弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「怪談ナイト」で 全国行脚「稲川淳二」は 夏の季語

2023年07月24日 08時30分11秒 | 名古屋・愛知
http://www.inagawa-kaidan.com/
3年連続で名古屋で観覧した。
大昔と芸風が一変し、夏には欠かせない人になった。
今年もカンテレ「怪談グランプリ」が楽しみだ。

基本給の「性質 ・目的」などを 果たして検討 しているか?

2023年07月21日 19時52分27秒 | 名古屋・愛知
https://www.chunichi.co.jp/article/732843
昨日の最高裁判決から。
それぞれ名目の付けられた諸手当はともかくとして、果たして「基本給」についてまで、企業はその性質や目的を厳密に検討して全体の算定をしているだろうか。それほど深く考えて行っていないから、主張立証が不十分だったのではないかという疑問も拭えない。
理屈を言えば、①仕事の内容に応じた「職務給」、②個人の能力に応じた「職能給」、③年功序列の「勤続給」(加えて将来役職に付くことの期待を含む)に分けられるというのだが、後付けで何とでも説明できるような基準は好ましくないだろう。
そもそも僅か十万円前後の基本給を更に数個の内訳に細分化できるものだろうか。
明確な根拠により区分できなければ、①②③がそれぞれ3分の1ずつとして、①②だけでも3分の2となり、原審が認容した6割を超える。

パネル襲来 太陽光の 設楽原の 古戦場

2023年07月15日 12時16分00秒 | 名古屋・愛知
今日の中日新聞より。
https://www.chunichi.co.jp/article/729171

名古屋市長の 心の声が 漏れたか?「市民 討論会」

2023年06月16日 18時13分08秒 | 名古屋・愛知
中日新聞から
https://www.chunichi.co.jp/article/708985

もしも高裁に 裁判員いれば「豊川」の流れ 変わったか?

2023年06月07日 17時26分45秒 | 名古屋・愛知
今日の名古屋高裁決定から。
残る数少ない日弁連支援再審事件だが、今回も棄却だった。

https://www.chunichi.co.jp/article/705016

名張事件と同様に原裁判の一審は無罪判決だった。裁判員制度が施行される直前だったので、裁判官のみによる裁判での無罪である。

実は、客観的証拠が薄いにもかかわらず有罪認定をされた事件の方が、再審は難しい。例えば、専らDNA鑑定に依拠していた有罪判決であったならば、進化した再鑑定によって呆気なく覆ることは、足利事件や東電OL殺人事件に見た通りである。

もしも逆転有罪の原判決をした高裁に裁判員が入っていとしたら、一体どういう判断をしただろうかと想像する。
裁判員ならば、もしも自分が被告人だったとしたら、これくらいの証拠で有罪にされても仕方がないと思えるかどうか、熟考しただろう。

元々、原審記録を見直して、原判決を支持するかどうかの合議に参加する方が、裁判員には向いているのではないかと思っている。

憲法24条2項「個人の尊厳」の重み

2023年05月31日 08時54分43秒 | 名古屋・愛知
憲法24条1項は、「両性」の文言を用いているから、異性間の婚姻を規定していると解するのが素直である。
他方、同条2項は、婚姻のみならず「家族に関するその他の事項」に関する立法についても規定している。
「個人の尊厳」に「立脚」して、同性婚に関する法律も「制定されなければならない」と規定している解することも十分可能であり、むしろ自然な解釈かも知れない。
(参照条文)日本国憲法
第二十四条
1項 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
2項 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

憲法記念日 前例破り 集会後援「不承認」

2023年05月04日 12時47分57秒 | 名古屋・愛知
名古屋市が憲法記念日集会への後援を不承認
主催団体が抗議文
https://www.asahi.com/articles/ASR3K6D7SR3KOIPE01L.html
毎年楽しみにしていた愛知の憲法記念日集会だったが、今年は三重に留まる必要があり参加を見送った。
愛知憲法会議を中心とする有志が「市民のつどい」を長年開催してきたが、市が後援さえしないのならば、市独自の憲法記念日行事を開催すべきだろう。
もっとも、市長の姿勢からして、一体どんな政治色の集会になるか、とても心配ではあるけれど。

評価されてる 裁判官を 見向きもしない 裁判所

2023年04月29日 12時29分43秒 | 名古屋・愛知
弁護士ドットコム、4月下旬より日本初となる『弁護士専用の裁判官データベース』を提供開始
https://www.bengo4.com/corporate/news/article/x-bc0k3emj0

