今日は部屋も気持ちいいためか、ぐっすり寝て(いつも?)、7時に起床です。気持ちよく用事を済ませて、荷物のパッキング。つくづく思います、学生時代にワンゲルをやっていた事、でないとこうした旅行は考えもしないことでしょう。退房(チェックアウト)です、押金受け取り、隣のyan州へのバス乗り場への道順聞いて(新しいバスターミナル地図にまだ載っていませんので、書いてもらいました)、曲阜離れるまで荷物を預かってもらって、パソコンやらせてもらって、ほんとに気持ちのいいYHでした。今回3箇所のYHを利用しましたが、夫々味があり、特に瀋陽とここは若いスタック(私の子供・・・?)のスマートさを感じました。
さて朝食です。ここ曲阜の街は旧市街?は城壁、堀に囲まれて、城内は御多分にもれず観光地に変貌と言った感じですが、人々の生活は表通りに関係なく・・・。その中に入って行きます。
この食堂朝は麺だけ?麺がいいな、といった感じで「麺条儿、可以マ?」、OKです!。オット!すぐ運ばれてきます、誰かのを廻してくれたのかな~、と思いきや作っていたお店の人も一緒に食べ始めます(最後の一杯?)。後から入ってきた人には「没有!」、皆で楽しそうに・・・、これも中国。そう!売り終わったからおしまいなだけです。でもこの麺売り切るだけに美味しいし、量も充分。3元!5元出すとそこの笊からお釣もって行ってです。楽しくなります。
その先を見て歩きます。先のほう右に焼き菓子やさんがありました。いい匂いです、ふらふらと・・・、「1両おくれ」「・・・・(何だよそれポッチといった露骨な顔、もちろんおばさん)」「(少な過ぎるのかな・・・)1斤で!」「(そんなにか~といった感じ)・・・」、袋に入れ始めます、入れても入れても・・・(オイオイ、そんなにいらねーぞ!)、「等々・・、半斤半斤!!」「(うるさいな~、はっきりしなよ・・・)・・・、8元」「謝謝!」
そうして買ったお菓子が右下に映っています。4・5つ食べると結構腹膨れます。訳わからん爺さんだな~と思っていたんでしょうね?食べられる分だけ取って、帰りにYHの青年に食べてくれるように渡してきました。
YHの青年に午前中は孔廟は開いていない?ので先に孔林に行ったほうが・・・、というわけでもありませんが、時間も9時過ぎたので向かっていると(かなりな距離?)、輪タク(電動)が寄って来ます、5元ということで乗ります。そこで例によってあそこあそこ回って何元と誘ってくれます、が・・・・(待っててもらうの好きじゃないので要らない!降りてしばらく付いて誘ってくれましたが・・・)。それに思っていたずっと手前まで、ここで頼むと追加いくらいくらです!!
明万暦帝の銘か読めます。
色んな消された後が見えます、ある意味中国の歴史でしょうか。
この箇所が500m程続きます、フム?私勝手に降りてお金払ったのかな??そう、何もいう必要ないよな~、それでずーと入口まで付いて来て誘っていたんだ!(やはりカモだったのか!)
ここから有料、40元。
そしてまた歩きます、園内カートがありますが有料、ホント!今の中国観光は何処もインフレ状態、でも中国の団体客はほんとに沢山います。確実に豊かさは行渡りつつあるのか・・・。
これから墓域。
ここが孔子のお墓、左のお家が子路?が服喪の3年を過ごした所!(でも二千五百年前の家?瓦屋根に專の壁?・・・、マ!イイか!!こんな雰囲気で!)。
大きな墓碑の後ろの墓碑が本物?これも中国の歴史!
多くの観光客!
43代中興?のお墓。こちらの墓に感動しても・・・・。誰も来なくて・・・、つい叩頭してしまいました。
この両側の突起は?
20haもの広さがこの状態、一族で占めているのです。これも中国!!
