電話盗聴疑惑に思う

情報化時代の凄さ・怖さを痛感する昨今・・・。

米情報当局が、またまた凄いことをやっていたらしい。
米国家安全保障局（ＮＳＡ）の盗聴疑惑が浮上した・・・。
盗聴の対象は、ドイツのメルケル首相の携帯電話。

盗聴を疑ったドイツの首相は、米大統領に抗議の電話。
事実なら信頼への裏切りであり、断じて受け入れられない・・・。
これに対して米大統領は、防戦一方だったとか。
通信傍受はしておらず、今後もしないと疑惑を否定・・・。

最近、米中央情報局（ＣＩＡ）の暗躍を元職員が暴露した。
そのことは、私たちの記憶にまだ新しい・・・。
暴露内容は、ＮＳＡ（米国家安全保障局）が個人情報を収集。
そのため違法な電話盗聴が、広範囲に行われているとした。

米国の盗聴疑惑は、欧州連合、国連本部。
メキシコ大統領府、ブラジル大統領と相次ぐ・・・。
ということで今や電話もメールも、安心できない時代。

そんな中で日本の官房長官は、こんな塩梅である。
安倍首相の携帯の傍受可能性は、全く問題ない・・・。
米国とお友達気分の日本は、至ってのん気な空気である。

そして庶民の不安を尻目に、秘密保護法案は国会へ上程。
年内成立に向けて猛ダッシュ！の感である・・・。
この法案成立で喜ぶのは、米国だけじゃないのかなぁ～。

ともあれ日本版ＮＳＣである国家安全保障会議。
その創設に向けての地ならしは、着々と進行中・・・。
そして安倍さんは、ますます意気軒高！！

ということで、やっかみで言わせて貰えば・・・。
私もオバマさんの携帯を盗聴してみたい・・・。