函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

未曾有の地震被害

2011年03月13日 05時36分26秒 | 自然・環境
東日本巨大地震の被害状況が、刻々と伝わってくるが・・・。
未曽有の被害拡大に言葉を失ってしまった。
建物の倒壊なんていう、生やさしいものではない。

罹災地では、街が津波で壊滅して消滅した状態に絶句。
瞬時にして街が消えてしまった無惨な映像・・・。
ダムは決壊し、家屋流出、行方不明者多数等など。

一方、東京電力福島の原子力発電所では、地震の影響で自動停止。
放射線量が、正門前で通常時の約70倍、中央制御室では約千倍!
そして建屋の弁を開けて外に水蒸気を逃し、圧力を下げる。

ところが電源系のトラブルで、それができず、周辺住民へ避難を指示。
範囲は、半径3Kmから10Kmに拡大、はたまた20kmに拡大。
そこに来て原子力発電所では、とうとう爆発・・・。

原発の想定津波は、原発の安全性再評価上70cmだったが・・・。
実際に押し寄せた津波は、10m以上の大津波である。
しかし想定外を超える津波だった、と簡単な言い訳で片づける始末。

そんなことで、上空を飛ぶ航空機は大丈夫なのだろうか?
経済産業省は、「こんなはずじゃなかった」とぼやいているに違いない。
自然を甘く見過ぎた末に、取り返しのつかない大惨劇の始まりである。

一方、政府は、福島第1原発の爆発は、水素爆発との見方を示して強がり・・・。
建屋の壁の崩壊であり、(原子炉収納の)格納容器の爆発ではない。
はたまた、ウランが核分裂した後に生成されるセシウムが検出とかその数値。

原子力安全・保安院から発表されても、イマイチ良く分からない。
そして、ナノグレイからマイクログレイへ1,000倍増えた時点でメトルダウン。
スリーマイル島原発事故と同じでないのか?・・・。

炉心の燃料が溶け出しているという極めて深刻な事態。
それをポカーフェースで平静さを装う態度が、腹立たしい。
そんな発電所は、初めから造らなければよかったのだ・・・。

そして津軽海峡を挟んで、函館市の向かい側の大間町・・・。
ここでも、危険な原子力発電所を建設中・・・即、止めるべきである。

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