弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「地域手当」は 6から4へ 3から0へと「切り捨て」る

2024年08月17日 23時24分05秒 | 地域手当
まさに「地方切り捨て」の手当。
むしろ「都会手当」と改称する方が相応しい。

東海3県で最も分かりやすいのは、岐阜県。
岐阜市は6%から4%へ引下げ。
岐阜市以外は、これまで3%だった大垣市・多治見市・美濃加茂市・各務原市・可児市も含めて、全域が支給地から外された。

三重県は原則4%とされる一方で
鈴鹿市          12%→8%
四日市市         10%→8%
津市・桑名市・亀山市    6%→4%
と下げられた。

愛知県は原則8%とされ
豊田市・刈谷市      16%→12%
名古屋市・豊明市     15%→12%
西尾市・知多市・みよし市  10%→8%
と軒並み下げられた。

要するに、4%刻みの5段階にしたことに紛れて、東京都以外の%については軒並み4%以下の端数を文字通り「切り捨てた」のではないだろうか。
分厚い人事院勧告にも全く記載されていない%設定の根拠を開示させ、精査を要するところだ。