NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

♪お知らせ♪

★いきなりのフォロー申請は、申し訳ありませんがお断りさせていただいておりますのでご理解ください。                                        ★ブログ本文と関連性が低いコメントは、削除及びスパムとして報告させて頂く事があります。 また、名前が無記名(Unknown)のコメントも、削除させて頂きますのでご了承ください。

<8月の鑑賞予定映画>

「ブルーピリオド」「ボレロ 永遠の旋律 」「ラストマイル」

「幸せへのキセキ」

2012年06月14日 | 洋画

~最愛の人の死から立ち直ろうとする家族の<軌跡>を描く、
                    実話から生まれた<奇跡>の物語~

2011年   アメリカ映画     (2012.06.08公開)
配給:20世紀フォックス映画       上映時間:124分
監督:キャメロン・クロウ
原作:ベンジャミン・ミー
脚本:ベンジャミン・ミー/アライン・ブロッシュ・マッケンナ
音楽:ヨンシー
出演:マット・デイモン/スカーレット・ヨハンソン/トーマス・ヘイデン・チャーチ
    エル・ファニング/パトリック・フュジット

<見どころ>
閉鎖した動物園付きの家を買った主人公と2人の子どもたちが、愛する人の死から立ち直り、
感動の奇跡を起こすまでを紡ぐヒューマン・ドラマ。
イギリスのコラムニストであるベンジャミン・ミーの実体験を基にキャメロン・クロウがメガホンを
取り『インビクタス/負けざる者たち』のマット・デイモンが主人公を演じる。
ほかに、スカーレット・ヨハンソンやトーマス・ヘイデン・チャーチ、エル・ファニングらが共演。
繊細で希望にあふれるストーリーや、シガー・ロスのメンバーであるヨンシーが手掛けた音楽
にも癒やされる。

<ストーリー>
半年前に愛する妻を失ったベンジャミン(マット・デイモン)は仕事を辞め、悲しみの渦中にいる
14歳の息子と7歳の娘と共に郊外へ引っ越す。そこは閉鎖中の動物園で、敷地内には動物が
暮らしていた。ベンジャミンは動物園の再建を決意するも、資金難が発生するなど悪戦苦闘の
日々が続く。しかし飼育員や地域の人々に支えられ、少しずつ再建は進んでいき……。

<感想>
実話ものに弱いので、早々に行ってきました。

英国のジャーナリスト、ベンジャミン・リーの自伝の映画化したものですが
動物園つきの物件っていうのにまずビックリ。よく買ったなぁ・・・。

「ボーン・アイデンティティ」のマットもいいけれど、こういうほのぼのとした役のマットの方が
個人的には好きかな?この役もピッタリはまっていて、最近のマット作品では一番好きかも?


愛する妻に先立たれて、悲しみのどん底に立たされるけれど、子供をちゃんと育てなくては
いけないから、なかなか泣くことも出来ない。子供が寝静まった後、1人パソコンを開けて
妻の写真を見るベンジャミンの姿には泣けましたねぇ~。
そして、失った人を忘れるのではなく、深く愛し続けながら徐々に悲しみから立ち直っていく
ベンジャミンに共感がもてました。

この作品、マットの好演はもちろんですが、それぞれ世代の違う女優3人の好演も光りました。
 
飼育係の女の子は、ダコタちゃんの妹、エル・ファニング。
今勢いのあるティーン女優さんですよね、すんごいキュート。
そして、おませなロージーを演じた子もすごく良かった。
で、なんといってもスカーレット・ヨハンソン。
セクシーを抑えて、健康的な色気を出した飼育係を演じていました。
この方、作品にあわせて色気の出し具合を変えて行くのがお上手ですね。

 
 
邦題タイトルの<キセキ>は、見ていると「奇跡」と「軌跡」の両方が言えますね。
でも、個人的には、傷心の家族&閉園してしまった動物園を「再生」するお話のように
感じました。

下手すると、お涙頂戴になってしまうお話ですが、演出がうまいおかげでそれは回避されています。
なにより演じている俳優さんがそれぞれ自然でよかったですね。

エンドロールに、その後の家族・動物園のことが書かれていますが、これも良かった~。

お金と時間があったら、この動物園に行ってみたいです。

点数:8点 (10点満点) 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする