弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

徹夜してでも 判決書くよ 君が笑って くれるなら

2007年03月29日 21時09分38秒 | 未分類
転勤どどいつ(4)。
転勤間際の裁判官にとって、いつまで頑張って判決を書くべきかは大問題である。
当事者等のことを考えると、担当裁判官として審理してきた事件は自分で判決して行きたいという思いは尽きない。
結審さえすれば、転勤先に記録を持って行って判決を完成し、後任裁判官に代読してもらっても構わない。
しかし、これをやり過ぎると、転勤先で新しい事件も待っているので大変なことになる。
転勤直前まで精一杯頑張って、時間切れになったら諦めるという方が、健全なのかも知れない。