弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「捜査」はせずとも 裁判官は「無罪の発見」する仕事

2021年04月19日 18時42分43秒 | テレビ
ドラマ化された「イチケイのカラス」の放送が2回終わり、今夜は3回目。
過去2回は時間を延長してまで、オリジナル脚本の一話完結で判決を出しており、制作陣の熱意がうかがえる。
もっとも、フジテレビの番組を評価する立場の弁護士からは、裁判官が「捜査」をするのはおかしいという批判が出ており、監修の弁護士も「捜査」という言葉を使うのはやめてほしいと頑張ったものの、プロデューサーに容れられなかったそうだ。
弁護士として、批判するのは当然のようにも思えるが、入間みちお裁判長のファンとして、敢えて擁護したい。
入間裁判長は、第1話では被告人の重要な情状を、第2話では被告人の無罪を明らかにする方向で、証拠調べを指揮していた。細かい刑事訴訟法の手続や用語からは確かに不正確と言わざるを得ないが、刑事裁判における職権行使のあるべき方向としては、決して間違っていないように思う。

8時ちょうどの「ひのとり」号で 私は出金 自己負担

2021年04月19日 07時47分19秒 | 名古屋・愛知
今日の出勤は、近鉄名古屋駅8時発の「ひのとり」号に初乗車。
問題は片道千円前後の特急券が、急行との比較で短縮時間が30分以内ということで、通勤手当に含まれず、自己負担になること。