きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

ロシアの戦勝パレード

2008-05-10 10:57:24 | Weblog
ロシアの戦勝パレード     (008.05.10.)

ロシアは冷戦崩壊後、軍事パレードは行なわないのかと思っていたが、今回18年ぶりにパレードがおこなわれた。その目的は、「大国ロシア」の復興を内外に誇示するためらしいという事です。

全く今の時代に戦車や、ミサイル、色んな兵器の行列を行い其れを国内外にアピールして大国の姿を誇示しようと、言うのだから全く滑稽で成らない。

あの兵器は、何処で何に使うのか、使う事によって、弱い国を征服しようとするのか。そんな事を現代でも思っているようでは、余りにも時代遅れな国際感覚と言わざるを得ない。

一昨日のBlogでも述べたが、一党独裁の共産主義国家は国の力を示す要素は武力が一番だ、と思っている、そして軍人の幹部に成れば、胸に勲章を付ける所が無いぐらい一杯に付けて、厳しい顔をして得意になって居る。北朝鮮の軍幹部に良く見られる光景だが、子供騙しの様な滑稽な姿だ。

近代国際社会では、国の力を示すものは、世界の国々から信頼される信頼力のある国である。
そのためには経済力・技術力・国際貢献の出来る国々の事を大国と言うべきではないでしょうか。

いまや地球上の何処の国も国際協調の中で生きているので、一国単独で生きてゆくことは出来ません、ミャンマーもサイクロン災害では、何一つ国民に対する対策が取れていない、軍人だけは立派でも100万人の国民は食料も無く他国からの救援を待ち望んでいるではないか。

ロシアも、石油資源の潤いで、プーチンさんも景気が良いようだが、国の基盤に成る技術力・産業力は大した事はありません、世界のリーダーとして、国際貢献も出来る余裕もありません、国の面積だけは大きいが、決して大国では有りません、其のロシアが18年振りに軍事パレードなどをやり、大国振りを誇示すると言うのだから、滑稽にしか世界は見ていないでしょう。
北朝鮮の核実験のような子供の火遊び程度の事です。
(えびなたろう)