函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

動き出す菅外交

2020年09月29日 05時00分47秒 | 政治
おめでとう、菅義偉首相。
日本と世界のために、とてつもない仕事をするだろう。
トランプ米大統領は9月17日、ツイッターで菅に最大級の祝意を送ったそうな。

菅は18日、自身のツイッターに投稿。
新型コロナをはじめ世界が直面する課題に、皆さんと手を携えて全力で取り組んで行く!
2人は20日にも電話会談を行った。

振り返れば、先進7カ国(G7)首脳の古参として存在感を高めた晋三。
しかし、内政担当の官房長官だった菅の国際的な知名度は低いらしい。
昨年5月に米国を訪問し、ペンス副大統領やポンペオ国務長官らと会談したが・・・。
それ以外、外交の表舞台に立ったことはほとんどなし。

12日、自民党総裁選の討論会では、こんな調子。
80カ国・地域を訪問した晋三の「地球儀を俯瞰する外交」を見てきた71歳の菅。
思わずこんな本音を漏らしたそうな。

安倍(前)首相の首脳外交は本当に素晴らしいが、そうしたことは私にはできない・・・。
晋三政権は、外交も官邸主導だったとか。
重要案件では、経済産業省出身の官邸官僚が影響力を持って仕切った。

中国が進める巨大経済圏構想「一帯一路」への対応。
外務省は、中国の影響力拡大を警戒したが・・・。
当時首相秘書官だった経産省出身の今井尚哉が協力を提案。

条件付きでの支持が決まり、日中関係が改善に向かうきっかけとなったらしい。
今井はロシアとの北方領土交渉でも、外務省の反対を押し切り。
経済協力プランを提案したが、これはプーチン大統領の歩み寄りを引き出せず。
土俵際でプーチンにうっちゃられて、「2島先行返還」の譲歩案は不発で終了。

官邸官僚が中枢を去り、これからどうなるんでしょうねぇ?
「蚊帳の外」にいた外務省が主導権を復活させるのか?とメディアは煽る始末。
しかし、菅が信頼を寄せるのは国家安全保障局(NSS)トップの北村滋らしい。

早速「菅外交」の地ならしのため、北村クンは9月22日から訪米。
オブライエン大統領補佐官と会談だったそうな。
さてさて、警察庁出身で晋三の側近忖度係に期待する菅。

官僚同士の熱い闘いも見ものですねぇ・・・。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 粘る賭場作り | トップ | 南シナ海、波高し(その1) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治」カテゴリの最新記事