きまぐれ発言

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北朝鮮の衛星打ち上げに中國も反対を表明

2013-01-24 12:58:58 | Weblog
北朝鮮の衛星打ち上げに中國も反対を表明     (2013-01-24)

北朝鮮による「人工衛星打ち上げ」に国連安全保障理事会が追加制裁を強化する事に、いつもは慎重姿勢だった中国が今回は賛成に回った事に世界は注目している。
国連の決議は「北朝鮮が弾道ミサイル技術を使った発射や核実験をすれば「重大な行動を取る」と言う決議で、今までにない強い制裁処置である。

それに対し北朝鮮外務省は直ちに反対声明をだし、核実験を行なう事を示唆している。北朝鮮は従来のプルトニュムだけではなく、ウラン濃縮による核開発を進めている。既存の施設でプルトニュームの抽出活動は止まっており、その保有状況は推測出来るが、秘密裏に行っているウラン濃縮に付いての実態はつかみにくく、北朝鮮の核開発は今迄とは異なる段階に入ったものと思われる。

中国もこの段階で、ミサイル実験を続ける様では、北東アジアの安定は脅かされるばかりで、甘い対応は「中国の利益にもならない」と判断したからではないでしょうか。
また、この様な姿勢が、習近平総書記体制の象徴性を示す事に成り、北に対する外交圧力を示したのではないでしょうか。

昨年12月12日の北朝鮮による「大陸間弾道ミサイル(ICBM)級」の発射の時も、発射直前まで中国は、「国連安保理決議違反だ」と異例の指摘をし、慎重に行動する様警告を送っている、其れを無視して、発射が強行された事には、今回中国の思い入れには、「これ以上北朝鮮の肩を持つことは出来ない」と言う姿勢が窺い見ることが出来る。

北朝鮮は、国際社会の総意に背いて、「行う行動には未来はない」と言う事を深く自覚する時ではないでしょうか。
(えびなたろう)