私が任官したのは20年余り前。
その直後から、①長官・所長による裁判官の人事評価と、②下級裁判所裁判官指名諮問委員会による再任の審査が始まった。
しかし、①では裁判の内容や評判等は評価されないし、②ではそもそも外部評価自体を一切受け付けていない。
理由は異なるだろうが、今度始まるという弁護士ドットコムのデータベースも、裁判官やその人事評価者は見られない。なお、横浜地裁では、有志弁護士が毎年、裁判官の評価アンケートを集約して冊子にまとめて裁判所に届けているというが、裁判官への配布等はされていない。
「裁判官の独立」への配慮という名目は分からないではない。しかし、いったん裁判官も人事評価の対象とすると決めてしまった以上、裁判自体への外部評価を埒外とするのは、本末転倒の感を拭えない。
その結果どうなるかというと、裁判所の内部で司法行政をリードしたとか、論文を発表したとか、裁判にとってはほとんど二の次のような実績を中心に、内部評価されることになる。最高裁事務総局・高裁事務局長・地家裁所長を経験した裁判官が司法行政の実績を重ねているのは当たり前だから、同じ人物が重任されていく。
裁判の中身は全く問われないどころか、判決の説得力や正当性の重要な指標となるはずの控訴率や破棄率については統計すら取られていない。ただ、裁判官ごとの未済件数や平均審理期間、最近ではウェブ会議期日の実施率などという外形的な統計数値だけで色々と指摘されれば、釈然としない思いを抱く者も当然いるだろう。

難民認定 難解「手引」分かりにくいと 言えなくもない

2023年03月25日 16時33分33秒 | 名古屋・愛知
難民認定、初の手引 LGBT・ジェンダー迫害明記 入管庁策定
(朝日)から
https://www.asahi.com/articles/DA3S15591255.html
「難民申請者が、迫害主体からどこの誰だと個別に把握されていないことだけで、直ちに迫害のおそれがないとは判断しない」のだそうだ。
「三重否定」とは、もはや悪文を通り越している。

前科があるのは 受刑者よりも「名古屋刑務所」刑務官

2023年02月26日 00時14分47秒 | 名古屋・愛知
https://www.chunichi.co.jp/article/642344
約二十年前の複数の受刑者死亡・暴行陵虐事件に続いて、同種の事件が発覚。
懲りない面々と言われても仕方がない。

白鷺城とは 似て非なるもの 石垣フン害「川鵜城」

2023年02月16日 19時12分51秒 | 名古屋・愛知
名古屋城、カワウのふんで望まぬ装い ボラを追って数百羽が飛来(中日新聞)

https://www.chunichi.co.jp/article/625868

今朝のテレビ朝日「モーニングショー」でも話題にしていた。
どうする名古屋市。

手切れできない「的屋」の類? 初の公表「露天商」

2023年02月02日 19時15分39秒 | 名古屋・愛知
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230202/3000027377.html

ジブリ王国 築いた知事の 進撃の壁を 破れるか?

2023年01月19日 20時42分45秒 | 名古屋・愛知
今日の毎日新聞から。
https://mainichi.jp/articles/20230118/k00/00m/010/321000c
敵対するあの市長でさえ対立候補を立てられず。
それにしても、共産党議員不在の唯一の都道府県になっているというのには驚いた。
私が名古屋で弁護士だった間は、常に1〜3人は愛知県議会にいた記憶だが。
事実上のオール与党か。
なお、私は三重県に転居したので選挙権はない。

弁護士時代は 徒歩0分の「熱田神宮 伝馬町」

2023年01月04日 19時45分26秒 | 名古屋・愛知
名古屋市営地下鉄の4駅が今日から改称された。
(写真)私が弁護士当時の法律事務所があったビル(写真左後方)の最寄り駅の名称は「伝馬町」から「熱田神宮伝馬町」へ。
熱田神宮の最寄り駅でもあることが分かりやすくなった。

行きは怖いが 帰りは酔い良い 市議会議長の 刺殺かな

2022年12月15日 23時22分12秒 | 名古屋・愛知
山県市議会 議長飲酒問題の影響続く|NHK 岐阜県のニュースより
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20221214/3080010304.html
帰りだったら良かったかも知れないのに。
随行した誰かに「刺された」のだろうか、議長の座を追われることに。