きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

クリミヤ自治共和国をロシアに編入

2014-03-19 12:25:27 | Weblog
クリミヤ自治共和国をロシアに編入      (2014-03.19.)

ロシアのプーチン大統領は18日、ウクライナから独立を宣言したクリミヤ自治共和国と、セバストポリ特別市を、ロシアに編入する方針を表明した。

ロシアが帝政時代から、クリミヤを領土として歴史的経緯と、現在の民意を強調する独立論理で編入を正当化した。そして、「我々の領土の近くや、歴史的なテリトリーで、軍事機構が、のさばるのは反対だ」とのべ、安全補償面での譲れない一線で有る事を強調した。

そして、クリミヤとロシアとの歴史的関係を10世紀に遡って紹介し、ウクライナの新政権に付いて、「クーデターで過激派が権力を握った」と批判し、「クリミヤは強く堅固な統治権下にあるべきで、其れはロシアしかない」と強調した。

プーチン大統領の演説は、このほか色々な事を主張しているが、中でも重要な事は、「クリミヤにロシアは軍事介入していない」と言う事と「クリミヤ住民の投票、独立宣言は国際法に合致している、違法の批判は根拠が無い」と言う事である。

此れに対し米国をはじめEU諸国はロシアの行動を批判している。軍事的な結束のもと対抗を強めれば、新しい形の冷戦時代を呼び起こす事に成りそうだが。新しい時代の冷戦は、資源を始めとする経済戦争で、グローバル時代の今日では、遣れば遣る程、お互いに悲劇を蒙る事は間違いなく、また。その被害が全世界に波及するのは、確実である。

言い分は、どの国にもあるが、折角プーチン大統領も武力による、力の誇示を否定し、地域による住民の意見を重視する姿勢は、立派なもので、世界平和の旗振り役を米国に変わってやってくれると思われる所まで行っている。

近代的な国際紛争は、資源や、経済戦争が主体で、その影響は全世界に及ぶ。
この際オバマ大統領も、プーチンとは、何としても仲良くし、米ロの話し合いで、諌める事に努力をお願いしたい。中国・韓国は考える事が間違っている。それは自己中心主義であるからだ。ねじれた考え方は何処か、必ず、間違っている。

今後は、米ロが、世界の調停役になって、事なき事を望む者である。
(えびなたろう)


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