きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

如何しても“クリーン”になれない民主党

2011-08-28 09:03:54 | Weblog
如何しても“クリーン”になれない民主党      (2011.08.28)

何処の国でも“トップリーダー”は「大統領」とか「首相」と言われる人であるが、日本ではその上に、「コントロールする陰の“黒子”」が存在する。

だから、「サミット」と言われる国際会議でも、菅総理の発言に対して「勝手な発言だ」とか「思いつき発言だ」とか言われ、大臣自らも「何も相談の無い発言だ」と言ってあたかもルール違反な発言の様に言っている。

「サミット会談」とは「頂上会談」と言う事で、その国のトップの忌憚のない発言で有ることに発言の価値があるのである。 国の内部で相談して決めた発言で有れば、トップでなくても良い事で、会談の内容に全く価値は有りません。

党の代表と言うのは一党の最高リーダーで有って、リーダーの意向に全員が協力するのが当然のルールである。

所が、日本の民主党は、代表の上に陰の“黒子”が存在する。それが「小沢一郎」と言う会員資格停止中の党則違反で謹慎中の人物である。

「クリーン」を売り物にする民主党にとって、クリーンになれないその理由は、小沢一郎の存在で、彼の唯一の信条は、「金と利権と数の力」であって、師と仰いだ「田中角栄」「金丸信」に教えを受け継ぎ、政治家と言うより、政治の裏街道ばかりを歩いてきた、「政治やくざ」と言われる部類の人物である。

今回の代表選挙に最も浮上して来たのが小沢一郎で、どの代表も挨拶に訪問している。これでは民主党に期待するものは何もありません。
今まで菅さんが、唯一反小沢の姿勢を示し、彼を党則違反で、「会員資格停止」処分にしたことは、国民の拍手を得ていた事である。

明日には代表が決まるらしいが、小沢氏のリモートコントロールで動く首相が誕生する事になれば、この国の前途は暗闇と言わざるを得ないだろう。
(えびなたろう)