NAO日和

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<7月の鑑賞予定映画>

「フェラーリ」「キングダム 大将軍の帰還」「メイ・ディセンバー ゆれる真実」「もしも徳川家康が総理大臣になったら」

「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

2018年04月11日 | 洋画

~伝説のリーダー、真実の物語~

2017年  イギリス映画  (2018.03.30公開)
配給:ビターズ・エンド / パルコ  上映時間:2時間5分
監督:ジョー・ライト
脚本・製作:アンソニー・マクカーテン
プロダクションデザイナー:サラ・グリーンウッド
衣装:ジャクリーン・デュラン
音楽:ダリオ・マリアネッリ
特殊メイク・ヘア&メイクデザイン(ゲイリー・オールドマン): 辻一弘
出演:ゲイリー・オールドマン/クリスティン・スコット・トーマス/リリー・ジェームズ
      
スティーヴン・ディレインロナルド・ピックアップベン・メンデルソーン

<見どころ>
『つぐない』などのジョー・ライト監督と、『裏切りのサーカス』などの
ゲイリー・オールドマンが組んだ歴史ドラマ。第2次世界大戦下のヨーロッパを
舞台に、苦渋の選択を迫られるウィンストン・チャーチルの英国首相就任から
ダンケルクの戦いまでの4週間を映し出す。チャーチルの妻をクリスティン・
スコット・トーマスが演じるほか、リリー・ジェームズ、ベン・メンデルソーンらが共演。
『博士と彼女のセオリー』などのアンソニー・マクカーテンが脚本を担当している。

<ストーリー>
第2次世界大戦勃発後、ナチスドイツの勢いはとどまることを知らず、フランスの
陥落も近いとうわさされる中、英国にもドイツ軍侵攻の危機が迫っていた。
ダンケルクで連合軍が苦戦を強いられている最中に、英国首相に着任した
ばかりのウィンストン・チャーチル(ゲイリー・オールドマン)がヨーロッパの命運を
握ることになる。彼はヒトラーとの和平か徹底抗戦かという難問を突き付けられ……。

<感想>
英国がヒトラーに屈する寸前での首相就任から、ダンケルクの戦いまでの
27日間に焦点を当てた作品。

 
本作の第一の見どころは、先のアカデミー賞で日本の辻一弘さんが受賞した
ゲイリー・オールドマンを驚異の技術でチャーチルへと変身させた特殊メイクの技術。
どこから見てもチャーチル首相にしか見えない。
加えて、姿勢やしゃべり方まで似せたゲイリー・オールドマンの演技も必見です。

 
私は当然、この時代に生まれていないので、チャーチル首相のイメージは
Vサインを広めた人、葉巻をしょっちゅう加えてる、変人、ノーベル平和賞を受賞した
ぐらいの認識しかありません。

戦争だから、やはり犠牲が出てしまうのは、仕方ないことなのかもしれない。
それだけに、チャーチルがこういう決断を下すまでの苦悩・葛藤は計り知れない。
ダンケルクの兵士33万人を救出した裏には、カレーにいる仏の友軍を
見捨てなくてはいけない現実も受け入れなくてはいけない。
誰かを救うために、誰かを犠牲にしなくてはいけない、戦争はやはり残酷。

だから、秘書の「何人助かるんですか?」という言葉は重くのしかかりました。

昨年公開されたノーラン監督の「ダンケルク」の裏側のお話なので、
「ダンケルク」も併せて観たほうがよりわかりやすいですね。

あと、ジョージ六世も出ているので、「英国王のスピーチ」も観たら
関連性がわかり、より面白く観られると思います。

戦争史を知る上では、とても勉強になる映画でした。

点数:8点 (10点中)

コメント
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