土曜日。この日は、大頭の宅老所でみよちゃんとじいちゃん、お泊りのヒイちゃんに自閉症の大ちゃんの4人。
自閉症の大ちゃんは言葉もなく、すぐにパニックを起こすので、出勤は大ちゃんと私の二人勤務。
午後から、山へ紅葉を見に行くことに。
ヒイちゃんの住んでいたあたりの大保木(おおふき)の山に向けて出発。
伊藤さんが元気なころに勤めていた「ふれあいの里」という小学校の跡地へと向かった。
私たちが、車を降りた時、ちょうどここのスタッフの人が建物から出てきた。
「あれっ!おばあちゃん!」
とヒイちゃんに駆け寄り、手を握った。ヒイちゃんはきょとんとしている。
「親戚のおばあちゃんです。」とその人は言った。
聞いてみると、その人はヒイちゃんにあこがれ、ヒイちゃんの暮らす山にあこがれ、自ら自給自足の山の暮らしを選んだという素敵な人だった。
不便な山に移り住み、子どもを育てていて、凛とした若いお母さん。
遠縁にあたるというその人は、ここから上にあがっていくとヒイちゃんの家があることやヒイちゃんのことをいろいろお話してくれた。
で、お茶を御馳走になりながら、私に聞いたヒイちゃん。
「ありゃ、だれぞ???」「ヒイちゃんの親戚の人らしいよ!」「そりゃ、知らんが・・・」
ヒイちゃんは、それなりに話を合わせていたけど、結局のところ誰なのかはわからなかったらしい。
でも、私たちは、「すごいな~」と思う。
ヒイちゃんは覚えてはないけど、確かにヒイちゃんの親戚だという若いお母さんがそこにいて、ヒイちゃんの昔を知っていて、私たちにいろんなことを話してくれている。
後でみかちゃんにこの話をすると、その人とは以前会ったことがあるという。
こうして、私たちはまた、新しい人と繋がっていく!
山を伝って!!
人と人との縁は、意識しなければ何でもないのかもしれないけど、こうして意識してみると、本当に不思議な物に思えてくる。
池さんと山の縁。
ヒイちゃんを接点にして、いろんな人が繋がっていく。
ひとつひとつ、繋ぎ会う人と人。
池さんを通じて、こうして深まる人との「縁」を思い、
心から幸せを感じる今宵。
自閉症の大ちゃんは言葉もなく、すぐにパニックを起こすので、出勤は大ちゃんと私の二人勤務。
午後から、山へ紅葉を見に行くことに。
ヒイちゃんの住んでいたあたりの大保木(おおふき)の山に向けて出発。
伊藤さんが元気なころに勤めていた「ふれあいの里」という小学校の跡地へと向かった。
私たちが、車を降りた時、ちょうどここのスタッフの人が建物から出てきた。
「あれっ!おばあちゃん!」
とヒイちゃんに駆け寄り、手を握った。ヒイちゃんはきょとんとしている。
「親戚のおばあちゃんです。」とその人は言った。
聞いてみると、その人はヒイちゃんにあこがれ、ヒイちゃんの暮らす山にあこがれ、自ら自給自足の山の暮らしを選んだという素敵な人だった。
不便な山に移り住み、子どもを育てていて、凛とした若いお母さん。
遠縁にあたるというその人は、ここから上にあがっていくとヒイちゃんの家があることやヒイちゃんのことをいろいろお話してくれた。
で、お茶を御馳走になりながら、私に聞いたヒイちゃん。
「ありゃ、だれぞ???」「ヒイちゃんの親戚の人らしいよ!」「そりゃ、知らんが・・・」
ヒイちゃんは、それなりに話を合わせていたけど、結局のところ誰なのかはわからなかったらしい。
でも、私たちは、「すごいな~」と思う。
ヒイちゃんは覚えてはないけど、確かにヒイちゃんの親戚だという若いお母さんがそこにいて、ヒイちゃんの昔を知っていて、私たちにいろんなことを話してくれている。
後でみかちゃんにこの話をすると、その人とは以前会ったことがあるという。
こうして、私たちはまた、新しい人と繋がっていく!
山を伝って!!
人と人との縁は、意識しなければ何でもないのかもしれないけど、こうして意識してみると、本当に不思議な物に思えてくる。
池さんと山の縁。
ヒイちゃんを接点にして、いろんな人が繋がっていく。
ひとつひとつ、繋ぎ会う人と人。
池さんを通じて、こうして深まる人との「縁」を思い、
心から幸せを感じる今宵。