米国のバイデン大統領が、2月3日に発表。
シリア北西部で米軍の特殊作戦部隊の急襲作戦のことだ。
これにより、イスラム過激派組織「イスラム国」の指導者・・・。
アブイブラヒム・ハシミ・クラシ容疑者が死亡した。
バイデン大統領は、語る・・・。
我が軍によって、おぞましいテロリストはこの世を去った。
我々は、世界中のどこであろうとテロリストたちを追い詰める!
振り返れば、アフガニスタンから駐留米軍が撤収する直前の昨年8月。
首都カブールの国際空港付近で自爆テロが発生。
「イスラム国」が、犯行声明を出していた。
米兵13人を含む約180人が死亡。
米軍は、報復措置として無人機による攻撃を敢行。
そしてバイデン大統領は、これが最後ではないとし、更なる報復を示唆していた。
米政府高官等によれば今回の作戦は、こんな塩梅。
トルコ国境に近いイドリブ県で、約2時間にわたり展開。
容疑者は3階建て民家の3階部分に潜んでおり・・・。
米軍の作戦実行中に、家族を巻き込んで自爆したそうな。
この容疑者は、2019年11月、同年10月に米軍の作戦で殺害された・・・。
「イスラム国」の指導者アブバクル・バグダーディ容疑者の後継者に選ばれていた。
米政府は、この容疑者が各地の支部を統括していたと見ている。
また米政府の高官は、今回の作戦で「イスラム国」に大きな打撃を与えたと強調する。
それにしても、秘かにイスラム国幹部の居場所を突き止める作戦は凄いねぇ!
でも血で血を洗う戦いは、何とかならないものだろうか?
指導者抹殺後も脅威は残り、ISとの戦いは永遠に続く・・・。