函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

福島現発の劣悪な労働環境

2012年09月06日 04時36分50秒 | 暮らし
福島原発で働く作業員の被曝線量では、ごまかしが酷いらしい。
そして、下請け労働者の被曝で成り立つ原発には唖然とする・・・。

昨年3月、放射能濃度が極めて高いであろう原発の事故現場。
現場責任者は、作業員を建屋に運んで仕事場所の指示。
作業員は、マスクで顔を覆って息苦しく、メガネは曇って視界不良。

この作業員は、3次下請けだったというが・・・。
そんな劣悪な環境下で、慌てふためく10分ほどの作業を実施。
現場責任者は車内で待機、作業員たちにはこんな指示。

線量は30分当たり1ミリ(mSv)、4人同じ線量だからな・・・。
作業従事者の3人は、誰も線量計を着けていないのにこんな調子。
1時間2mSvと虚偽の記載指示、こんなことが罷り通るのか。

この建屋の周囲は、高線量の瓦礫が飛び散る・・・。
事故後1か月が経過しても、コンクリ-ト片からは、毎時900mSv。
劣悪な現場で線量計なしの仕事を強いる労働環境・・・。

そこまで身の危険を冒して、働かなければならない今の世の中。
とりわけ彼らは、ボロ雑巾か、使い捨て百円ライター並みの扱い。
収入を得るために、身をすり減らして命がけの仕事。
将来は、被曝で大変な不利益を被るに違いない・・・。

こんな国を、美しい国と持ち上げた安ン倍センセイ。
先見の目は曇っておらず、立派・リッパ・りっぱである・・・。

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