きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

唐家璇の来日は?

2013-03-09 15:11:42 | Weblog
唐家璇の来日は?       (2013-03.09.)

中国の前国務委員の唐家璇(とうかせん)日中友好協会会長(75)が3月下旬に来日する事が今日の毎日新聞に報じられている。
唐家璇と言えば、外務大臣も経験している、親日家と言われているが中々の辛口で、私には余り親日とは思はないが、中國国内では、中々の政治家で、人気度も高い人物である。

その人が、何のために来日するのかと思ったのであるが、日中友好協会の中国側の会長と言う事で、日本で友好協会の一層の発展の為に双方の有識者が政治・文化・科学技術等に付いて議論をする事が必用だとして、来日するそうです。

そして、其の“ついで”に東京へも来て、安倍総理を始め日本の有力者とも会って、「尖閣諸島国有化や、反日デモの激化など日中関係が悪化した問題や、14日に国家主席に就任する中国共産党の習金平(しゅう・きんぺい)総書記との首脳会談実現を行える様、調整する事を任務として来日すると奉じている。

恐らく、本当の目的は、“ついで”の方ではないかと思われる。中国との関係悪化は「尖閣諸島問題からで、日本の護衛艦にレーダー照射したり、領海侵犯は、既に常態化している。安倍政権は緊張緩和を模索しているが、中國は話に乗ってこない、むしろ、挑発行為は、数回にも及んで、きわどい場面をつくっている、日本は絶対、その手には乗らない、国際社会からの評判も落としている状態では、中國も焦っているのではないでしょうか。

今回中国は、習金平政権に変わって、最初のスタート時点から日中関係を悪くすることは、決して中国に取っては得策では有りません。だから、話し合いの切欠け作りに、来日したのではないでしょうか。

いくら中国が武力で強くても、周りの国々から好感が持たれる国でなければ、国際社会の国々は協調感を持ってくれません。中国は其の事を感じ取ったのではないでしょうか。
(えびなたろう)