きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

自民党総裁選、5人も立候補

2012-09-14 10:48:33 | Weblog
自民党総裁選、5人も立候補       (2012.09.14.)

今日から自民党の総裁選の告示受付が始まった。「近いうちに」衆議院の総選挙が予測されるだけに、次期選挙で自民党に政権が来れば、総裁に成る事が即、首相に成る事であるから、首相を経験したいと夢見る人は、形振り構わず立候補すると言う事になる。

従って、政策無くして「成りたい欲望に駆られて出る人」も今がチャンスと立つ候補もいて、5人もの候補者が乱立している。

夫々の候補者は、自分が立って「何をしたいのか」「どの様にしてやるのか」他の候補と何処が違うのかも、明確にして居ない。寧ろ、後押ししてくれる派閥の顔色や、仲間集めに懸命になって居る、今迄の自民党選挙の延長、そのままである。

確かに近いうちに選挙が想定されているが、次の選挙は今迄と違って、国民の大半は日本の「行政改革」を願って居る。中でも大阪市の橋下市長が提唱する、「日本維新の会」は国の統治システムを変えたいと、述べ、「官僚任せの国の統治を変えない事には、この国は変えられない」とまで言い切っている。

そして、国民はその説に共鳴して、大変な盛り上がりを見せている。その様な世の中の中で、大政党と言われた、自民党の総裁選では、もっと活発な「改革に向けた政策論議」が行なわれるのが、当たり前ではないでしょうか。

其れでも候補の中には、今迄と違った、特異な候補が存在している、それは「安倍信三」候補である、彼は元首相を経験している。その経験がこの国を改革する人材に必要な要素で、あると思うからです。

そして、彼の首相経験時代に、官僚の無作為な管理が国民年金の記録不明と言う不詳事件にまで発展し、また、彼自身も健康を害して、其の事が、予期せぬ首相辞任の止む無きに至ってしまったのである。

 彼はその時の、「断腸の思い」と、歯を喰い縛った「無念の悔しさ」が、今回の立候補に注がれている事である。

今迄の彼の言動から、改革の必要性は無論、橋下氏が唱える「日本維新の会」の考えと共通するところがあり、日本を変えてくれるリーダーとして、熱意と思いが備わっている、立候補者であると思ったからです。
(えびなたろう)