きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

野党の再編が必要

2013-08-08 10:28:55 | Weblog
野党の再編が必要        (2013-08.08)

先月の27日に“「野党再編」が必要”とブログに書いたが、此の再編に反対を表明しているのは「民主党では」海江田万里代表、「みんなの党では」渡辺喜美代表だ。しかし、与党である自民・公明2党に対し、対抗する野党が何と10党もあると言う事は、総投票数を比較しても野党側に不利になり、其のため選挙結果は3分の2以上の当選者を得た与党が誕生し、最早誰のチェックも受けずに政策運営が行われるのである。

与党に反対する野党は10党も必要なのだろうか、特に大きな政策の違いが有るわけでもなく、バラバラな意見を数多く言い合ってみても、国の未来に貢献するとは思えません。
だから、野党の再編が国の為にも欠くべからざる必要なのであるのです。

今朝の新聞ニュースで、「みんなの党」の渡辺代表が、江田幹事長を更迭したニュースを見てびっくりした、両者の意見の違いは聞いていたが、一般に代表とは、党は小さくても一城の主であるから、女房役の幹事長にうるさい人とは上手く行かないと言われている。漏れ聞くところでは、クリーンな経理処理が意見の違いを読んだと言われている。そう言えば江田氏の性格は、クリーンその物で、父親が警察官だっただけに、子供の時から、間違った事は嫌いと言う性格だ、片や渡辺氏は父親が政治家だから、多少その辺の違いは有るのだろうが、其れよりも一城の主に成った事が、自由気ままに遣れない事に不満を持ったのかもしれない。

しかし、江田氏も橋本首相当時、筆頭の内閣秘書官を経験している人材だけに、両者が仲たがいした事は、日本の政治に取っても、大きなマイナスである。今となっては、仕方がないが、目前に野党再編の動きが胎動している中では、江田氏の処遇や、民主党の細野氏の処遇にも必然的な動きを感じざるを得ない。願わくは、野党再編の中心的な存在になって欲しいと思います。

野党の存在が10党もある事は、夫々の政党代表が、国の有るべき姿よりも、自分の存在を強くアピールする事だけを考えて居る事の表れで、この様な事では日本の政界の進歩・改革は有りません。むしろ此の事を理解しているのは、いまは、表面には出てこないが、隠れた所で期の熟すのをじっと待ち構えている政治家が沢山います。

此れからの日本の政治を運営する事は、世界の政治を安定させ、運営する事では無いでしょうか。そして、その様な流れを作る政治家が現れる事です。
いまや、世界経済は、一国だけで処理できる問題は一つも有りません。其の事に目を向ける規模の大きな政治家が必要です。
(えびなたろう)