きまぐれ発言

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軍も解体出直しを!

2014-06-05 12:22:09 | Weblog
軍も解体出直しを!        (2014-06.05.)

韓国の客船「セウォル号」沈没事故で政府や海洋警察等が大きな批判をうけ、国民から呆れられている。韓国では、其の為に海洋警察の「解体出直し」を決めのであるが、今度は軍も「解体出直しを」、の声が上がっている。

其のトラブルと言うのは、「戦闘機がミサイルを落としたとか、」「20億円掛けて自慢の無人偵察機は、やく立たずで、墜落したとか、」「空軍基地の滑走路も手抜き工事で、凸凹になり使用停止だとか、」更に飛行時間が足りなくても、「機長」の資格を与える訓練偽装が過去何年にも渡って常態化していた事が発覚。「セウォル号」の事故反省を生かすどころか、不正は底なしの様相を呈していると言う事だ。

5月1日には200億ウオン(約20億円)かけて開発した陸軍無人偵察機「ソンゴルメ(隼)」が近郊の山に墜落、中央日報電子版に寄れば、ソンゴルメは全長4.8メートル幅6.4メートル時速150キロで5時間近く滞空でき光学センサーで数キロ離れた所まで偵察が出来る性能と紹介しているが、制御不能で墜落したと言っている。さらに今回の事故を切欠に韓国空軍ではこれまでに操縦ミスで偵察機が10機以上墜落した事も明るみに出ている。日本円で200億円以上の損失だと言う。

韓国空軍では飛行訓練を終えたあとコンピュータに飛行時間などのデーターを打ち込んで管理している。その時に「機長」「副操縦士」「航法士」「教官」「学生」等々の区別がないまま。すべて「機長」として証明書を発効していた。此の事は、横に座っていただけの乗組員にも離着陸回数や、操縦回数が実績として与えられる事を意味する。こうした訓練偽装が行われる背景として指摘されたのが、除隊後の就職活動である。軍を離れて民間で再就職のときパイロットの肩書があれば有利であり、飛行時間が多ければ民間航空会社への就職も可能になると言う事で、この様な偽装が常態化していると言うことである。

此の事は、空軍の軍人にとっては「秘密の利権のようなものだ」と言われている。

訓練して居なくても訓練した事になる隊員。其れと同じく、整備していなくても整備した事になると言う悪しき慣行が、連続事故の原因ともいえる。韓国では海洋警察の解体が決まったが、軍も一度解体して出直す事が必要では無いでしょうか。
(えびなたろう)


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