原発事故調査委員会の活躍

民間の有識者で構成される、東京電力福島第一原発の調査委員会が・・・。

事故当時の政府対応を検証するため、前首相からヒアリングをしたとか。
委員会の構成メンバーも豪華版である・・・。
科学技術振興機構前理事長、元検事総長など有識者６人が委員。

統治の官邸内部の状況などを、当時の指揮官に直接問い質した。
ヒヤリングと言うソフトな言葉に包まれて、緊張感や迫力感がイマイチ？
いっそのこと取調べのように、厳しく締め上げて追及すれば良いのに・・・。

前首相は、こんな語り口だったらしい・・・。
政治を含めいろんなレベルで、原発の安全神話にとらわれていた。
そのことは否定できないと思う・・・。
様々な角度から調査してもらうのは、意義のあることだ・・・。

この委員会は、事故対応の中心であった政治家や政府関係者。
そんな彼らからも、ヒアリングを実施しているとか。
そして報告書は、来月末に公表する方針・・・。

事故調査・検証委員会の長は、こう語る・・・。
政治家たちが、組織上・制度上の問題を感じながら危機対応に当たってきた。
その様子が分かってきた・・・。
また同じようなことが繰り返されないよう、検証を進めたい・・・。

なるほど、政治屋のアリバイ作りを後押しして、ヨイショするような景色。
歴史は繰り返すという言葉を無視したような委員長のコメント。
過去に起こったことは、同じようにその後の時代にも繰り返し起こる・・・。

近い将来、フクシマに続く原発事故が、どこかで起きる可能性は大。
１月１３日にブログで書いた、「原発がどんなものか知ってほしい」。
これを読めば政治屋たちも、その怖さを理解できるはずだが・・・。

政治ごっこでお忙しいセンセイたちには、無理な注文なのか？・・・。