弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

審判移行 後の「たんちょう」は 鶴の一声で まとめたい

2009年12月20日 02時24分43秒 | 裁判
家事審判法の乙類審判事項に関する調停では、調停委員の努力にかかわらず合意が成立せず、調停不成立になると、自動的に審判に移行する。
しかし、審問を開いて裁判官(家事審判官)が鋭意説得すると、案外、合意に至る場合がある。
このような場合は、改めて裁判官による単独調停に付した形を取って成立させる。これを略して「単調」と呼ぶ。