きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

内閣支持率18%

2008-05-03 10:29:40 | Weblog
内閣支持率18%      (008.05.03.)

毎日新聞の世論調査で、福田内閣の支持率は、遂に20%を切り18%と先月調査より6%の低下となった。
内閣支持率が20%を切るということは、政権運営上の危険水域と言われてきているがそれでも福田総理は「絶対に解散はしません、皆さん安心してください」と言っている。

「安心してくれ」とは自民党の議員に向って言っているので、彼等は今選挙をやれば落選の憂き目に遭う事を想定しているからで、国民にとっては、この様な危機的状態に心配せずには居られない気持は全く解っていないのである。

今回の調査で特に注目したい事は、政党支持率に付いても民主党が28%の支持をえて自民党の20%を大きく上回り今までと逆転した事である。此れは明らかに政権交代を国民が望んでいる事で、今までは、内閣支持率が落ちても政権は自民党にと言う傾向があったが今回は明らかに逆転している。

この事は、個々の自民党議員に付いても大いに反省すべきで、民意がハッキリと「ノー」を表明しているにも拘らず、福田総理の衆議院3分の2勢力を使った強引な法案可決の遣り方に、党員誰もが反発する事をせず、3分の2勢力のぬるま湯に安住している姿に、党員としての責任を問うているのである。

自民党がこの様な事態になれば、今までなら、誰か反発する議員もいたが、今は全員が長いものに巻かれている姿で、鳴りを潜めている。

今日の報道に、またまた、国土交通省の道路財源から天下りしている3社に多額の工事を受注させている事が発覚している。

日本の公共工事が他国に比べて数倍の高値で遣らせていること事態税金の無駄遣いであり、不要な特殊法人の温存とOBの天下りを容認してきた、この改革に何の対策も採らずにガソリンの増税や、後期高齢者医療制度と言う締め付けを遣っている、国民の反発するのは当たり前の事ではないか。

この様な事に、国民は「ノー」の表明を発信し続けているのです。
(えびなたろう)