一周しようと(私以外に歩いて回るものなんかいませんでした、皆さんカートで・・・)、でも左半周であご上がり(途中に道標無いので感覚つかめず、お墓の向きで現在地を類推していましたが、あまりに広いため、類推のほうを疑って・・・。)、やっと半分の三叉路でほっとして早々に切り上げました(何代、何十代と見ても何が何だか・・・)。
入口には孔廟への観光バス?が待ち構えています。やはり皆と一緒が間違いないので、5元。曲阜といえども道には色んな乗り物、馬車は観光用。それにしてもこの道は当時の広さではない?そうこれから観光で・・・、といった所でしょう。
観光バスと観光馬車、ロバではありません。そこそこ利用者がいます。
お昼です。通に小龍包の看板、お店は混んでいるのでテイクアウトで城門ではここでゆっくりと。
見た目と違い熱々で舌を火傷するくらいの肉汁。美味しかったな~これで3元(40円強)
向こうの街灯あたりで若い二人ずれ、さかんに娘さんが訴えていました、男性は持て余しているようです、去って行こうとしましたが、戻ってきて・・・・。上手く問題解決できたかな?ここ山東地方からも研修生が来ているようです。まだまだ中国はお金が必要?再配分は?ここのテーマでないのですが、少しでもいい方に行って欲しいものです。
孔廟の入口からではありません、向かいの城門からのアングルで撮っただけです。
その城門の上からです。遠くに大成殿の屋根(中国3大木造建築?)。
門票90元?わざわざここまで来て、見ないといけないのですが、なぜか次の孔府60元ともに入る気になれず・・・、今は少し後悔(3箇所で200元、3000円、日本でもそんなにしない?ましてや貨幣価値は5倍ですよ!、でも中国の人達がそれで好としているのに、他所から来た私が云々することは無いはず。中国金銭感覚が染み付いてる?)
その入らなかった孔府(孔家の役所兼住まい)。
まだ1時半早いのですが切り上げて(旅も一週間ほど経つと疲れたのかな~)、YHへ荷物取りに帰り、バス停へ歩いていると、電動輪タク。表のバス停まで3元というので乗りました。バスセンターまでだ10元で行くと言います、運転手さんはいい人!!、OK。
途中の観光案内も!曲阜師範大学正門。
観光案内代と少し値切りすぎかと(タクシー20元でしたので)、持ち合わせのを足して14元渡すと、ニッコリ!頑張ってください!
yan州まで5元?えらく安いな~、長途汽車?・・・、ホント20分ほどで到着です。まだ時間は3時です。行政区域を越えては市内バスは行かないのかな。
yan州駅前でした、バスセンターは。便利!
駅の近くに博物館があります。来てみると立派な建物、今中国では博物館は免費(無料)?地方では館内の展示物は限界があります。街の名前は始めて聞きますが、知らない街に入るのも楽しい物です。
博物館横の市場入口。そして仏塔?地図には興隆塔と書いてありますが。
改修中のようですが見れるところまでと来たのですが、入口が見つからず・・・、諦めました。お肉屋さんです!
肉系を食べていなかったので、市場にそういえばアヒルやさんもあったと・・・、買っていざ食らいついて気付きました。この足鶏です!ハハハ!市場の前の公園でムシャムシャ・・・、変な浮浪者に見えたかも?
まだ時間は5時半、列車は10時半、5時間あります。駅の待合室で待つには長すぎるようです・・・、ブログに乗っていた記事を思い出しました。洗浴というお店はシャワーを使う所だが休憩も出来て時間待ちには最適だとか!丁度駅前にあります(入口は階段で・・・?)。
入っていくと、受付?おやじ・かーさん・おバーちゃんで食事中。「可以マ?」「可以!」10元だそう、更衣室は・・・、脱いで入っていったら的です。マ!イイか!と食事中の横でパンツ一枚で浴場へ。銭湯並みの広さ、銭湯並みの湯船はありますが空っぽ、並んでいるシャワーを使い終わるころおばさんバスローブ的な物もってきて何やら・・・、解からないので適当に合わせておきます。
出て行くとおばさん、休憩室?に案内してくれるようです。付いて行きます、部屋に入ります。オ!これはゆっくり休めるな~、と思いきや、おばさん「横になりナ!」「ナニ!按摩!オ!私按摩嫌い!」、おばさん怒ってしまいました。按摩しないのなら、部屋違う!と大部屋のただ、だだっぴろいイスの並んだ所へ移動。だと思った!その後もおやじまで来て、按摩しないのかと勧めてくれますが、ヤメトコヤメトコです。
何だか居心地悪いし・・・、駅の待合室のほうが安心?と7時には切り上げます。帰りに「お金!」と言います。「ナニ言ってるんだ!最初に払ったろう!」、よく見るとおばさん入れ替わっています、結構若い子に。「ア!そう!」といった感じ。フム!私も結構馴染んだのかな~と、自慢できることでもありませんが・・・。
駅の待合室で本読んだり・・・、同じくらい待つ人結構います。これが一番!!さて起きれば煙台(山東半島突端)です。今回の旅の目的地全て完食!何の自慢にもなりません!