最後？の中国旅は10月9日から2週間、前半はなんだかんだのジジアッシーで、長期欠席は出来ないので・・・。
10月１日の国慶節は１週間のお休み、今では中国の人達の国内旅行はブームなんてものじゃありません。そしてその前１か月ほどは敏感期間、そう公安関係が張り切ります。そしてそれに便乗？・・・、それも社会の潤滑油？
さてそこで目標は？私的には謎の王国西夏に照準、映画敦煌での渡哲也？が演じた李元haoの国、現在の寧夏回族自治区銀川。これからお勉強です！
６月初めにチケット覗くと中国国際航空千歳・北京直行便もこの日になると往復４０，０６０円、２、３日見ていましたが、行けない時はキャンセル料払えばいいやーで、手配完了。
それはそれ、中国バックパックは体力勝負？で、体力測定を兼ねて大雪黒岳から旭岳への縦走を。し残した熊野奥掛けもあるのでテント泊をかけます。
2016.7.8～9（天気予報で一日は早めて、現役の人には申し訳ない）
単独縦走なので車は使えません、旭川乗換のバス旅（ＪＲは早いが貴い！）、時間配分もお金の内。
少し余裕みてわが駅新川発6：55 
札幌バスターミナル7：30旭川行往復3,860円 
旭川駅前ターミナルから旭川駅へ 
駅前ターミナル7番？乗り場から層雲峡への路線バス2,110円 貴！ 
旭川駅前の様子、動物園行きのお客は次々と並びます。 
バスは10：45 一時間以上の待ち時間あるので、忠別川から見える大雪、十勝の山々を！まだまだ雪も残っています 
12時半かにやっと層雲峡！でも途中バス停は9割方パスしています。 
持って来たおにぎりは旭川で食べたのでここでサンドイッチでもとコンビニ捜しますが・・・、ロープウエイ駅売店にもありません！お店の人に訊くとバスターミナル向かいに！でもセイコーマートですが目立たない茶色のお店に？・・・。
ここでしか・・・、で急いで。ありました茶色のセイコーマート（以前にもここで買っていました！）。
さてロープウエイ、リフト片道1,100+400円で7合目、登山届出して13：35開始 
オオ、登山道には結構な残雪、8合目でスパッツ着用。
２ピッチ15：10黒岳、２週間ばかり早いのですが今年は雪が多い？ 
北、層雲峡越しに天塩の山々 
サンドイッチを一枚摘まんで石室サイト地へ下りますが、沿道には数こそ一面ではありませんが（贅沢？）、あちらこちらに高山植物。
見落としがちですがコマクサも結構な数、少し早いせいか？ 
石室が見えます、たっぷりの残雪、これではお花畑は月末でしょう。 
と、シマリスが前に！目の前の石の上で涼しい風を楽しむ？望遠使わずこの距離。 
キバナシャクナゲは咲いたばかり？ 
雪が溶けたばかりのお花畑 
16：15黒岳石室到着、とバイオトイレ。サイト料500円（トイレ協力金込）。 
参考までに中も紹介！
微生物と菌床のおが屑を・・・、で使用後はこの自転車に乗って前こぎ20、反転１０回漕ぎます。 
小屋前から北鎮岳、ハイ松の向こうが今日のサイト地あります。 
石室から御来光ビューポイントの桂月岳、１０分？がとこ。 
7時前には食事も済ませさて寝るには・・・、と声が聞こえます “暗くなったら星の観察会するのでどうぞ”。エ？！、面白そう、で参加します。
今宵は小屋泊まりのツアーパーティー14,5人も入って、30人ほどか。
新月も隠れ観察会は8時過ぎから、直径20㎝ほどの反射望遠鏡、まずは南の空の金星、続けて衛星を持つ木星、ワッカの土星！ハッキリと確認できます。ニュートンで宇宙の成り立ち、ビッグバンなぞそれなりに興味持って読んでいますが、その宇宙を実感したのは初めて！感動ものです。
次は星座。。まずは天の川の彦星を！とレーザーポインターで、なんとレーザー光が彦星まで！
そして次々と、夏の大三角形、さそり座、もちろん北斗７星大熊座から5倍の北極星、もちろんミルキーウエイも。
解説する管理人さん4年ほど前からやられてるそうで、もと博物館の学芸員の方！！
“良ければ、天の川をバックに写真を撮りましょうか！” “エ？？” “その代り30秒ほど動かないで、その間一度ライトで皆さんをなぞります” “？？？”
オオ！です。写っています！
“場所を移して、この先のポイントで写真を希望する人は・・・” 明日早立ちの人は来ませんでしたが、もう御来光よりもです。
集合写真の後、“一人でも撮ってあげますよ！、ポーズとって！”
で、興奮したおっさんは、北斗星を指さして一枚！
“この写真メールかで頂けないか？”と。後にも先にも考えられませんので！必死？
“メールお渡ししますのでそちらからメール下さい、自分だと分かるように！、返信メールで写真をお送りします”
一週間たちますが・・・、届いたらここに掲載します、了解は頂きました。
テントに戻るともはや10時、興奮して・・・、ムニャムニャ・・・。
ヤヤ！明るくなってる！しまった！、で外を見ると、まだ間に合う？いそいで靴はいて、急ぎ足。
高度があるせいか、途中意気上がりながらも、間に合います！先着は一人だけ！（もったいないなー！）
日の出は4時と言ったところでしょうか。
そしてカムイミンタラにも！今日の光が 
ここにもコマクサが 
麓にはサイト地が、拡大してください黄色が私のテント 
朝のお勤め、早すぎて・・・、マ一日くらい。。
朝食は乾燥雑炊に昨日のサンドイッチの残り。ともかく腹に入れておかないことには。。
出発前に再度トライ、で前に20、反転10です。
5：50出発 
この沢を下って対面北海岳を目指します。 
お鉢から流れてくる水。雪渓ブリッジを渡ります。 
ここらは万年雪になります。昔この雪渓で遊んでいた大学生パーティー、どこで監視していたのか、現れた若い監視員に “コース外れると法律違反ですよ！”と子供たちがいる前で。興ざめしたのを記憶しています。
大雪のお花畑にしては残念ですが、出始めたばかりの高山植物でした。
振り返って黒岳からの道筋。 
北海岳手前の遭難の碑も雪が溶けたばかり。 
ツムラウシ、十勝連峰が今日もはっきりと。 
8：00北海岳から向かいの北鎮岳、そして旭岳。 
熊ヶ岳の雪渓。 
そして最後の登り裏旭の雪渓、例年8月は中間点露頭まで消えてるのですが。写真拡大してご覧あれ。
旭岳頂上直下にこんなにもキバナがあったとは！ 
10：40旭岳頂上 
姿見の避難小屋、前回縦走時ここを隠れて使用しました。法律違反？ 
その時でした例の8人か遭難したツムラウシの事故。
姿見から旭岳を。 
姿見のチングルマもこれから。 
12：50ロープウエイ乗り場到着、7時間の縦走でした。 
14：15旭岳温泉出発
15：50旭川出発
18：30札幌着
ロープウエイ1,800円、温泉（デルモンテ？）1,080円、旭川電気軌道1,430円。
天気さえ選べば、ロープウエイ、リフトを利用して程よい縦走気分を味わえます。縦走路は広尾根、踏み外すこともありません、それゆえガスるとコースをロストしがちです。
是非大雪カムイミンタラの高山植物と夏の清々しい空気をご堪能してください。
星と私の写真手元に入り次第掲載いたします、請う御期待！
