さんが何か言ってると、降りる人もいるのです。”フェンスで囲まれたこんな所にどうして居るのか?””ここで降りてどうするんだろう?、子供までいるのに”なんて大きなお世話です。ちゃんと近くのフェンスが破られていました。ですから200㌔に4時間400㌔に6時間は必要なのです。考えてみればそれなりに皆さん有効に使っているだけだし、管理するほうも今は危ないわけじゃないんだから・・・。どっかの国のように”何かあったら誰が責任を”とか、”いや自己責任だ”などと騒がず、ある意味みな自己責任のもと身近に利用しているって感じでした。マ!いいか!大陸はいいなー。

バスの中では皆さんそれなりに行儀よく快適でした(隣の3人組のおじさんたち、途中から乗り込んできて途中で降りましたが、どこかの村から何か部品を洛陽に買いに来てたようで、良いコンビのよう、久しぶりに手鼻も拝見しました。この次は見れないだろうなー)。

道中は関中から中原への道のり函谷関の位置ですが高速では一気に駆け抜けてしまいました。大きな山並みが遮るでもないこの地も、かっての人馬の時ではこの400㌔が天下の険かと、あれこれ思いながらのバスのたびでした。わずかに黄河も望見しました。写真は開封で買ったインスタントカメラでしたので掲載できません。次回は公共汽車について。

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