豊洲市場の移転延期余波

11月7日は、豊洲市場への移転予定日。
それが地下の空洞問題等で開場が延期。
ということで冷凍庫は空。

移転の先行きが見えない中で、業者は悲鳴。
豊洲と築地、二重にかかる負担で大変らしい。
豊洲市場に設置された巨大な冷凍庫はこんな塩梅。

高さ42m、床面積は約3,000㎡。
庫内はマイナス60度に保たれているが、冷凍庫は空のまま。

この業者は、マグロ等を冷凍するため豊洲市場に75億円で巨大冷凍庫を新設。
そして8月から冷却を開始。
10月は冷やし込みをやり、電気代が月に約600万円かかったそうな。

空の冷凍庫を維持する電気代。
それに新雇用従業員の人件費等で、毎月1,000万円以上の負担。

一方、都知事は今月中旬にこんな対応予定とか。
業者への補償を検討する委員会を設置・・・。
でもねぇ～移転については先行きが不透明な現状。
解決まで相当の長期戦・・・。

業者へ補償するにしても原資は税金。
考えさせられてしまうねぇ～、豊洲市場の問題は・・・。