きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

消費税増税法案通過で一段落

2012-06-27 11:02:14 | Weblog
消費税増税法案通過で一段落       (012.06.27.)

日本の国は瓦礫も山の様に溜まっているが財政赤字も、山の様に積み重なり赤字国債は1000兆円を超えて居る。

まさに世界一の借金大国である、国際社会からも警告が発せられ、格付けランクも下げられると言う情けない状態にある。従ってその回復の為にも増税を敢行したいと野田政権は歴代政権が最も嫌がる「増税法案を政治生命を賭けて通過させる」と宣言した。

私は大変勇気のある発言であるとの思いから、彼の実行力を期待して賛意を表明していたのである。それが昨日衆議院を通過した事に先ずは、「良くやった」と評価したいと思います。

しかし、此の増税法案に同じ民主党内で、党の代表の意向に反して、小沢一郎・鳩山由紀夫(夫々元党代表経験者)が扇動する造反行動をお越し、其れに共鳴して反対投票をした党員が57名いたと言う事は一般常識では考えられない事であります。

法案自体は野党の協力もあったので可決はしたが、党首の政治生命を賭けた意向に反して造反行動をとると言う事は、明らかな党則違反であり党内規律を乱す物で、その様な事が、党内で許される訳は有りません。野田総理は即座に除名勧告を宣言するのかと思いきや、「幹事長と相談して党内で処分を考えたい」との事である。

そして、反党行動を行った党員も、「離党する気はない」と言っている、「民主党」と言う政党は、真に不思議な、可笑しな政党であると言わざるを得ない。
この様な政党が国政を行っているから、普通考えてもやらねばいけない事も「遣れない」「やらない」が続いており、結局何も「遣らない政権」になって居るのである。

投票が終わってまだ1日目だからまだ早軽に判断出来ないが三日経っても変わらなければ、最早民主党には何の期待を持つことは有りません。
また、小沢一派も何処へ行っても門前払いの浮き根の旅を繰り返す事になるのではないでしょうか。
(えびなたろう)