きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

民主党の代表選挙

2011-08-20 09:28:26 | Weblog
民主党の代表選挙        (2011.08.20)

民主党の代表選挙運動が活発になるに従い、名乗りを上げる候補者も多く、今のところ、「野田佳彦、海江田万里、鹿野道彦、小沢鋭仁、樽床伸二、馬淵澄夫、前原誠司、と言ったところが、出馬または、出馬を検討している。
どの顔ぶれも、総理としては二流品以下であるが、兎も角、菅さんに変わって何をしてくれるのかが、はっきり示されていないのが残念で、「なぜ菅さんを変える必要があるのか」の思いが再び持ち上がってくる様な雰囲気だ。

「ねじれ国会」「3党合意」などで野党に振り回された民主党は、野党との協調を最重要と主張する野田氏が本命と目されており、大連立も辞さないと言う姿勢だ。しかし増税の主張に反対する意見もあって難航している。他の候補も、はっきりした政策を掲げられないでいる。 何かを掲げると必ずその反対派がいて、党内が混然としており、数がものを言う世界では、明確にしない方が得策の様である。

小沢一郎氏も「小沢派」と言う多数派を利用して、いよいよ表舞台に浮上する事を画策している。従って、数を利用した主導権奪取の為なら、誰でも良いと言う姿勢だ。
この様な状況下では、菅内閣を変えても今よりも良くなるとはとても考えられない。

民主党も菅内閣を退陣させる前に、明確な党の方針を確立して、その方向に向けての後継者を選挙で決めるべきであるが、それが出来ない政党では、分裂して解散した方が良いのではないかと思う。何と言っても最大の欠陥は「利権と金の亡者である小沢派が存在する事である」。小沢派が存在する政党では、クリーンで透明な国の改革は出来ないと思います。
(えびなたろう)