函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

福島第一原発のいま

2015年08月04日 05時35分22秒 | オヤジのつぶやき
福島第一原発事故から4年が過ぎた・・・。
過日は、東京電力の幹部が強制起訴でちょっぴり注目の的。
裁判の長期化は、必至なのだろう・・・。

そして福島原発事故の深刻なニュースも少なくなった。
ということで私たちは、福島原発の事故は、収束の方向・・・。
そんな錯覚を覚え、今は安全保障関連法案に関心が集中。

さらに東京電力は、こんな調子。
8月2日に福島第一原発3号機の使用済み核燃料プール内に・・・。
落下して沈んでいる巨大がれきの撤去作業を無事に終えたと胸を張って?発表。

クレーン等を使い撤去したが・・・。
誤って落下させれば、プール内にある核燃料の損傷等など・・・。
重大な事故につながる恐れがあったらしい。

そのため密かに?周辺の廃炉作業が少ない日曜日を選んで実施とか。
やることなすこと、姑息な感じ。

ところがどっこい、福島第一原発の事故現場では、大量の放射能放出が続く。
そんな現場は、現在も原子力緊急事態宣言が発令中。
メルトダウンした燃料が、地中で臨界反応を起こしているそうな。

おまけに今後も大地震が発生すれば、福島第一原発に何が起こるか分らない。
また、漏出している放射能汚染水は、莫大な量ときた。
この4年間で回収・貯蔵した量が75万㎥。

1㎥とは、一辺が1mの正方形の箱 。縦積みにすると75万m。
富士山が標高3,776mということで、富士山の200倍の高さになるとか。

また通常の航空機は、1万mあたりをフライト。
ということで75万mという高さは、気の遠くなる数値。
言われてもピンとこない数字である。

とまれ、そんな現場では、毎日6~7,000人の作業員が働く。
それも目に見えない放射能汚染の危険を背負っての作業だ。

現状は、放射能を除去する対策がないまま・・・。
注水して内部を冷やし続けるだけ。
おまけに、海に漏れ出る大量の汚染水にも打つ手がない。

一方、安ン倍親分と来ればこんな調子。
福島第一原発は、安全・完全なコントロール下にある。
東京五輪を招致したいがために、世界中に発信した嘘の情報。

ということで、戦争法案成立に燃える政治屋には・・・。
この放射能で汚染された冷却水で・・・。
頭を冷やすことを、是非・ぜひお勧めしたい・・・。

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