NAO日和

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<10月の鑑賞予定映画>

「ふれる。」「シビル・ウォー アメリカ最後の日」「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」「八犬伝」

「空の青さを知る人よ」

2019年11月04日 | 邦画

~これは、せつなくてふしぎな、二度目の初恋の物語~

2019年  日本映画  (2019.10.11公開)
配給:東宝    上映時間:108分
監督:長井龍雪
制作:Clover Works
原作:超平和バスターズ
脚本:岡田磨里
キャラクタデザイン:田中将賀
音楽:横山克
主題歌:あいみょん 「空の青さを知る人よ」
声の出演:吉沢亮(金室慎之介/しんの)/吉岡里帆(相生あかね)
     若山詩音(相生あおい)/松平健(新渡戸団吉)
     落合福嗣(中村正道)/大地葉(中村正嗣)/種崎敦美(大滝千佳)

<見どころ>
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』
シリーズで知られるクリエイターチーム「超平和バスターズ」が再び結集したアニメ。
ミュージシャンを夢見る女子高生、亡き両親の代わりに彼女を育てる姉、売れない
ギタリスト、過去から時間を超えてきた男子が織り成す不思議な四角関係を描く。
声の出演には吉沢亮、吉岡里帆、若山詩音がオーディションで選出され、松平健も
参加している。

<ストーリー>
ミュージシャン志望で17歳の高校生・相生あおいは、両親を亡くして以来、
恋人との上京を断念し親代わりに自分を育ててきた姉のあかねに負い目を感じて
いた。あるとき、あかねの元恋人で上京してから音信不通になっていた金室慎之介が、
音楽祭のために町へ戻ってくる。同じころ、13年前の過去から時間を超えてきた
18歳の慎之介・しんのがあおいの前に現れる。

<感想>
実のところ、個人的に「天気の子」より期待していた作品。
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』
続く、超平和バスターズによる秩父3部作のラスト映画。

 
姉の元カレ(しんの)が、13年前の姿で突如現れ、そして大人になった元カレが
秩父に帰ってきて、奇妙な四角関係が始まる。。という展開。
姉妹双方の気持ちが共感でき、あおいの素直になれなくて気持ちと裏腹な
言葉ばかり出てしまう心情も理解できます。この年頃にはよくありますよね。
私も高校の時、そうだったよなぁ~なんて。

 
前半、店舗遅く感じましたが、後半、しんのが気持ちを爆発させ、
結界を破壊して飛び出していくシーンは、ちょっと胸が熱くなりました。
印象に残ったのが、姉・あかねの卒業文集での一文。
井の中の蛙、大海を知らず。されど、空の青さを知る
⇒狭い世界で一つのことを突き詰めたからこそ、その世界の深いところまで
 知ることができた
あおいが、この意味を理解して終わったラスト、良かったです。

あと、驚いたのが吉沢亮さんの声優としてのうまさ。
1人二役という難しい役柄でしたが、きっちり声色を変えて演じていたのは
素晴らしかったです。これだけうまければ、今後声優のお仕事も増えるかも?
そういや「キングダム」でも一人二役をしっかり演じ分けられていましたね!
俳優いても声優いても、これから益々楽しみな方です。

姉妹愛やしんののあかねに対する熱い想いに胸が熱くなりましたが
号泣まではいかず。

でも、「天気の子」よりこちらの作品の方が好みでした。
超平和バスターズ、はずれなしです。

点数:8点 (10点中)

コメント
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